コミュニケーションは言葉だけじゃありません。
大事なのは、目と目の会話。
しかし目だけじゃ辛いので、アゴを使いましょう。
私が知る限り、マレーシアやフィリピンなどではアゴを上に動かします。
ちょうど水平な通常位置から5度ほど上にアゴを突き出す感じで、日本人に向けてやれば失礼だと受け取られるかもしれません。
スピードは0.5秒くらい。「カクッ」という感じです。
例えばそのアゴーアゴ会話に言葉を付けるとすれば、
「君、かわいいね。」(カクッ)
「あらそう?ありがと。」(カクッ)
そんな感じです。
またインドやスリランカでは、アゴを横に動かします。
ちょうどインド式の首振り人形(見たことはありませんが)をイメージしましょう。
左右10度くらいの幅で、往復3回くらいが目処のようです。
日本でいう「いいえ」の振り方ではなく、鼻を基点にアゴと頭は反対の方向に動くようにします。
頭よりアゴを意識した方がやりやすいですが、あまり振りすぎると頭が痛くなります。
この動作には一応の意味があり、
「オッケー」とか
「まぁいいんじゃない」とかそんな感じの意味を含みます。
ですが、そういった状況じゃなくても言葉の代わりに頭を振ることが多く、例えば
「ハロー」とか
「ありがとね」とか軽く言いたいときにアゴを動かして済ませます。
何はともあれ、現地の人の真似をするのが一番です。
言葉は分からなくても、こうした簡単な動作で心は通じるもの。
そして慣れてきたら、アゴと同時に眉をピクッと動かしてみたり、思い切ってウィンクしてみたりしましょう。あまり挑発しすぎることのない範囲で。。。
旅を楽しめること間違いなしです。
(写真は巧みなアゴ技を使って声をかけてきたインド人商人)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます