約50億光年にある遠くの銀河集団 Abell 370 の最終的な観測でフロンティア・フィールド計画は終了した。Abell 370 は、天文学者達が重力レンズ現象を観測した最初の銀河集団の一つである。ここでは、背景の銀河達の引き伸ばされたイメージが、写真の中の弧と筋として現れている。(以下 略)
<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」
<大判>: イメージをクリック
<ひとこと>: この関連記事はヨーロッパ宇宙機関とNASAとが同日に発表しました。ここではヨーロッパ宇宙機関の解説の冒頭部分の一部を引用しています。詳細なNASAの記事は「ホームページ」の 「ハッブル宇宙望遠鏡:多くの銀河達、ハッブルの視界での監視を要する」を参照。このイメージは重力レンズ効果の典型として、今後も継続して研究される素材です。
なお、こちらでは敢えて縦横比を大きく変換してあり、「弧」の形が よりはっきりと見て取れます。