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2月25日: ノースロップ・グラマンのシグナス貨物船

2019年02月25日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

その際立ったシンバル形の超柔軟太陽電池板を持つノースロップ・グラマンのシグナス貨物船が、 Canadarm2 ロボットアームに捕まれて描かれる。シグナスは国際宇宙ステーションが太平洋の上に周っていたときに解放された。シグナスの共通係留メカニズムに見えるのは、ステーションからの解放後安全な距離に達したときに貨物船からキューブ衛星を展開するように設計された、スリングショット(Slingshot:子供達の遊びでつくられるY型の木にゴム紐をつけたパチンコ)小型衛星配備装置である。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: 現在、国際宇宙ステーションに補給物資を運んでいるのは、回数の多い方から、ロシアのプログレス、米国民間貨物船スペースX社のドラゴン及びノースロップ・グラマンのシグナス、日本の「こうのとり」があります。「こうのとり」は7トンほどの貨物を運べますが、他は数トンを運びます。以前はヨーロッパ宇宙機関の貨物船も使われましたが現在は使われていません。これらのうち地球に物資を持ち帰ることができるのはスペースX社のドラゴンのみ。他は任務が終わると地球の大気に入り燃え尽きます。なお、NASAでは現在米国の民間会社とクルーの搭乗も可能とする(現在はロシアのソユーズのみ)新しい宇宙船の開発を進めており、そのテストとして来月スペースX社の宇宙船を無人で打上げる予定にしています。

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