出典:国立国会図書館「近代日本人の肖像」ほか
<わたしはいつも日和下駄をはき蝙蝠傘こうもりがさを持って歩く>
荷風の随筆「日和下駄~東京散策記」に何度も出て来るフレーズである
その日和下駄を履いている写真が無い!
何とか探して見つけた
サイトにはおまけに知らなかった情報や写真も載っている
「日和下駄」の冒頭には <人並はずれて丈(せい)が高い上に>ともある
身長約180cm・日和下駄・蝶ネクタイ・背広・買い物籠・・・さぞ目立っただろう
「日和下駄~東京散策記」 青空文庫にリンク
全章とも面白かったが とりわけ第4 地図が私には興味深かった
荷風は いつも嘉永板の江戸切絵図を携帯して日和下駄散歩するという
江戸の切絵図ね~面白いけどネット社会でもそこまではねぇ・・・
探してみたらそれがあったのだ! 荷風と同じ嘉永版の江戸の切絵図
トップぺージを下に行くと様々なデートセットが見られることが分かる
中に「江戸マップβ版」があるので その画像または文字をクリック(以下C)
「江戸マップβ版」のパージが表示される 直リンクはこちら
説明→検索ボックス→尾張屋説明(今の出版社)→江戸の地域一覧表がある
発行年の1849年は嘉永2年 荷風が持ち歩いた嘉永版の地図だろう
見方の例として 今は27番墨田川向島絵図の5列目全体図をC
地域全体の絵図が表示され 拡大・縮小したり移動(ドラッグ)できる
左方に移動すると葛飾とか四ツ木とかの文字もあるはず
いったん 戻るボタンで前頁へ戻り 27番の位置合わせ地図をC
そうすると現在地図に絵地図が重なって表示される
透明度が変えられるが 重ねるより今昔のように左右並べが実用的
再び前ページに戻り 27番行の2列目の隅田川向島絵図をクリック
今度は地名一覧表が表示 特定の目的地・施設が分かるならこちらが便利
拡大図をC→絵地図の当該部分が拡大表示される
以上で江戸マップの説明は終わり
今日はここまで それでは明日またお会いしましょう
[Rosey]