１０月４日（水）： ハドソン湾の氷の崩壊が加速／ミッション別ページ

ハドソン湾の氷の崩壊が加速

米国海洋大気庁（NOAA：National Oceanic and Atmospheric Administration）の NOAA-20 衛星に搭載された可視赤外線イメージング放射計一式は、２０２３年６月２８日に、ハドソン湾の断片化された氷のこのイメージをとらえた。海氷は通常６月から８月の間に溶け、湾は１０月下旬または１１月に再び凍結し始める。
氷の増減とその分布は、多くの動物、特にホッキョクグマの生活に重要な役割を果たしている。湾に氷があると、ホッキョクグマはアザラシやその他の獲物を探すために出かける。氷が溶けると、クマは岸に後退し、氷が戻るまで断食したり、見つけた食べ物を食べたりする。

カナダ氷サービス（Canadian Ice Service）のデータによれば、２０２３年６月初めの温暖な天候によって、ハドソン湾の氷の崩壊が加速した。これによって、月末までに湾の大部分、特に湾の西部と中央部で、通常よりも氷が少なくなった。

＜ひとこと＞：　　ハドソン湾はカナダ北東にある大きな湾（右下図）。なお、ＮＡＳＡのサイトの構成変更による無効のためリンクは割愛。

＜出典＞：　「氷（Ice）」

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ページ	最終更新日	参　　　考	未掲載情報
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＜参考＞　宇宙科学の話題	１０月　２日	発表の都度	－
＜参考＞　ＮＡＳＡテレビ放送予定	－	宇宙ステーションの定常業務は省略	－