ぶらりドリブルの旅

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DAZN観戦 2022年J1リーグ第19節 FC東京vsアビスパ福岡

2022-07-06 16:01:32 | サッカー視聴記(2022年J1)

<FC東京スタメン> 4-1-2-3
GK ヤクブ・スウォヴィク
RSB 中村帆高 CB 木本 CB 森重 LSB 長友
DH 東慶悟
IH 渡邊 IH 松木
RWG 紺野 CF ディエゴ・オリヴェイラ LWG 永井
<福岡スタメン> 4-4-2
GK 永石
RSB 前嶋 CB 奈良 CB 宮 LSB 志知
RSH ジョルディ・クルークス DH 田邉 DH 前 LSH 田中
FW ルキアン FW 山岸

今夏も、小川が海外移籍でチームを離れる(ポルトガル・ヴィトーリアSC)という事態に苛まれたFC東京。
3年前の優勝争いの最中の久保の移籍が号砲となった……訳では無いでしょうが、そこから室屋・橋本(現神戸)・渡辺剛・田川と移籍の波が加速した感があり。
そんな自転車操業を強いられる中、結果を残すのも一苦労な状況。
今季高卒新人の松木が鮮烈なシーズンを送っているものの、次に海外に出向くのは彼か……という思いは避けられないものがあるでしょう。
ちなみに小川のラストマッチとなった前節は、まさかの夢スコアでの惨敗(鳥栖戦・0-5)となってしまいました。
退潮気配が著しいといった状態で、この日の相手は前回対戦時に同じく5失点を喫しての大敗となった福岡と、運命の悪戯が過ぎると言いたくなるカード。

普段J2の方を見慣れている者にとっては垂涎といった感じの、寄せの速さから来るトランジションの激しい試合展開が序盤から描かれ。
そこから生まれる反則を切欠としての、セットプレーで何度か好機を作る福岡が優勢となる立ち上がり。

そんな試合故に、アルベル・プッチ・オルトネダ監督の特徴であるポゼッションスタイルを、中々貫く事が出来ないFC東京。
何とか流れを変えんとした前半8分の最初の攻撃機会で、アクシデントに見舞われます。
ディエゴへの縦パスが何とか通って(一度カットされるもディエゴが拾う)左サイドでのボールキープから、最終ラインを経由して中央→右へとサイドを移し、中村帆がドリブルで奥を突いてクロスまで持っていき。(ブロック)
しかしこの際(パスを受けた時か、ドリブルの終わり際か)に無理があったのか、筋肉系トラブルを発生させ自らピッチ外へ出た中村帆。
無念の交代となり、バングーナガンデ佳史扶が代わりに登場します。(長友が右サイドバックに移り、左SBに入る)

その後も激しいボールの奪い合いが続き、主体的に攻めたい側にとってはリズムを掴めない試合。
逆に敵陣深めでのボール奪取を見せる等、相手にペースを与えないサッカーを展開する福岡。
迎えた16分、左サイドからのスローインを山岸フリック→ルキアン胸で落とす→田中シュートと流れるようにフィニッシュに繋げ、ブロックされるも尚も右サイドで繋いだ末に前嶋が手前からクロス。
ファーサイドで山岸が折り返すと、DF不在の場所に転がった所をルキアンが反応し、足を延ばしてシュート。
ゴールネットを揺らし、遅まきながらといった感じの今季3得点目を挙げたルキアン。

リードを許したFC東京ですが、逆にこれでようやくポゼッションを高めての攻撃体制が整った感もあり。
しかし交代で入ったバングーナガンデは今一つ流れに乗れず、サイドチェンジのパスを受けられないなど失態シーンの方が目立ち。
アンカーの東慶が常時パスコースを切られている中、頼みの綱となるサイド攻撃に冴えが見られないのも、アクシデントの影響が甚大といった感じでした。

そんな状況の中、トランジションの部分で福岡からボール奪取しての好機が目立ち。
福岡は堅い守りからの速い攻撃が主流なため、そこで正確性に欠ける部分を突ければ何とか……といった感じのFC東京。
21分に森重→松木へのパスがズレて奪われるも、福岡のパスミスをダイレクトで東慶が縦パスし、ディエゴがフリックして紺野に渡る好機となり。(シュートには繋がらず)
26分にも森重→ディエゴへのミドルパスは繋がらずも、相手の連係ミスを拾った紺野がエリア内右を突いてクロス。(シュートには繋がらず)
徐々に主導権を握られていく福岡、そのプレッシャーからかクルークスがFC東京・バングーナガンデにスライディングを敢行した結果、反則・警告を受けてしまい。(29分)
34分のFC東京、再びパスがカットされたのち松木が奪回に成功してのチャンス、そのままエリア手前からシュートをグラウンダーで放った松木。
しかしゴール右へと際どく外れてモノに出来ず。

それでも依然としてビルドアップからの攻撃では難が目立つFC東京。
流れの悪さを受け、ディエゴがボランチの位置まで降りるシーンも頻発しますが、38分にはそれが決定機に繋がり。
低目で受けたディエゴが松木・渡邊とのパス交換を経ながら前進し、最後は渡邊のスルーパスからシュートするも、GK永石(この日がプロ初スタメンとの事)の好セーブに阻まれます。
そこからコーナーキック攻勢に持ち込むも得点は生まれず。
アクシデントもあり長めとなったアディショナルタイム(5分)には、福岡サイドの反則の連続に拠るフリーキック攻勢も作りましたが、シュートに繋げる事は出来ず。
結局福岡1点リードのまま、前半を終えます。

ハーフタイムで両チームとも動き、停滞感を払拭したいFC東京は永井→レアンドロへと交代。
福岡は警告を受けていたクルークスを退かせ、金森を投入します。

最初の好機は福岡で後半2分、GK永石からのビルドアップから田中が左サイドからカットインを経てのクロス。
これをファーサイドで合わせにいったルキアンがFC東京・バングーナガンデと交錯しながらも合わせますが枠を捉えられず。
するとルキアン・バングーナガンデ両者が倒れ込む事態となり、激しいデュエルが波乱を呼びそうな予感を孕ませるシーンとなりました。(2人とも無事に起き上がる)

そして後半最初の得点シーン、ここも速いトランジションに拠るものでした。
4分福岡のクリアボールを森重が跳ね返し、渡邊がダイレクトで送ったボールを松木がフリックすると、前へベクトルを移していた福岡はネガトラに移れず紺野に裏を取られてしまい。
受けた紺野がエリア内を突いてシュートを放ち、GK永石がファインセーブで防ぐも、跳ね返りをエリア内右からレアンドロがシュート。
福岡・宮が脚を出してブロックするも、コースが変わったのが災いしてゴールへと吸い込まれ。
福岡がカウンターを狙った結果の逆カウンター、といった感じの同点弾となりました。

しかし依然としてゲームプランは変わらない福岡。
7分にはハイボールを受けにいった山岸がエリアからすぐ手前でFC東京・森重に倒され反則(森重に警告)、絶好の位置での直接FK。
キッカーは志知で当然直接シュートを狙いましたが、ゴール上へと外れ。
直後の10分にはクリアボールを右サイドで山岸が前方スペースへ落とし、走り込んだルキアンからのマイナスのクロスに合わせにいった山岸。
しかしFC東京・東慶に倒されて撃てず、反則の笛も鳴らず。
パス数の少ない攻撃でゴールを脅かしていきます。
13分にも田邉のパスカットからカウンターに繋げ、山岸のスルーパスを受けたルキアンがエリア手前で溜めたのちラストパス、受けた金森がシュートするもGKスウォヴィクがセーブ。

一方同点に追い付いてさあこれから、といった所での失点は何とか避けられたFC東京。
投入されたレアンドロがフリーダムで動くため、ディエゴとの2トップに見えない事も無い布陣。
それによって空く左サイドを上がって埋めるバングーナガンデが、やっと試合に入り始めたという印象で、高い位置で攻撃に絡んで好循環を齎します。

17分にはそのバングーナガンデが、ディエゴの左奥へのスルーパスに走り込んでクロス、ブロックされて左CKへと移行。
そしてその好機で、キッカー・レアンドロのクロスの跳ね返りを、右ハーフレーン・エリア手前という位置で紺野がダイレクトでシュート。
左足アウトサイドに掛けた事によりゴール隅へと逃げていくボールにGK永石もどうする事も出来ず、左サイドネットに突き刺さるスーパーゴールとなります。
早い時間で逆転に成功したFC東京。

その切欠となったバングーナガンデでしたが、燃料が切れたかのように失速も速く。
20分にはスローインを行おうとした際、あろう事かボールを取り落としてしまいファウルスローに。
その後福岡の猛攻を受ける側となるFC東京、その中で足を痛める仕草を見せるバングーナガンデ。
2連続のSBのアクシデントなのかと不安が過り、何とかプレーを続けたものの、以降左サイドの優位性は失われてしまいます。

21分に田中→フアンマ・デルガドへと交代した福岡(山岸が左サイドハーフにシフト)、前線の圧力を高めて同点を狙いにいき。
その間隙を突くように25分にカウンターに持ち込んだFC東京、ディエゴのパスを受けた渡邊がエリア内へスルーパスを送り、レアンドロが受けたその流れでGK永石を左にかわし。
そしてシュートを放ちましたがオフサイドの笛が吹かれ。(ちなみにシュートは左サイドネット外側)
さらに不幸は続き、この流れの最中でディエゴが痛んでしまい、交代の措置が取られる事となりました。(アダイウトンと交代)

ともにベンチを含めた助っ人の力を出し尽くす展開に。
こうなる交代出場の選手が得点に絡むのは当然といった感じであり、迎えた29分の福岡の攻撃。
右サイドでのスローインから繋いだ末に前がクロス、ファイサイドで山岸がヘッドで合わせるも上空へ浮かび、拾ったフアンマがキープする所をFC東京・木本が倒してしまい。
反則を告げる笛が鳴り、PKというジャッジに。
そのままだとフアンマがエリア外へと出る流れだっただけに、完全に無駄なチャージというのが印象悪く映ったでしょうか。
VARチェックを経ても判定は変わらず、PKを蹴るのは反則を受けたフアンマ。
ゴール右へと蹴り込み、キッチリ逆を突いて同点ゴールを齎しました。

ディエゴを失った事で、前線のポストワークによる攻撃もやり辛くなったFC東京。
それを尻目に攻勢を続ける福岡、37分にはルキアン→渡へと交代。
40分には左CKから、キッカー金森のクロスをファーサイドで宮が合わせヘディングシュート。(GKスウォヴィクセーブ)

41分にFC東京が最後の交代、東慶・紺野→青木・三田へと2枚替え。
43分には福岡も田邉→中村駿へと交代。
これでお互いカードを使いきり最終局面……と言いたい所ですが、VARチェックと度重なるアクシデントのため、ATは10分という長さとなります。

最後の踏ん張りとばかりに、再び左サイドを駆け上がって好機を作りにいくバングーナガンデ、そのマイナスのクロスがレアンドロに渡るもシュートには繋がらず。
直後に福岡が逆襲し、敵陣でのポゼッションを経て左から志知がクロス、ファーでフアンマが折り返したボールを渡がバイシクルで撃ちにいくも果たせず。
この際にFC東京は森重が足を攣らせてしまうなど、ダメージを隠す事もままなりません。

しかし決定機に辿り着いたのはFC東京で、GKスウォヴィク左へフィード→バングーナガンデ折り返しを経て松木が中央をドリブル。
そしてレアンドロ→三田と経由してエリア内を突き、囲まれながらも突破した三田がシュート。
会心のフィニッシュだったものの、GK永石のセーブに阻まれて勝ち越しはならず。

最後の局面でも、三田のボールカットから敵陣でパスを繋いで好機を伺う流れを作るFC東京。
しかし福岡のディフェンスを崩す事は出来ず、バックパスをした所で試合終了の笛が吹かれ。
2-2で引き分けとなっただけで無く、(前節の安部に続いて)アクシデントも多発となったFC東京。
陣容を整える間も無く、水曜に控える20節を迎えます。

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DAZN観戦 2022年J1リーグ第18節 京都サンガFCvs湘南ベルマーレ

2022-06-29 17:01:10 | サッカー視聴記(2022年J1)

<京都スタメン> 4-1-2-3
GK 上福元
RSB 飯田 CB アピアタウィア久 CB 麻田 LSB 荻原
DH 井上
IH 金子 IH 武富
RWG 豊川 CF ピーター・ウタカ LWG 荒木
<湘南スタメン> 3-3-2-2(3-1-4-2)
GK 谷
RCB 舘 CCB 大岩 LCB 杉岡
RWB 石原 DH 田中 LWB 高橋
IH 池田 IH 茨田
FW 瀬川 FW 町野

前回の同カードの記事(4節)

J1も折り返しとなり、2巡目最初のカード。
残留争いに目を向けると神戸以外は横一線といった状況で、その要因は湘南の盛り返しにあり。
直近5試合で3勝を挙げ(2敗)、特に15節・川崎戦での大勝(4-0)が白眉で、衰え気味の王者を粉砕。

その間にFW町野が5得点を挙げ、待望のスコアラーが誕生したのが大きいでしょうか。
それでもチーム総得点は15と試合数より少ない状況で、今までどれだけ決定力が低かったのかと言いたくもなりますが、逆に後半戦に向けて上昇機運を描くだけという期待も高く。
迎えた最初のカードは、再び曺貴裁(チョウキジェ)氏率いる京都との対決になりました。
その因縁深き対戦で、金子・武富といった元湘南の選手をスタメン起用するなど、真っ向勝負の姿勢で挑む曺氏。(前回対戦時はそれに松田も加わっていましたが)

お互いにプレッシングが持ち味なチームとあり、「ザ・コンパクトフィールド」と釘打ちたくなるような試合絵図となります。
そのハイプレスをかわすようなロングボールの蹴り合いという立ち上がりを経て、最初にフィニッシュに辿り着いたのは湘南。(前半8分)
町野の前進を京都・アピアタウィアに倒され止められるも瀬川が拾ってアドバンテージ、すかさずエリア内へスルーパスが送られると、受けた池田がシュートしますがGK上福元がセーブ。
13分にも左サイドで高橋のボール奪取から、スルーパスを走り込んで受けた町野がエリア内を突いてシュート。
右サイドネットに突き刺したものの、オフサイドとなり残念ながらノーゴール。
中盤でのボールの奪い合いを制したうえで、前掛かりとなった相手の背後を素早く突く攻撃でゴールを脅かします。

一方の京都は劣勢を受け、後方からのロングボールを供給する攻め方を継続。
ウタカのみならず、右ウイングで起用された豊川もターゲットになれる存在なのが幸いし、攻撃を散らす事には成功します。
同じタイプのチームらしく、京都も何度かボール奪取から好機を作りましたが、湘南とは対照的にエリア内へのパスが繋がらずシュートを放てないシーンが目立ち。

流れが変わったのが24分、ゴールキックの豊川目掛けたロングフィードの跳ね返りから、飯田のラフな縦パスを荒木がさらにエリア内へ浮き球を送り。
そしてそこにウタカが走り込んで受けましたが、放たれたループ気味のシュートは角度が無かったのもありゴール上へ外れ。
貫いていた攻撃から一つフィニッシュが生まれると、好循環を得るのは当然でもあり。
29分には湘南のパスミスをダイレクトで武富が縦パス、受けた荒木がエリア内右を突いてシュート。
ブロックされて右コーナーキックを得ると、ここでも得意手であるサインプレーを披露し、キッカー荻原の低いクロスをニアサイドで武富がフリックでエリア外へ。
そして中央から金子がボレーシュートを放ったものの、ゴール右へと外れ惜しくもモノに出来ません。

対する湘南も、主体的な攻撃ではロングボールを町野はじめ前線に収めさせたうえで、ショートパスを繋ぐ手法を取り。
34分にはそこからCKを得て、一旦切られるも右サイド深めで大岩がボール奪取しすかさずクロス。
中央で瀬川がジャンピングボレーを放たんとしましたが、ミートせず枠外に。
長短織り交ぜる分湘南が優勢という印象で、京都は38分に井上が茨田に対するアフターチャージで反則・警告を受ける等、守備面で苦戦気味の様相でした。

そんな流れのまま迎えたアディショナルタイム、京都は最終ラインでのボール回しから、麻田のロングパス一発でウタカが裏を取り。
そしてエリア内でGKと一対一に持ち込んだものの、谷を左にかわして放ったシュートがゴール左へ外れると共に、オフサイドの笛も鳴り。
押し気味の湘南にとっても、前に出るか退くかの選択を間違うと事故に繋がりかねないという懸念を抱かせるシーンとなったのを最後に、前半を終えます。

京都は苦労していた守備を改善せんと、ハーフタイムに動き。
アピアタウィア・荒木→メンデス・福岡へ2枚替えを敢行すると共に、フォーメーションも弄ります。
<後半からの京都> 3-3-2-2(3-1-4-2)
GK 上福元
RCB 井上 CCB 麻田 LCB メンデス
RWB 飯田 DH 福岡 LWB 荻原
IH 金子 IH 武富
FW 豊川 FW ウタカ
湘南と同一のものに変更し、ガチンコ勝負の色を強めに掛かり。

京都のキックオフで幕を開けた後半、いきなりセンターサークルからのドリブルを選択と意表を突きにいき。(とはいっても、曺氏が監督になってから良く見られる光景ではありますが)
その武富のドリブルを湘南・町野が反則で止めた事で、同一フォーメーション(といっても2トップに対する3バックなのでミラーゲームとは呼び辛い)故の激しいデュエル合戦の幕が開けます。

カードが飛び交いそうな予感も孕ませましたが、その通りに後半9分にクリアした京都・荻原が湘南・池田のアフターチャージを受けて反則、池田に警告。
続く11分にはこぼれ球に対し湘南・茨田が拾いにいった所、武富に後ろから倒されて反則、武富に警告。
この時さらにボールを蹴り出した京都・福岡にも遅延行為で警告が出される等、量産体制となります。
尚この場面の際に武富の反則の直前に、エアバトルの際に京都・麻田が湘南・瀬川の肘打ちを受けてしまっていた(反則無し)事を付け加えておくべきでしょうか。
その後反則の際に、犯した側がヒートアップするといったシーンも数多あり、審判団(主審=西村雄一氏)にとって難しい捌きを強いられたようでありました。
結局この後の西村氏のゲームコントロールもあり、これを最後に警告は出ず。

激しいぶつかり合いにより、双方中々フィニッシュまで繋げられない時間が長く続き。
20分に荻原→白井に交代と、先んじて動き流れを変えようとする京都ベンチ。
しかし最初にフィニッシュに辿り着いたのは湘南の方で、22分一旦縦パスがカットされるも拾い直した杉岡がドリブルで持ち運び。
そしてエリア内へ走り込む瀬川に対しシュート気味に縦パスを送るも、ブロックされてCKに。
その左CKからも、クロスの跳ね返りをエリア内左からダイレクトで高橋がシュート。(枠外)

対する京都サイドも、24分に井上ロングパス→豊川フリックでウタカがエリア内右で受ける絶好機が生まれ。
前に出て来たGK谷をかわしたウタカが中央からシュートするも、湘南・杉岡のブロックに阻まれ先制ならず。
その直後には湘南がカウンターからクロス攻勢、高橋が先程と同様にこぼれ球をエリア内左からダイレクトでシュートしましたが、結果も同じもの(枠外)となり。

交代を切欠にシュートの撃ち合いへと生まれ変わりましたが、京都に最初に動いたツケが表れ始め。
25分に豊川が足を攣ってしまい続行不能となり、大前へと交代。
同時に湘南も最初のカードを切り、茨田・池田→タリク・大橋へと2枚替えを敢行します。

暑さ故仕方無いにせよ、体力勝負で負けるという様相を見せてしまったのが影響したか、ここから湘南ペースへと切り替わり。(尚、32分にも飯田が足を攣ったものの交代は無し)
30分敵陣左サイドでタリクがボール奪取し町野→大橋と経由、大橋がエリア内へ縦突破を図ってこぼれた所を、走り込んできたタリクがシュート。
強烈なボールを、福岡が顔面ブロックという防ぎ方で何とか守る京都。
苦境が露わになる中で、35分にはゴールキックの際に、メンデスを前に出してそこに合わせるという方法で好機を作らんとし。
しかしそれが仇となってこぼれ球を大岩が蹴り出して湘南の逆襲、メンデス不在の右サイド(京都から見て左サイド)を突く結果となり、町野が京都・麻田のアタックを振り切って中央へパス。
受けたタリクがエリア内からシュートしますが、今度はGK上福元が前に出てのセーブで防ぎます。

京都の足が止まりがちになるなか、湘南はさらにカードを切り38分に田中・高橋→米本・畑に交代。
流れを決定的なものにすると、止めを刺したのも投入された2人の連係からでした。
京都が41分に武富→宮吉に交代、先んじて交代枠を使いきったという所で迎えた42分。
米本・瀬川・タリクのパスワークが中央で繰り広げられたのち、米本の左ハーフレーンからのスルーパスがエリア内左奥を突くと、大外から走り込んだ畑がマイナスのクロス。
そしてニアサイド寄りで町野が右足で合わせたシュートがゴール右へと突き刺さり。
待望の先制点を挙げたのは、やはりチームのトップスコアラーでした。

直後にその町野を交代させ(ウェリントンを投入)、後はリードを守るのみという体勢を取る湘南。
キックオフ直後、京都はやはりメンデスを前に上げてターゲットを務める方法で好機を作り、左サイドから上がったボールを大前がフリック。
エリア内への浮き球をメンデスが収めんとしますが、こぼれた所をGK谷が抑えて実らず。

既に速攻は出来ない状況であり、空中戦を制するしかないという京都の攻撃。
それに対処する湘南、道中(大前との競り合いで)着地に失敗した石原が頭部を痛めるというシーンも生まれたものの、破綻する事は無く。
ATには右サイドでウェリントンや石原がドリブルで抜け出し、奥でボールキープする場面を作って時間を進めるという盤石の立ち回りも見せます。
そして虎の子の1点を守り切り、試合終了の時を迎え。
恩師との対決を1勝1分という勝ち越しで終えた湘南、残留へ光が灯った格好となったでしょうか。

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DAZN観戦 2022年J1リーグ第17節 サンフレッチェ広島vsセレッソ大阪

2022-06-21 16:55:49 | サッカー視聴記(2022年J1)

<広島スタメン> 3-3-2-2(3-1-4-2)
GK 大迫
RCB 塩谷 CCB 荒木 LCB 佐々木
RWB 藤井 DH 野津田 LWB 東
IH 森島 IH 満田
FW ナッシム・ベン・カリファ FW ジュニオール・サントス
<C大阪スタメン> 4-2-3-1
GK キムジンヒョン
RSB 松田 CB マテイ・ヨニッチ CB 鳥海 LSB 西尾
DH 奥埜 DH 原川
RSH 毎熊 CH 清武 LSH 為田
FW ブルーノ・メンデス

5月からスタメンに抜擢された毎熊。
長崎ではサイドバック(右)が主で、そこから一列上がった前線(サイドハーフ)でのプレーとなっていますが、期待に違わぬ活躍を見せ。
3得点を挙げて月間MVPを受賞する運びとなりましたが、J2でのプレーぶりを知っている者からすれば「良くやってくれた」と「これぐらいやれる」という相反の想いが錯誤する所でしょうか。
そんな下からの突き上げが刺激となり、成績的にも上昇機運を描いているセレッソ。それだけに我儘ぶりを見せた挙句契約解除となった乾はマイナスの存在だったのだろうがこれ以上は言わない

一方の広島も、満田という売り出し中の選手が居り好調なチーム。
相似する者同士が激突すると、どんな展開が示されるのか注目される試合となり。

広島は早速、売りである前線からのプレッシングを前面に押し出し。
セレッソのビルドアップは、最後方のGKキムジンヒョンの足下の技術に拠る部分が大きいので、腕の見せ所となる予感を孕ませ。
アンカー的な立ち位置を取る原川のチェックを二列目以後に任せ、サントスとカリファが常時チェイスを掛けるという体勢の広島。

それに対してセレッソは清武が降りて来て出所を増やしつつ、広島のチェイスをかわした上で裏抜けを狙うパスを中心とした組み立て。
その裏には常にボランチである奥埜が走り込みにいくという具合に、文字通り広島の体勢をひっくり返しに行かんとします。
しかし裏抜け一本をメインにする以上、「1本でも繋がれば……」という攻撃に終始し、その結果相手ボールとなり。

こうしたゲームモデルにより、広島サイドもショートカウンター狙いから、最終ラインからの主体的な攻撃への転換を余儀なくされます。
セレッソペースの立ち上がりが終焉を迎えた前半13分、左サイドから満田のミドルパスを受けた森島がミドルシュート(枠外)と、ファーストシュートに辿り着き。
以降、広島がボールポゼッションを高める流れが幕を開けます。
その始まりこそ、最終ライン(3バックの左右)は殆ど上がりを見せずというぎこちないものでしたが、慣れというのは恐ろしく。
時間が進むにつれて塩谷や佐々木も攻撃に絡む機会が増えていき、サイドに人数を掛けて押し込むという形が出来上がり。
それによりボールを失うと即時奪回という意識がより強まった印象で、セレッソの縦へのパスに対しても激しくデュエルを仕掛けていき。
24分には浮き球を受けようとした奥埜に対し塩谷が激しくチャージ、反則・警告を受けてしまいますが、セレッソサイドはその所為でカウンターも仕掛け辛くなります。

32分の広島は自陣からのフリーキックを素早くリスタートし右へ展開、森島のスルーパスに走り込んだ藤井のクロスに、カリファが頭で合わせますが枠外に。
セレッソサイドは自陣で守る時間が長くなった所に、速攻気味に攻撃を受けては目線を合わせるのが大変というような場面でしたが、その後の34分にはセレッソも素早い攻撃。
最終ラインからの繋ぎで、西尾縦パス→清武フリック→毎熊裏へ浮き球→走り込んだ奥埜右へ浮き球というダイレクトパスの連続で、メンデスがエリア内を突いてシュート。
しかしGK大迫のセーブに阻まれます。

初の決定機はモノに出来なかったセレッソ、以降前半終了まで好機を作る事は出来ず。
以降は再び広島がボールを握る流れへと戻り。
セレッソはプレスを掛けたいという意図は伝わるも、アンカー野津田の脇で受ける森島・満田の存在もあり、それは実る事は無く。
それでも広島の決定機は40分の東のミドルシュート(GKキムジンヒョンセーブ)ぐらいのもので、結局前半はスコアレスで終了となります。

ハーフタイムでの交代は両チーム無く、賽は投げられた後半戦。
セレッソのキックオフからの攻撃を跳ね返した広島、クリアボールが直接サントスに収まると、ドリブルののち中央からミドルシュートを放ち。(枠外)
エースの一撃に、激しく動く予感が……という定番じみた開幕となると、直後の後半2分にはセレッソがやり返し。
ロングボールの跳ね返りを左サイドで拾い、為田のクロスが上がるとニアサイドで清武・メンデスの2人が跳ぶのを越えバウンドしたボールを、ファーサイド奥で合わせたのは毎熊。
しかしゴールから近い位置というのがかえって仇となったかヘディングは浮いてしまい、ゴール上へと逸れてしまいました。

ともに一撃を放ったのち、前半と同様の流れ、つまり広島が主体的な攻撃を繰り広げる展開へと移行する立ち上がり。
しかしそれが広島サイドに安心感を生み、緩みに繋がってしまったでしょうか。
9分、中盤でパスミスとなった所を原川が拾ってセレッソの攻撃、左へ展開して為田が手前からのクロス。
このボールをニアサイドでメンデスが巧に合わせ、ヘディングシュートがゴール左へと突き刺さり。
決して攻撃機会が多くなかったセレッソが先制点に辿り着きました。

しかし入り同様に、ここでも「やられたらやり返す」流れとなり。
10分の広島、右サイドでの攻撃から森島が手前からのクロス、ファーサイドでの東の折り返しを経てカリファがシュート。
ゴールネットを揺らしすかさず追い付いた……と思われましたが、カリファの抜け出しがオフサイドかどうかのVARチェックに持ち込まれ。
そして判定はオフサイドへと切り替わりノーゴールとなってしまいました。
映像で見る限り、セレッソ・ヨニッチが作るオフサイドラインからは半身が出ていたという際どい場面であり、どちらに判定が転んでも文句は無いようなシーン。(なおDAZN中継ではVARによるゴール取り消しは「意見の分かれる判定」と表示されますが、この場面はまさにその通り)

気を取り直し、前半同様にサイドから圧力を高めて攻め上がる広島。
しかしヨニッチを中心とするセレッソの守りも厚く、フィニッシュに辿り着けない時間が続き。
それでもセレッソの攻撃が成り立つ事はほぼ皆無と、一方的な展開へと切り替わります。

23分にセレッソが最初にカードを切り、メンデス→加藤へと交代。
するとすかさず広島も24分にサントス→ドウグラス・ヴィエイラへと交代と、お互いにエースを代える選択となり。
ヴィエイラはこれが故障離脱からの復帰戦という事でしたが、その出番が文字通りに目出度い方向へと向かいます。

25分の広島、右からの森島のクロスがクリアされると今度は左から佐々木がクロス。
分厚い攻撃らしい連続のクロスに、抑えにいったGKキムジンヒョンがファンブルしてしまい、エリア内で満田が拾ったもののシュートは撃てず。
27分には右サイド手前から野津田がクロスを上げ、跳んだヴィエイラには合わなかったものの、角度のついたボールはゴール左を襲いGKキムジンヒョンが何とかセーブ。
シュートが絡まなくても危ない場面が作られる等、苦しくなってきたセレッソ。
(なお、これ以降広島は森島・満田のシャドーの位置を左右入れ替えたようであり)

30分を過ぎた所で、ベンチも逃げ切りを図ります。
為田→進藤へと交代すると共に、フォーメーションも弄り。
<後半31分~41分までのC大阪> 3-4-2-1
GK キムジンヒョン
RCB 進藤 CCB ヨニッチ LCB 鳥海
RWB 松田 DH 奥埜 DH 原川 LWB 西尾
IH 毎熊 IH 森島
FW 加藤
てっきり西尾がCBに移動するかと思われましたが、(故障者による)左SBの不足は深刻なようで。

完全に後ろ重心になるセレッソに対し、時間も押し迫った事で総員攻め上がる姿勢を見せるしかない広島。
そしてついに結実したのが33分、ヴィエイラのポストワークから右へと展開すると、奥を突いた藤井はクロスを選択せずに戻し。
満田を経由して受けた野津田、左足でミドルシュートを放つと、ボールは豪快にゴール左へと突き刺さり。
エリア手前に生まれたスペースを突いた格好で、ゴールを固める姿勢を綺麗に打ち破る同点弾となりました。

一方、守り切りの意識が仇となってしまったセレッソ。
直後にコーナーキックへと持ち込み、そこから押し込んで勝ち越しへと意識を振り始めます。
しかし36分に広島にカウンターに持ち込まれる(森島が中央長距離をドリブル→エリア内へスルーパスも繋がらず)という具合に、選択がまたも裏目になるような危機を招き。

結局守備を厚くせざるを得なくなったセレッソですが、迎えた38分。
ここも右サイドから展開する広島、今度は藤井はクロスを選択、クリアされたボールを塩谷→満田とヘッドでエリア内へ繋ぎ。
そしてヴィエイラが受けて奥へ切り込まんとし、クリアにいったヨニッチに引っ掛かって倒れると、主審の笛が鳴り反則・PKに。
これも際どい場面ながら、ヨニッチがクリアするよりも早くヴィエイラがボールに触れたのが分岐点となり、言い訳は利かないといった判定。
キッカーはヴィエイラが務め、ゴール右へ蹴り込んだシュートにGKキムジンヒョンが反応するも及ばず、逆転のゴールが生まれました。
自ら復帰を祝うゴールを挙げたヴィエイラ。

一気に追う立場になったセレッソ、再び交代を機に布陣変更。(鳥海→ジェアン・パトリッキ)
<後半41分以降のC大阪> 4-2-3-1
GK キムジンヒョン
RSB 松田 CB ヨニッチ CB 西尾 LSB 進藤
DH 奥埜 DH 原川
RSH 毎熊 CH 清武 LSH パトリッキ
FW 加藤

最初の布陣に戻し、何とか同点に追い付きたいセレッソ。
しかし元から攻撃機会を作れる下地が無いうえ、運気も失った状況ではやはり苦しく。
目立つのは広島がサイド奥までボールを運ぶシーンとなった残り時間、VARによる長めのアディショナルタイム(7分)も、ほとんど意味を成しませんでした。

道中、広島スローインの場面で松田とカリファが幾度も競り合い、お互いに倒し合い。
そして広島のミヒャエル・スキッベ監督が激高する珍妙な場面も生まれるなど、反撃の機運はまるで高まらないセレッソ。
最後に西尾のラフなロングパスがエリア内右を突き、走り込んだ加藤が角度の無い所からシュートした(GK大迫キャッチ)のが唯一のフィニッシュ。
結局逃げ切った広島が2-1で勝利し、両者順位が逆転するに至りました。(広島5位・セレッソ6位)

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DAZN観戦 2022年J1リーグ第16節 ヴィッセル神戸vs北海道コンサドーレ札幌

2022-05-30 16:03:47 | サッカー視聴記(2022年J1)

<神戸スタメン> 4-2-3-1
GK 前川
RSB 山川 CB 菊池 CB 小林 LSB 酒井
DH 橋本 DH 大﨑
RSH 汰木 CH アンドレス・イニエスタ LSH 小田
FW 武藤
<札幌スタメン> 3-4-2-1
GK 中野
RCB 岡村 CCB 宮澤 LCB 中村
RWB ルーカス・フェルナンデス DH 深井 DH 荒野 LWB 菅
IH 金子 IH 青木
FW 駒井

未だに勝ち点が唯一の一桁と、残留争いの事を常に考えなければならない立場にある神戸。
しかし相手の札幌は神戸の倍以上の勝ち点(20)とはいえ、得失点差がワースト2位のマイナス8と、中位にしては悪すぎる数字となっており。
3敗しかしていないにも拘わらずの失点数という事で、それを象徴するように前節(柏戦)は1-6の大敗。
正GK菅野を含めたディフェンス陣に故障者が大量発生した挙句、福森ボランチ起用という奇策が、早期の一発退場で完全に裏目に出てしまっての結果となりました。
悪い流れを払拭する暇を与えられずの、中3日での試合。

神戸は一悶着あった低迷を受けての人事(ここで書いたので二度は書かない)を経て、ミゲル・アンヘル・ロティーナ氏を正規の監督に迎えて建て直しを図り。
そのロティーナ氏の初陣が古巣のセレッソ戦(8節・0-1)となったのは運命的でしたが、既に彼の行うサッカースタイルは周知されている状況であり、果たして彼と心中する覚悟がクラブにあるかどうか問われる事でしょう。
代表招集をコンディション不良を理由に辞退した小田がスタメンと、道理から外れたような選択が採られつつもキックオフを迎えます。

ロングパスを送り続けるお互いの入りを経て、札幌が好機を演出していく流れに。
前半5分、宮澤ロングパス→駒井落としののち右へ展開し、ルーカスのダイレクトでのクロスをファーサイドで菅が合わせボレーシュート。(ブロック)
このロングパスでの組み立てがこの日の、というか最近の札幌のファクターとなりつつありますが、その割には前線にターゲットとなるべき選手が不足がち。
そのため前回観た時もそうでしたが、右ウイングバックがフリーの状況を作ったうえで、そこにロングボールを送るという流れがパターン化されつつあります。
9分にも、最終ラインからサイドを変えるミドルパスの連続で前進ののち、荒野の左→右のミドルパスを受けた右WBのルーカスがクロス。
そして駒井がヘディングシュートを放ちますが枠を捉えられず。

しかし16分、神戸は反則を受けてのフリーキックを素早く始め、右サイドを突いた汰木のクロスがブロックされて右コーナーキックを獲得。
キッカー・イニエスタのクロスが跳ね返された所を、中央で山川がミドルシュート。
グラウンダーの軌道でゴール左を襲ったボールは、札幌のブロックを掻い潜って見事に突き刺さり。
セットプレーから先制点に繋げた神戸がリードを奪いました。

この日もビハインドの展開となった札幌、19分には中央を荒野がドリブルで前進してパス、青木ポストプレイ→駒井エリア内右へパス→金子奥からグラウンダーでクロスとパターンを変えての好機。
中央へ走り込んだ駒井が足で合わせるも、神戸・山川にブロックされてこぼれ、GK前川がキャッチと惜しくもモノに出来ません。
この決定機を逃したツケは大きく、以降パターン通りの攻撃ばかりになり、上げられるクロスもターゲット不足が響く格好となります。
その間の神戸も攻撃機会は少なく、停滞感が露わになりつつある中、反則が目立つようになり。
22分にはボールキープする神戸・武藤に後ろからチャージした札幌・岡村が警告を受け。
25分には逆に札幌・菅がワンツーで前進する所、リターンパスを出した札幌・青木を神戸・菊池がアフターチャージで警告を貰い。

31分の札幌、左サイドで青木のスルーパスに走り込んだ菅がクロスを入れると、ファーサイドでGK前川が何とか弾いた所にルーカスがシュートに行き。
放たれたシュートは枠外に終わるも、やはりパターン外での攻撃の方が好機を生み出す流れは続きます。
しかしルーカスの存在がストロングポイントの一つであり、かつ後方から組み立てる福森が出場停止とあっては、偏らざるを得ない状況だったでしょうか。
一方の神戸も、札幌の「オールコートマンマーク」の守備の前に、キラーパスを出せるイニエスタが潰されて中々機能せずに攻撃権を支配され。

終了間際に札幌はセットプレーの流れを掴み、CK攻勢のなか菅が2本シュートを放つもゴールを奪う事は出来ず。
結局1-0のまま折り返しとなりました。

ともに攻撃の流れは良くないといった状況で、双方ハーフタイムで動き。
札幌は青木に代えてドウグラス・オリヴェイラと、前線のターゲットを加える手を採り。
一方の神戸は小田→郷家に代え、汰木が本来の左サイドへシフト。

キックオフの攻撃をいきなり好機に繋げた神戸(シュートは撃てず)が、前半とは打って変わりペースを掴む入りに。
後半4分には右サイドから郷家がカットインでエリア内を突き、札幌・中村に倒されるも笛は鳴らずという際どいシーンを作り。
一方の札幌、9分にドウグラスが敵陣で奪って右へスルーパス、受けたルーカスがカットインを経て中央に横パス。
走り込んだドウグラスがシュートするも枠を捉えられず。
待望のターゲット役として君臨するも、シュート精度の低さという問題を抱えるのは相変わらずで、「当たるも八卦」といった感じのドウグラス。

共に交代選手が見せ場を作った立ち上がりを経て、神戸はさらにポジションを移した汰木も躍動。
10分に大﨑とのワンツーで左サイド裏へ抜け出した汰木、そのままカットインでエリア内を突き。
戻しを受けた大﨑が中央へ、後はシュートするだけといったボールが武藤に送られるも、札幌・宮澤が武藤の振った足を受けつつもクリアで何とか防ぎます。

良い流れを得ていたのは神戸の方でしたが、ミスから傾いてしまう流れとなるのは「敗者のメンタリティ」がチームを覆う状況故か。
14分の札幌の攻撃、荒野のミドルパスを左サイドで受けた菅、カットインを経て左ハーフレーンからクロス。
このゴールへ向かうボールに金子が走り込む所、前に出たGK前川はキャッチにいくも弾いてしまい、エリア内でドウグラスに拾われてシュート。
ゴールに吸い込まれ、同点に追い付いた札幌。
尚このシュートも、神戸・小林のブロックもありポストを叩いた末のゴールインと、ドウグラスの決定力不足は払拭ならずといったものであったのを付け加えておきます。

さらに続く16分にもGK前川はスローでのパスをミスして奪われ、ルーカスが前進する所を大﨑が反則で止めてしまい警告を受け。
この直接FKはキッカー菅の直接シュートが外れて救われたものの、ミスからの失点で動揺する姿が露呈する苦しい状態となります。
直後にベンチはイニエスタを諦め、大迫を投入して2トップ(4-4-2)へとシフト。

しかし直後の17分に郷家が右サイド奥で札幌・深井に反則を受け、FKの好機。
イニエスタが退いた事でキッカーは汰木が務めましたが、その汰木のニアサイドへのクロスを合わせた武藤のヘディングシュートがゴール左へ突き刺さり。
暗雲を振り払うセットプレーからの一撃で、再びリードした神戸。

再び追う展開となった札幌ですが、神戸・汰木の躍動を受けてか、守備意識故にルーカスの推進力が目立たなくなり攻撃機会は激減。
逆の左サイドから組み立てんとするも、そこで奪われるという悪循環となります。

それを尻目に神戸はさらに攻撃を重ね、23分には橋本の縦パスを入れ替わって受けた郷家が右ハーフレーンからミドルシュート。
GK中野がセーブするも右CKとなり、キッカー汰木の中央へのクロスを、今度が菊池が合わせヘディングシュート。
GK中野が再度セーブするも乱戦となり、大迫の落としを札幌・深井が防ぎこぼれた所を詰めた菊池が再度シュート、ゴールネットを揺らします。
貴重な追加点で勝利を手繰り寄せ、沸き上がるホーム・ノエビアスタジアム神戸。

あっという間にセットプレーから失点を重ねてしまった札幌。
やはりディフェンスラインの離脱者続出の影響は大きいといった流れですが、それでも戦いを止める事は許されず。
破綻を防がんと選手は必至に走り回るも、それ故(双方とも)荒さが目立つ場面も増えていき。
26分にはパスを受けた荒野が神戸・橋本の激しいスライディングを受け、痛んでのたうち回るシーンが作られてしまい。(橋本に警告)

28分に中村に代えてガブリエル・シャビエルを投入した札幌。(菅が左センターバックに回り、金子が左WBに回る)
何とか反撃のカードを切りにいきましたが、齎されたものは終戦を告げられるシーンでした。
直後の29分、ロングパスを橋本がカットした神戸が左サイドで素早く攻撃、汰木がドリブルからカットインと持ち味を発揮してグラウンダーでクロス。
ニアサイドに大迫が走り込み、札幌・深井が防ぎにいくも、足に当たってコースが変わったボールがゴール右へと転がり。
オウンゴールという形で決定的な4点目が入ると、さらに札幌の崩壊は止まらず。
キックオフ直後にあろう事かプレスを受けて奪われ、抜け出した大迫を必死に止めにいったシャビエル、後ろからのチャージとなってしまい反則。
そして主審から赤いカードが突き出され、決定機阻止で退場というジャッジとなり、僅か3分のプレーとなってしまいピッチから退いたシャビエル。
奪われたシーン然り、試合に入る事すら出来ずに終わってしまう事となりました。

数的優位となり余裕も出来た神戸、34分に橋本→井上、39分に大﨑→ボージャン・クルキッチとカードを切っていき。
ロティーナ監督になって以降、毎試合のように起用されているヴェルディ時代の申し子である井上(それまでは出場無し)と、逆に途中出場のみとなっているボージャン。
監督によって変わる起用方針という要素が色濃く表れているのは面白くあり。
その間にも札幌は何とか反撃せんとしますが、37分の駒井のエリア内でのシュートは神戸・菊池にブロックされてモノに出来ず。

終盤を迎え、やはり数的優位の神戸が攻撃面でも上回り。
40分に左サイドからパスワークで前進、エリア内で受けた汰木がシュート、GK中野がセーブするもオフサイドディレイ。
41分には武藤のミドルパスを収めた大迫がエリア内中央からシュートするもGK中野がキャッチと、ゴールを脅かしていき。
着実に、僅かに残された札幌の気持ちを折るような攻撃を見せていきます。
札幌にとっては前節と違い、10人となった後に失点しなかったのがせめてもの救いでしょうか。

アディショナルタイムの最終盤に、菅の左手前でのクロスから、ファーサイドで岡村がヘディングシュートを放った(枠外)のが最後の一矢といった札幌の攻撃。
そして試合終了の時を迎え、ようやく勝ち点を二桁に乗せる2勝目を挙げた神戸に対し、痛みだけが残る結果となった札幌。
敗戦はいずれも4失点以上という負の成績は継続され、得失点差はマイナス二桁(11)に昇る事となりとうとうリーグワーストの数字に。
これで3週間の中断期間に入るのは後味が悪いのも当然ですが、果たしてどう切り替えていくか。

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DAZN観戦 2022年J1リーグ第13節 ジュビロ磐田vsFC東京

2022-05-16 16:01:21 | サッカー視聴記(2022年J1)

<磐田スタメン> 3-4-2-1
GK 三浦
RCB 山本義道 CCB 伊藤槙人 LCB リカルド・グラッサ
RWB 鈴木雄斗 DH 鹿沼 DH 遠藤 LWB 松本
IH 上原 IH 杉本
FW ファビアン・ゴンザレス
<FC東京スタメン> 4-2-3-1
GK ヤクブ・スウォヴィク
RSB 中村 CB 木本 CB 岡崎 LSB 長友
DH 安部 DH 青木
RSH レアンドロ CH 高萩 LSH 永井
FW ディエゴ・オリヴェイラ

開幕前にこんな記事を書いてからというもの、J1では1994~1998年にJリーグ参入した8クラブに焦点を絞りたいと思い、こうして筆を取っています。(どうでもいい)
そんな中でリーグも3分の1程を消化し、優劣が分かれつつある状態。
自動降格圏には湘南・神戸が勝ち点1桁で沈んでおり、その一歩上には磐田が予断を許さずの16位と、このままいけばさらに降格数を重ねる事となり。

磐田はこの日、J2から監督を迎えてサッカーの構築を進めているという同じ立場の、FC東京と対戦。
とはいっても磐田の方は前年の基本形とはそれほど形を変えず、枝葉の補強を幾ばくか行ったうえで3年ぶりのJ1を戦っており。
それ故「前年J2を席捲したサッカーが、上のカテゴリで通用するかどうか」という判り易い残留のカギを抱えながらも、悪戦苦闘しているシーズン。
そのため同じ立場といえど、個の力では明らかに分が悪い。

試合が始まり、FC東京がそのマンパワーを前面に押し出して攻め込む入り。
敵陣深めでのスローインを連発して押し込み、まずペースを奪わんとします。

しかしそうはさせなかったのが磐田のプレッシング。
アルベル・プッチ・オルトネダ監督の下、主体的な攻撃を繰り広げたいという意思のFC東京に対し、ビルドアップを遮断してショートカウンターに繋げるシーンを続発させます。
前半5分にGKスウォヴィクにまでプレッシャーを掛け、杉本がエリア内でボールを奪うという絶好のシーンを作ったものの、シュートは撃てず。
10分にはボール奪取した上原が右ハーフレーンを前進、エリア手前で中央へ横パスを送り、走り込んだ遠藤がシュート。(枠外)
ことハイプレスに至ってはリーグ序盤のFC東京の十八番かと思われましたが、相手のお株を奪うようなこの日の磐田のサッカー。
そんな立ち回りを続けている内に、ビルドアップによる主体的な攻撃も何度か見せるようになります。

劣勢の立ち上がりとなったFC東京、流れを変えたのは磐田同様に敵陣でのボール奪取。
22分に右サイド深めでレアンドロがボールを奪い好機を作った(シュートまではいけず)事で、自らのサッカーを取り戻すかのように攻勢に入ります。
最終ラインからの組み立てが冴え渡り、磐田は序盤のようなプレッシングを掛けるシーンは減り、5-4-1のブロックで構える時間が増えていき。

この日はドイスボランチのシステムを採用したFC東京。
それにより青木が最終ラインに降りて組み立てたり、最初からサイドバックが高目の位置を取ったりと、巧く可変させてビルドアップを敢行し。
25分、左サイドでのパスワークから左SBの長友がオーバーラップし、ハーフレーンを駆け上がり。
そして出来たスペースに永井が走り込み、スルーパスを受けてクロスにまで辿り着く攻撃。(永井のクロスがブロックされ終了)
前年この試合を観た印象では、長友は加齢故かオーバーラップは殆ど見られず、ひたすら後方から裏へのパスを供給する役割となっており。
今季開幕からスタメン落ちが続いたのも、消極的な姿勢が嫌われた故の事かと思われましたが、そんな負の印象を振り払うような上がりを見せていたこの日の長友。
ともかく、その長友に高い位置を取らせるように、高萩が降りて来てボールを受けたりといった工夫を見せていたFC東京の組み立て。

しかしペースは握るもののフィニッシュに辿り着けないという、ポゼッションスタイルお決まりの流れにも陥ってしまい。
逆に磐田がその針を縫うようにカウンターを仕掛け、1トップのゴンザレスを橋頭堡としてゴールに迫るシーンが目立ちます。

中々シュートを放てないFC東京は40分、安部の左サイド奥へのロングパスに永井が走り込み、奥で受けたのち戻りつつ低いクロス。
ターゲットのディエゴはこれをワントラップから、バイシクル気味にシュートを放ちますがジャストミートせずGK三浦がキャッチ。
苦し紛れという感じが拭えずにいると、迎えた43分。
ここもFC東京が最終ラインでの繋ぎから攻め上がるも、エリア内右からの中村のクロスがブロックされて磐田のカウンターを誘発してしまい。
遠藤のパスを受けた上原が中央をドリブル、右へスルーパスを送ると共にさらに走り込み、鈴木雄のグラウンダーのクロスに自ら合わせシュート。
ボール運びとフィニッシュ双方を務めた上原のゴールで、先制点は磐田に入りました。

その後もFC東京はレアンドロのクロスをディエゴが受ける好機を作った(45分)ものの、シュートは放てず終わり。
結局1-0のまま前半を終えます。
エリア内のターゲットがディエゴのみになるというシーンが目立ち、そのディエゴが激しいチェックに遭えばクロスから得点するのは難しく。

流れを変えたいFC東京、ハーフタイムで高萩→松木へと交代すると共に、サイドハーフのポジションを入れ替え。
永井が右・レアンドロが左へと移って後半に挑みました。

これで青木をアンカーとした4-1-2-3的なフォーメーションになるかと思われましたが、依然としてビルドアップ時には青木が最終ラインに降りるシーンが目立つなど、特に変わりは無いように見え。
変わらず高目の位置を取る長友を使わんとするも、交代で入った松木の長友へのパスがずれてしまい繋がらない(2度)など、リズムを掴めません。

その隙を突いて2点目を狙いにいく磐田、9分に再び上原のドリブルによるカウンター、パスを受けたゴンザレスがエリア内左を突き。
シュートは撃てずもコーナーキックを得て、2本目の左CKでキッカー遠藤のクロスをニアサイドで伊藤槙がフリック気味にヘディングシュート、しかしゴール右へと外れ。

何とか2点目は防いだFC東京、直後の11分に岡崎縦パス→ディエゴポストプレイ→レアンドロダイレクトでスルーパスという流れで、抜け出した安部がエリア内からシュート。
しかしGK三浦が前に出て防ぐ好セーブで同点ならず、ここから攻撃権を得るも、磐田恐怖のカウンターも頭を過る流れに。
そしてその通りに、15分ディエゴのシュートがブロックされると、跳ね返りを磐田・杉本が直接ポストプレイで繋いで攻守交替。
上原からスルーパスが前線のゴンザレスへ送られると、追走する岡崎が故障を発生させて倒れてしまった事で、一対一の状況を迎えたゴンザレス。
そしてGKスウォヴィクを右にかわして後はゴールネットを揺らすだけとなりましたが、放たれたシュートは右サイドネット外側に突き刺さり、確かにネットは揺れたものの得点ならず。
決定機を逃してしまったゴンザレス、FC東京が岡崎の交代を敢行する(小川諒也と交代)と同時に、お役御免となってしまいました。(大津と交代)

辛くも追加点は免れたものの、カウンターに脅かされる事を繰り返したうえ、センターバックにアクシデント発生と受難が続くFC東京。
19分にはこぼれ球を敵陣で拾った中村が、そのまま遠目からシュートを放つ(枠外)という具合に、無理目のフィニッシュを狙う苦しいシーンも目立ち。
20分過ぎからは磐田が逆に押し込む展開となり、いよいよ名実ともに苦境に陥る事となりましたが、それを覆したのはやはりカウンター。
24分の磐田の左CKから逆にカウンターに繋げるFC東京、小川諒がドリブルで運んでチャンスを作り、レアンドロがエリア内へスルーパス。
走り込むディエゴには通らず終わったものの、流れをひっくり返す効果はあり、再び攻勢に入ります。(直後に永井・長友→紺野・渡邊へと2枚替え)

右SHに入った紺野の推進力を押し出し、磐田に守勢を強いるFC東京。
29分に磐田が遠藤を退かせる手段を取り(山本康裕と交代・同時に杉本→大森へと交代)、守備固めの思考が垣間見えたという所で、さらにカードを切り。
31分に青木→アダイウトンへと交代し、攻撃の手駒を増やしに掛かります。(アダイウトンは左SHに入りレアンドロがトップ下に回る、松木・阿部のドイスボランチに)

そして34分、ここも右サイドで紺野が前進し、中村のポストプレイを挟んでのカットインを仕掛け左へパス。
受けたアダイウトン、中央へ流れたのち思い切り良く右足を振り抜き、これが巻く軌道でのシュートとなってゴール右へと突き刺さり。
ジョーカーのビューティフルゴールで、試合を振り出しに戻したFC東京。

同点となった事で、お互い手の内を曝け出して終盤を迎えるという雰囲気が過り。
しかしまだ磐田はカードを残しており、それを使ったのが37分。
上原・グラッサ→ジャーメイン良・吉長への2枚替えと共に、フォーメーションも変更して終盤戦に臨みます。
<後半37分以降の磐田> 4-4-2
GK 三浦
RSB 鈴木雄 CB 山本義 CB 伊藤槙 LSB 松本
RSH 吉長 DH 鹿沼 DH 山本康 LSH 大森
FW ジャーメイン FW 大津
布陣を代えても人数を掛けてのパスワークは健在で、勝ち越しを狙わんとしますが、逆に再びFC東京のカウンターを招いた(38分)事でペースを奪われ。
40分のFC東京はGKスウォヴィクのロングフィードからの攻撃で、エリア内右からディエゴがシュートを放つ(GK三浦セーブ)など、最後は個の力がモノを言うといわんばかりの流れに陥ります。

しかしそれを覆したのが43分でした。
山本康が右サイドへミドルパス、受けた吉長が裏へ浮き球を送ると、鈴木雄が上げたクロスはブロックに当たりエリア内中央へ。
これをクリアさせずに大森がエリア内で繋ぎ、鹿沼がダイレクトでシュートを放つと、ループ気味の軌道でゴール右隅へと突き刺さり。
鹿沼のJ1初ゴールが土壇場での値千金の勝ち越し弾となり、歓喜の輪を作る磐田。

再びリードされてしまったFC東京、こうなると守りを固める相手に対し、押し込んで何とか強引にこじ開けを図るしか無く。
突入したアディショナルタイム、CK攻勢の流れに入ったもののモノに出来ず。
さらに2本目のCKの際に、跳び出したGK三浦が木本と交錯し、顔から出血してしまうというアクシデントが挟まり。
治療時間が取られた事で熱量も冷めてしまい、その後磐田にボールキープを許す時間が長くなってしまいます。
何とか再度押し込む流れとなるも、ブロックの外でボールを回しつつクロスを入れるのが精一杯となり。
10分近く時間が取られたものの、結局シュートを放てず試合終了の笛を聴く事となりました。

貴重な勝利を手にした磐田。
残留へ向けて……とは未だ気が早いでしょうが、この日のカードのようなサッカーの完成度での優位性を活かし、折り返さないうちに勝ち点を稼いでおきたい所でしょう。

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