アジアはでっかい子宮だと思う。

~牧野佳奈子の人生日記~

プラネタリウムブーム

2011-01-26 | ~2012年たわごと
昨日、渋谷に去年できたばかりのプラネタリウムに行った。

→ http://www.shibu-cul.jp/index.php

オープンからずっと「はやぶさ」のドキュメンタリーを上映していたらしいのだが、ちょうど昨日からは施設オリジナルの宇宙に関するプログラムを上映するってんで、別のプラネタリウムに勤務している知人に誘われて行ったのだった。

ここ、普段は超満席でチケットが取れない程なんだって。

それで肝心の感想は、さすがに最新の造りになっているので、キレイでしたよ。
椅子はリクライニングになっていて倒れるし、適度な大きさのドームはアットホームな雰囲気でデートにも最適なのでは? って感じ。

プラネタリウムマニアの人たちは闇部分の暗さにこだわりがあるそうだけれど、その点でもなかなか美しい夜空でした。


ま、本物には敵わへんけどな(ほくそ笑み)。


都会で生まれ育った人たちは、こうしたプラネタリウムでしか星空を堪能できないんだろうなぁ、とつくづく思いましたですよ。可哀想に。

贅沢者の私は、10年ほど前にケニアの山中で見た満点の星空を独り懐かしんでいました。
あれは本当に、星が多すぎて痛々しいほどだった…。
今にも落ちてきて突き刺さるんじゃないかと思って、思わず目を瞑ってしまったくらいだからね。

そしてあの時は、ホテル(キャンプ場)に向かっていたマイクロバスが途中で壊れて、路頭に迷っていたときでもあった…。

あぁ懐かしや。

そして私は恐ろしい程の星空に背中を押されて、勇敢にも山勘をたよりにキャンプ場まで歩いたのです。1年前に同じ場所を訪れたことのあるのは私だけだったのでね、その記憶だけを頼りに、2人の日本人を後ろに従えて。

しかし奇跡的に辿り着いた先で、現地の人にこっぴどく怒られました。

「今夜は野生のゾウが移動してるんだ!万一遭遇してたら踏み殺されてるところだぞ!」

・・・・・そんなの知りまへんがな。


そんなこんな思い出に浸りながら見るプラネタリウムの人工星でした。

ちょうど今、六本木でも「星空の下を歩く」ギャラリー展示がされてる模様。
星空に癒されるのがブームなんですかね。

こういうところで、「まぁ、キレイね♥」などとうっとりできない自分がちょっと悲しくもありました。