１０月１３日： 金属小惑星探査衛星プシュケは打上に成功しました。
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２０２３年の夏は記録上最も暑かった
ＮＡＳＡのゴダード宇宙研究所(GISS)の科学者達によれば、１８８０年に世界の記録をとり始めて以来、２０２３年の夏は最も暑かった。
６月、７月、８月の合計は、ＮＡＳＡの記録の他のどの夏よりも摂氏 0.23 度(華氏2.2度)暖かく、１９５１年から１９８０年までの平均の夏よりも摂氏 1.2 度暖かかった。８月だけでも平均より 1.2 度暖かかった。６月～８月は気象学上北半球の夏とされる。
この図は、２０２３年６月、７月、８月の世界の気温の異常を示している。これは、１９５１年から１９８０年までのベースライン平均と比較して、地球がどれだけ暖かいか寒いかを示している。最も濃い赤は平均より少なくとも摂氏４度高い。
この新しい記録では、極端な熱が世界の多くを席巻し、カナダ、ハワイで致命的な山火事を悪化させ、南米、日本、ヨーロッパ、米国における灼熱の熱波、イタリア、ギリシャ、中央ヨーロッパでの激しい降雨の一因となった可能性がある。
＜出典＞： Observing the Earth
＜ひとこと＞： 大判はイメージをクリック。
なお、２０２３年の異常気象については JAXA の ２０２３気候変動 でも詳しく解析されています。
第１回 海洋: 海面水温の上昇とエルニーニョ現象
第２回 海氷: 南極域の冬季海氷面積が最小記録を更新
第３回 陸熱波・森林火災
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＜お知らせ＞： 今晩米国を中心に金環食が予定されています。ＮＡＳＡの中継放送があります。下表「ＮＡＳＡテレビ放送予定」から。
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