2003年1月22日の飛行7日目、スペースシャトル・コロンビアクルーがキャビンからの日の出を捕えた。このミッションでは科学調査として7名のメンバーを運び、1月16日にその年最初のシャトルミッションとして打上げられた。16日間のミッションを終えた後、2月1日に、 コロンビアとそのクルーは、再突入の際の着地前16分の東部標準時午前9時ごろにテキサスの東で失われた。
NASAは、2月7日木曜日の“NASAの追憶の日”に、アポロ1号、スペースシャトル・チャレンジャーとコロンビアクルーを含む、探査と発見を進めている間に生命を失った者全てに弔意を表するだろう。
<出典>: 「スペースシャトル・コロンビア(STS-107)」
<大判>: イメージをクリック。
<ひとこと>: この事故はNASAの宇宙開発に大きな影響を与え、スペースシャトル計画の廃止に結びついた。以降、国際宇宙ステーションとのクルーの往復はロシアのソユーズに頼ることになる。今月、米国の新しいクルー船が無人で打上げられテストされる予定である。国際宇宙ステーションには既に新しいクルー船到着に備えたドッキング機構が用意されている。