アジアはでっかい子宮だと思う。

~牧野佳奈子の人生日記~

今年の漢字は「税」

2014-12-12 | 2014年たわごと

行ってきました。税務署。

経費を差し引いたら所得75万円台になり、もろもろ控除されて45万円台に。なので所得税は今年も免除ってことで、還付金が22万円も戻ってくることになりました。

やったー。

 

疑問だった「5年猶予の件」については、こういうことだそうです。

・還付申告については青色も白色も関係ない。

・納税義務が発生する場合にのみ、確定申告期間(毎年2~3月)を超えると延滞料が発生する。

・所得税免除の場合(所得が少ない場合)は、5年間さかのぼって確定申告が可能。

・申告内容の修正は3年間さかのぼって可能。

 

ということで、深く納得して職員さんに聞きました。

「来年は青色にした方がいいでしょうか?」

職員さんは「当然!」と即答し、青色申告承認申請書を持ってきてくれました。それを来年の確定申告時に提出すれば、再来年から青色に切り替えられるとのこと。青色になるには事業主だと認められなければいけないので、承認期間が必要なのだそうです。

ちなみに白色と青色の違いは、「今年からは実質ほとんどない」ということで、「だったら青色にした方が絶対に得」と、いろいろなサイトに書いてあったことと同じ結論を言い渡されました。
「今年から」というのは、白色でも記帳が義務づけられるようになったため。記帳というのは、レシート内容をいちいちデータ化&リスト化しなきゃいけないということです。

うおー…それは面倒すぎる。 

 

でも、そりゃそうよね、と今ならちょっと実感。

たとえば私の今回の所得75万円から、白色だったら基礎控除が38万円差し引かれるだけだけど、青色だったら最高65万円が控除されるんだもの。

今は所得が低いのでどちらにせよ納税ゼロだけど、もしもっと稼げるようになったら絶対に65万円の方が得!ということになる。…それは逆に、青色出して得するくらいの所得を目指しましょう、ってことなんですね。はい。

 

合点して、次に市税局に向かった。

6万円と宣告された住民税は、計算し直してもらった結果、年間3.8万円ということに。

「それでも高っ!」と思ったけれど、もともとの宣告額6万円というのは半年分で、年間にすると12万円だったのだという。それが3分の1に減ったということでした。

 

…そうかぁ。いずれにせよ、そんだけの税金をとられるのに一体どれだけの恩恵を受けられているんだろう…とちょっぴり切ない気分に。3.8万円っていったら、工場での労働5日分ですよ。

 

まぁ、それもこれも仕方ない。

社会人ですから。

 

帰り道、「Social」という名前の古びたキャバクラを発見した。

玄関には「フロアレディ募集中!」という大きな看板。

…この中で働いている人たちも、Social Labor=社会の労働者 なんだな。

 

お互いがんばりましょう、と心の中でつぶやいて自転車を走らせましたとさ。

 


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