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2月1日(火): オリオン座の幼児の星達/火星探査

2022年02月01日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAのスピッツァーが見た星形成領域 NGC 2174 のこの赤外線イメージでは、ダストに包まれた多数の幼児の星が明らかにされている。この地域の雲の一部は、可視光線イメージで猿の顔に似ているために「モンキーヘッド」と呼ばれる。しかし、このような赤外線画像では、異なる雲が赤外線画像と可視光画像で強調されているために猿は消える。オリオン座の北に見られる NGC 2174 は約 6,400 光年にある。中央のダストの柱は、最近この地域で生まれた最も熱く若い星からの放射と恒星の風によって彫られている。このスピッツァーの赤外線の視界は、今後数千年で生まれる星の、次の集団の予見を提供している。暗いフィラメントを通して散らばる光の赤い場所は、暖かいダストの覆いによって巻かれた幼児の星達である。暖かいダストは赤外線波長では明るく輝く。これらの星達は最終的にダストの包みから姿を現すだろう。このイメージは2015年に公開され、 3.5 ミクロンは青、 8.0 ミクロンは緑、 24 ミクロンは赤が割り当てられた。緑は星明りによって照らされたダストの雲の有機分子を示し、赤はダストの最も熱いエリアから発せられる熱放射に起因している。観測から外れた端のエリアは、広域赤外線探査機 WISE の観測を使って埋められた。

<出典>: 「太陽系とその彼方(Solar System and Beyond)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査>

今日のテーマ: ハイフィールド・ドリルホール (キュリオシティ)

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