年々、人見知りが激しくなっている。
そんなことを感じた昨日。
代々木公園で、インドフェスとアフリカフェスが同時開催されているというので行ってみた。
関東に移り棲んでもう1年半になるというのに、その間、どれだけ引きこもっていたかを実感する。すっかり出不精になってしまったなぁ。
というのは、今さらながら、「トーキョーってスゲー」とビックリしている自分がいるから。
たとえばヒトの多さ、観光客の多さ、若者のファッション、新しいものと古いものとの幅、なんかに。
トーキョーは、本とに何でもアリなんだね。
それで、インドフェスとアフリカフェスは、「名前分けなくていいんじゃね?」と思うほど近くで(というか同じ場所で)ごちゃまぜになって開かれていた。一応、向かって右側がアフリカ、左がインド、で、その間にタイやトルコやベトナムやペルーのブースなんかが並んでいる。
「これならワールドフェスって言っちゃえば?」と、心の中でつぶやく私。
(こちらはアフリカ側。屋台の前で太鼓が始まった模様…)
(こっちはインド側のステージ。Ashok Pandeyというタンブラー奏者が来日して盛り上がった)
(Ashok Pandeyその人。と、ミーハーぶるワタシ)
そのステージ上で、Ashok Pandey氏が声高々に主張していた。
「明日はインドの独立記念日です!」
すると会場に散らばるインド人達から歓声が上がる。
へえ~、そうなんだ、と私は思う。
今朝、目覚めてラジオを付けたら、男性のパーソナリティが話していた。
「今日は終戦記念日ですね~」
あ、そういえば、と再び私は思う。
すっかり忘れていた。母国の最も記念すべき日を。
「独立記念日」と「終戦記念日」。
どちらも「戦から開放された日」ではあるけれど、あまりにもニュアンスが違うなぁ。
ちなみにインドの独立は1946年。
日本の終戦が1945年だから、その後の年月はほとんど変わらないのか。
フェスの帰り際、代々木公園の入口付近で、モヒカン頭の集団が陽気にブギウギダンスやらフォークダンスを躍っていた。
外国人の観光客はしきりに彼らと写真を撮りたがり、日本人の暇そうな人たちも、遠巻きにその微笑ましい様子を鑑賞していた。
「負けた」という重苦しい歴史は、いつ頃まで日本を縛るだろう。
右翼的な考え方は大嫌いだけれど、それでも、もうちょっと違う捉え方はできないものか…と考え込んでしまう。
私やモヒカンの人たちがヨボヨボになる頃には、「俺らは平和だぜー、サンキュー!」と8月15日に叫べるようになるのかな。インド人が誇らし気に拳を掲げるように。
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おでんたべたいですね
でも暑い内に会いましょう。