北極海の氷記録上6番目に小さく、南極は最低の成長を記録
北極海の年間海氷の最小(最低)年間面積は、今年の記録上6番目に低く、南極の海氷はこれまでで最低の最大値に達した。これらは共に、人為的な地球温暖化により長期的な減少傾向を続けている。
NASAと国立雪氷データセンター(NSIDC)の研究者達によれば、北極海の海氷は、恐らく2023年9月19日に年間最小面積に達し、衛星記録で6番目に低い年になった。一方、南極の海氷は、最も暗く寒いこの時期に、氷の面積がはるかに速いペースで成長するべき9月10日に、その最大面積が記録上最低に達した(10月7日の記事参照)。
海氷は、地球の極地の生態系を形成しまた地球の気象に重要な役割を果たしているために、科学者達は、季節的および年次変動を追跡している。 NSIDC とNASAの研究者達は衛星を使って海氷を測定している。
2023年5月から9月までの間に、北極の氷の面積はピーク面積の 1462 万平方キロメートルから 423 万平方キロメートルまで縮小した。これは、1981年から2010年の平均最小値である 622 万平方キロメートルを約 199 万平方キロメートル下回っている。失われた海氷の量は、米国本土全体を覆うのに十分である。
<ひとこと>: 右上のイメージの大判は省略。右下のイメージはクリックして Youtube から。
<出典>: 「広域気象変化(Gloval Climate Change)」
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