先日島に戻りました。
コメントを頂いた方々、ありがとうございました。
また、いろいろな方からも電話等頂きました。
今日はなんと、一世帯当たり米10kgが配布されました。
熊本のある町から災害に遭われている方にと贈られてきたそうです。
ありがたいことです。
以前とは形が少し変わった山に目が向いてしまいます。
火砕流(火砕サージ)が通って木々が茶色くなっている箇所も見えます。
噴煙は出てますが、3日以降新たな噴火は起きていません。
それが逆にエネルギーが溜まっているのではないかと心配でもあります。
星の話題ですが、先日発見された C/2014 Q1 (PANSTARRS)
近日点距離が0.3AUほどととても魅力的な彗星です。
早速ステナビでどのような動きをするのか見てみると、
7月下旬の薄明終了後に西の地平線すれすれに見え条件はあまり良くないようです。
もうそれは仕方のないことです。
太陽に結構接近するので、近日点通過日をいろいろいじって遊んでみると
地球にかなり接近する軌道をもっていることが分かりました。
尾の長さは0.03AUと設定してます。
近日点通過日を11月14日に設定すると、彗星は10月7日頃に地球に0.09AUと猛烈に接近します。
しかも周極星となり、北の空に一晩中見えます。
まるで、ミニ百武彗星みたいな・・・
もったいない・・・
C/1996B2からもうすぐ20年。
あの頃はフィルムカメラでした。
デジタル機材で百武彗星みたいな大彗星を迎え撃ちたいものです。
星の撮影が、できるようになると良いですね。
雷や飛行機の音で噴火かと思うほど、自分もまわりの人もピリピリしてます。
噴火からまもなく1ヶ月。今のところ地震も少なく、落ち着いた状態です。この状態が続き、自分も落ち着いてきたら、また撮影を始めたいと思います。しばらくは様子見です。
その後は大雨もあったようですが、無事に島に戻れてなりよりです。
この彗星は私も注目しました。
太陽に接近後は太陽の向こう側に行ってしまうようですね。
もう半年ぐらい前に接近すると良かったかもしれません。
Q2のラブジョイも注目です。こちらも地球に接近するようです。
雷がなるたびに、「噴火じゃないよね」という感じで、まだ緊張感が漂っています。
火口のまわりに10個以上も地震計やら設置してあったようですが、どれにも前兆がでなかったようです。その機器のほとんどは使用できなくなっているようです。次の噴火の時に予報がでるのか心配です。
ラブジョイの方は近日点距離が1AUを越えていたので、ノーマークでした。地球に近づき、冬の空を南から北へと条件良く移動していくようで、いい撮影対象になりそうですね。