asayanのブログ

趣味を中心に、感じたことを書いていこうと思います。

お知らせ

近ごろ、更新を怠っています。コメントへの返事が遅くなります。どうぞ、ご了承ください。

16ページ

2018-05-27 23:24:08 | 「Wuthering Heights Vol.1」(嵐が丘)を原文で読む
★(5行目)
(前文省略)I'll hurt you seriously! I'll have you all modelled in wax and clay!

★(7行目)
(前文省略)―I'll not say what he shall be done to ―but, you'll see! Go,I'm looking at you!

★★(10行目)
The little witch put a mock malignity into her beautiful eyes,(以下省略)

★★(12行目)
I thought her conduct must be prompted by a species of dreary fun; and, now that we were alone, I endeavoured to interest her in my distress.

★★(16行目から31行目まで)
❞Mrs. Heathcliff,❞ I said earnestly, ❝you must excuse me for troubling you. I presume, because, with that face, I'm sure you cannot help being good-hearted. Do point out some landmarks by which I may know my way home: I have no more idea how to get there than you would have how to get to London!❞
❝Take the load you came.❞ she answered, ensconcing herself in a chair, with a candle, and the long book open before her. ❝It is brief advice, but as sound as I can give.❞
❝Then if you hear of me being discovered dead in a bog or a pit full of snow, your conscience won't whisper that it is partly your fault?❞
❝How so ? I cannot escort you They wouldn't let me go to the end of the garden-wall❞
You! I should be sorry to ask you to cross the threshold, for my convenience, on such a night❞ I cried.

★(31行目  [I cried.]から続く)
❝I want you to tell me my way, not to show it:(以下省略)

16行目から長くなったけど、省略せず記載した。
最後の一行は、中学英語で習いそうで、しかも一文でも意味が分かるだろうと思い、分けて掲載した。
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15ページ

2018-05-25 16:29:48 | 「Wuthering Heights Vol.1」(嵐が丘)を原文で読む
★(1行目)
I could not help exclaiming. ❝The roads will be buried already; and if they were bare, I could scarcely distinguish a foot in advance.❞

★(7行目)
❝How must I do?❞ I continued,(以下省略)

★(8行目)
There was no reply to my question;(以下省略)

★18行目)
(前文省略)and it's no use talking ―(以下省略)

★(20行目)
I imagined, for a moment,(以下省略)

★(23行目)
Mrs. Heathcliff, however, checked me by her answer.

★★(25行目〜16ページ1行目まで)
❝Are you not afraid of being carried away bodily, whenever you mention the devil's name? I warn you to refrain from provoking me, or I'll ask your abduction as a special favour! Stop! look here, Joseph,❞ she continued, taking a long, dark book from a shelf; ❝I'll show you how far I've progressed in the Black Art: I shall soon competent to make a clear house of it: The red cow didn't die by chance: (以下省略)(chance:が16ページ)
*巻末のnotesによると [Black Art = magic] と記してある。
所有の『新コンサイス英和辞典』には、「魔術、妖術」と載っている。
notesによると [make a clear house of it] は「全く通暁する」と書かれている。


25行目から長文になったけれど、訳本と読み比べて面白い箇所だと思ったので、そのまま書き写した。
見過ごしてしまいそうな文章 [taking a long, dark book from a shelf] だが、long と darkの単語が訳本と自分の感覚とで微妙に異なり興味深く味わえた。
誰もが知っている[long]と[dark]に、どんな日本語を当てはめるだろうか?

そしてどんな本を想像するだろうか?

人は皆十人十色、違う形や色の本をイメージするかもしれない。

英文から日本文を考えたり他人の訳と比較した時、翻訳の難しさと奥深さを感じる。

原文で読むといろんな気付きや発見があってさらに面白い。
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『羅生門』

2018-05-25 15:42:14 | 日記
芥川龍之介の作品で、『羅生門』を取り上げたい。

芥川初期の代表作である。

作家の特徴は最初の作品に現れると考える。

そこで考察するのは、冒頭文と最後の文。

どちらも有名な文章である。

冒頭文「ある日の暮方の事である。」

「ある日」と季節や月日を明記せずぼかしている。

最後「下人の行方は誰も知らない。」

結局、下人がどこに行ったかは、誰にも分からないのだ。

読者に余韻と謎を残して、作品が終わっている。

つまり、結末をぼかして書くことで物語の奥行きを出しているのではないだろうか。

この2文を見ても、彼の作品の特徴が如実に現れている。

この特徴は、他の作品にも同様に当てはまる。

感じたままを書いた。

あくまでも、私見である。




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『藪の中』について

2018-05-25 00:12:53 | 日記
三年程前、地元開催の読書会で芥川龍之介著『藪の中』が取り上げられた。

高校の教師を退職された先生が主催された読書会だった。

参加した時の話し合いでは、作品を推理小説仕立てと仮定して『藪の中』の犯人を読み解くことに主眼を置いて話し合った。

関係者の三人はそれぞれ証言が異なり、話が複雑にからまる。

「犯人は誰か?」を中心に、読書会は進んでいった。

参加者もそれぞれ意見が分かれた。

しかし、犯人探しが作者の狙いではないと思っている。

そして作品の主題はタイトル通り『藪の中』だと思う。

「読者に考えさせる」「あえて結論は出さない」のが芥川流ではないだろうか?と考えている。
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『地獄変』を読んで

2018-05-24 22:58:00 | 日記
放送に間に合うよう昨日から少しずつ、芥川の『地獄変』を読んでいた。

『地獄変』という題名が気味が悪そうで、嫌な感じがして長い間敬遠していた。

でも、芥川文学を知る上では欠かせない作品のひとつだと思ったので、昔一度だけ読んだ。

その時の読後感は、描写に迫力があり、異様な世界に引きこまれ、重苦しい印象が残った作品だった。

内容は少し覚えてたけど、かなりの部分忘れていた。

今夜の『文学の世界「カリスマ講師に学ぶ近代文学の名作」(8)芥川龍之介の世界「地獄変」その1』を聞くために再読した。

放送は概ね興味を持って聞けた。

細かいところはもう一度読み直さないと判らないなあ、とも実感した。
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