コペルニクス・センチネル3A衛星は、3月26日に、アラスカ半島の北ベーリング海に我々を連れて行った。季節の海氷がイメージの上部を占有している。氷は海の生態系で重要な役割を演ずる。成長する藻は氷の下に取り付いている。春になって氷が溶けるとき、それは藻が生長する栄養豊富な淡水域の層を残す。生物は、食物連鎖の上でより高く、続いて藻を食べる。右上隅にアラスカ本土の一部が雪で覆われているのを見ることができる。イメージの中心には、プリビロフ諸島の一部である、聖パウロとセント・ジョージ島がある。毎年約200万羽の海鳥がこれらの島で巣をつくる。イメージの右側の渦巻く雲はフォン・カルマン渦通りとして知られている気象現象の成果である。
<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」
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