NASAのキュリオシティ・ローバーはヴェラ・ルービンの尾根で最後の自画像をとり、シャープ山のクレイ(粘土)領域に向かって下った。この火星の捩じれた隆起は一年以上このローバーのホームであり、科学者達に新しいサンプルと新しい疑問を提供してきた。12月15日に、キュリオシティは、ロックホールと呼ばれる隆起の場所で19番目のサンプルをとった。
キュリオシティは2017年9月以降この隆起を調査してきた。キュリオシティは、今、この隆起の南のトラフにある「粘土を含んだユニット」に向かっている。
<出典>: 「キュリオシティ(Curiosity)」
<動画>: イメージをクリックして動画をご覧ください。 右側はアポロミッションで活躍した月面探査車です。但し、こんなに速く動くことはありません。
<ひとこと>: この記事は独自に編集しています。火星では、これまで、ソジャナー(1997年7月:電子レンジの大きさ)、スピリッツとオポチュニティ(2004年1月)、キュリオシティ(2012年8月:小型バス大)の4機のローバー(探査車)が活動してきました。ソジャナーは親宇宙船を持ち、その周辺近くを調べましたが、スピリッツとオポチュニティ以降は親機を持たず単独で広範囲に活動してきました。今、健在なのはキュリオシティのみ。オポチュニティとは通信を回復すべく努力が続けられています。これらの詳細は「ホームページ」の 「火星探査写真集」 から。