センター突破 これだけはやっとけ 鳥取の受験生のための塾・予備校 あすなろブログ

鳥取の受験生のための塾・予備校  あすなろ予備校の講師が、高校・大学受験に向けてメッセージを送るブログです。

同志社大学入試説明会 リポート【画像あり】

2007-10-11 11:23:57 | 大学入試
10月9日に同志社大学の入試説明会が開催されました!
今回のブログは、その内容をお届けします。



ここ数年の中でもっとも志願者数が多かった2007年度入試。
センター試験の難化に伴い、国公立受験組の流入が目立ったそうです。



説明会で使用されたスクリーンの背景は、同志社大学内の建物です。
ブログの画像では少し見にくいですが、どれも大変綺麗な建物でした。
特に、冬の雪の積もったときの写真が印象的でした。
(見とれて写真撮り忘れてしまいました^^;)

関西私大の中では最難関となる同志社大学ですが、
実際の入試問題はかなり素直なもの。
難問・奇問の類の出題はなく、コツコツと基礎的な勉強を
積み上げてきたかどうかを問う問題を作成するよう心がけているそうです。
その分、合格最低点は高めになる傾向があるようです。




合格の為にはやはり入念に過去問を解くこと!
同志社大学の入試問題は、学部間の違いはありません。
ですから、他学部の過去問に取り組むのも有効です。

参加した生徒諸君はみんな真剣に聞いてくれました。
最後に、説明に来られた同志社大学入試センターの吉田さんの
実際の入試体験記を聞き、みんなが具体的なイメージをもてたようです。

説明をしてくださった吉田さん、どうもありがとうございました!



今回の説明会に参加できなかった方で資料をお望みの方、遠慮なくあすなろ予備校までお問い合わせください^^資料には2007年度入試の過去問が入っていますので、実際の入試問題にも触れることができますよ^^

また、このような形で今後も私立大学入試説明会を本校にて実施いたします。
今後の予定は

 中央大学 10月12日(金) 16:40~18:10
 法政大学 10月15日(月) 16:40~18:10
 立教大学 10月19日(金) 16:40~18:10
早稲田大学 10月20日(土) 13:30~15:00

となります。志望校決定や志望校合格へのモチベーションアップに非常に役に立つと思いますので、校外生の方もお気軽に足をお運びください^^

お問合せは 0857‐22‐6896 まで

皆さんのご参加を心よりお待ちしております!

頑張れ、受験生!

PS 
入試説明会にいらっしゃる方は、やはりその大学を実際に卒業された方が多いようです。説明される方を見れば、どんな人物をその大学が生み出すのか分かるかもしれませんね^^

「センター突破これだけはやっとけ」 生物編

2007-10-10 19:53:09 | 特集「センター突破これだけはやっとけ」
「覚えることがたくさんあって、大変!」という声をよく聞きます。
生物は暗記科目ではありません。
モチロン必要最低限覚えなければならないことはあります。
でも、流れを理解することで、自然と身につくこともたくさんあります。


苦手な人は、基本的な問題にチャレンジ!まず、全単元をやってしまいましょう。
自分が覚えていないところ、理解できていないところを知ることが大切です。

その結果をみて・・・。
苦手な単元を図や絵にかいて理解しながら、確認をしていきましょう。
 例えば、魚の絵をかいて、浸透圧調節をまとめる。
教科書をしっかり読みながら、確認しましょう!
覚えていないこと、知らないことが出てくるはず。
質問や疑問があれば聞きに来てくださいね^-^

もう一度、基本的な問題にチャレンジしましょう!目指せ全問正解!


さて、基本的なことは大丈夫!
でも、70点くらいで伸び悩んでる人はセンターの過去問に取り組んでみましょう。
ここで、注意!!!
①問題を解くときは、なぜその答えを選んだのかを書き込む。
 例えば、違うと思ったところに下線を引いて×をしておく等
②答え合わせをするときには、時間をかけて、自分が問題を解いた時の考え方があっているのかを確認する。

案外、基本的なところに穴がある場合も多いです。


最後に、
実験考察問題では、「知らない実験がでてきても焦らない」。
これ大切!
「なんで、ゴキブリなの!」とか「カメムシ!?知らん!」皆が思っていることです。
ここで焦ったらあなたの負け。

深呼吸して、問題をよく読む。→問題の内容を絵や図にかく。→設問を読む。→解いていく。

答えやヒントはリード文、表やグラフの中にあります!!
それでも、時間がかかりそうなときは、他の問題から手をつけよう!

英語や数学の勉強に忙しくて、生物の勉強時間はなかなか取りにくいものかも知れません。

そこで!
短時間で集中的に勉強するには、
解いているとき(モチロン模試中も)、なぜこの答えを選ぶのかを書き込む。
分からなければ分からないと印を必ずつけておく。
解いた問題をていねいに見直しすることです。
(印がついていると短時間で効率よく見直しが出来ますよ!)


今からでも間に合います!最後まで諦めずにがんばりましょう!!
疑問があるときは、どんどん質問してください。


゜・*:.。. .。.:*・゜"。・:*:・゜☆ 原頁☆月劵 禾り ,。・:*:・゜☆"゜・*:.。. .。.:*・


P.S.
もうすぐ紅葉の季節です。
紅葉をみてアブシシン酸による離層の形成促進によるんだなぁ
と考えてしまうくらい、私は、生物が好き(生物バカ)です(≧o≦)ノ

「センター突破これだけはやっとけ」 化学編

2007-10-07 19:00:40 | 特集「センター突破これだけはやっとけ」
少しずつですが、最近ようやく涼しくなってきましたね。勉強に集中するにはとてもいい季節です。


さて、今から本格的に化学の受験勉強を始めようという君たちへ…

大事なのは、だいたいでいいからまずは全体をつかむこと。そのために、とりあえずセンター対策の基本問題集を手に入れてください。選ぶポイントは3つ。
 
 ①薄いこと(問題の部分が)
 ②解説が詳しいこと
 ③手にとってみたときの第一印象が良いこと です。

せっかく張り切って勉強を始めても、分厚い問題集で、いつ終わるのかわからないようじゃすぐに挫折してしまいます。このテの問題集は、たいていの場合「理論編」「無機編」「有機編」などに分かれています。全部で100問もあれば十分でしょう。これを1か月で仕上げます。1週間で約25問、センター試験より少し少ないぐらいですね。これならできそうでしょう?

次に、問題が解けなかったり間違えたりしたときに、「何故その答えになるのか?」が分からないと意味がないですよね。そのためには解答だけでなく解説がちゃんと書いてある問題集でなければいけません。この解説をしっかり読んでください。読んでも分からないときは私のところへ質問に来てください。お茶とお菓子を用意して待ってますから。

それから、第一印象はかなり重要です。そんな基準で選ぶのか?と思われるかもしれませんが、センター対策ですから、どの問題集も内容は似たようなものです。であれば、表紙のデザインとか、字の形や大きさとか、色使いとか、「あ、これならやれそう!」て思えるもののほうがやる気が出るよね。

参考までに、学習を進める順番としては、

「無機編」→「有機編」→「理論編」

がオススメです。物質の性質や特徴についての具体的なイメージをもったうえで理論編を学習したほうが理解しやすいと思います。はじめは覚えることがたくさんあって大変だと思われるかもしれませんが、最初に言ったとおり、まずはだいたいでいいんです。これを2回、3回と繰り返していくうちに確かな知識となって身についてきますから。もちろん、2回目、3回目は知識が増えたり理解が深まったぶんだけ、1回目より早く終えることができるはず。センター試験までに最低5回は繰り返しましょう。

最後に、この方法はセンター試験でとりあえず7割以上の得点を目標としているので、8割、9割、いやもっと得点をとりたいという人は、また別の勉強をする必要があります。簡単に言うと、8割以上を目指す人は、基本問題集ではなく、標準問題集・総合問題集を使って応用力・総合力を養ってください。その際、「なぜそうなるのか?」を考えながら取り組むことが重要です。そして、最後はやはり「基本に立ち返れ」です。

センター試験まであと3か月と少し、いっしょに頑張っていきましょう。

「センター突破これだけはやっとけ」 物理編

2007-10-06 18:39:30 | 特集「センター突破これだけはやっとけ」
1年は早いものでセンター試験まで、残り4ヶ月程になってしまいました。だんだんと時間との勝負になってきてしまい、気持ちが焦ってきている人もいるのではないかと思います。
今回“センター物理これだけやっとけ”ということでセンター試験における物理の効果的な学習方法を皆さんにお伝えしようと思います。


【センター物理における学習の心構え】
まず、皆さん!物理の基礎はしっかり理解していますか?

「基礎って何が基礎なの?」と思われる方もいると思いますが、物理でいう基礎とは“教科書に載っている本文の内容”です。この本文に記されていることは、最低限理解しておかなければならない“物理の理論”です。センター試験では「物理Ⅰ」の教科書のことですね。この部分が頭から抜けていると、試験で高得点は望めません。もちろん物理を“理解した”ことにもなりません。

物理という学問は原子から宇宙まで様々な現象を扱う学問です。しっかりとした理論の理解が必要不可欠となります。問題のパターンを覚えているだけでは物理を理解したことにはなりません(ある程度学習が進めばパターンとして見ることも必要ですが)。

それでは、初めに、物理の理論を理解するうえでの心構えを教えたいと思います。これは物理が得意な人も不得意な人も必ず読んでください。


まず、理論を理解するために教科書、参考書(自分が使っている信頼のおける一冊でよい)、ノート、鉛筆を用意してください。次に自分が学習する箇所を教科書の本文で読み込みます(例えば、今日はドップラー効果について学習しよう、など)。ここで重要なことは、ただ読むのではありません。じっくりと一字一句噛みしめながら読み込んでいくことです。教科書でよく理解できなかったときは参考書を読み込んでください。それでも理解できなければその箇所に印をつけておいて後にまわしましょう。また、本文を読み込む際、必ず自分で図を描いて理解するようにしましょう。図を描くことで理解のスピードが速くなります。ここまで非常に時間がかかると思います。当然です。理論を理解しようとしているのですから。しかし、後々必ず役に立つので、気合を入れてやってみてください。


それでは次に、レベル別に学習の流れをみていきましょう。

①【ある程度物理が得意な人の学習の流れ】
早速問題に取りかかりましょう。物理に自信がある人は問題演習中心に進めていきます。題材としては、“センター型”の問題であれば何でもよいですが、私はまず過去問をお奨めします。現在のセンター物理の範囲である分野で最低でも過去5ヵ年分演習します。その後、大手予備校が出版しているマーク式問題集を潰すようにしましょう(複数冊がよいが、時間がなければ一冊を完璧にこなすこと)。まだ手に入れていない人は解答・解説が詳しいものを選んで購入しましょう。

心構えで伝えたように、教科書の理解は必要不可欠ですが、理解してから問題を解いていたのでは時間が足りません。まずは、問題を読み、“目の前で何が起こっているのか”を把握するようにしましょう。このとき、図を描くことも忘れずに。しかし、問題の意味は理解できても、解き方が分からないときがあります。このときは、まだ自分の中で理解が漠然としているときなので、解答・解説をよく読んで問題から学ぶように心掛けましょう。理解するまで何度でも読み込んでください。それが終わったら必ず教科書に戻ってチェックをしてください。そして、もう一度問題を解きなおしてください。ここが重要です。今度は理解したうえで取り組むのですから、簡単に問題を眺めることができるはずです。

これの繰り返しです。地道な作業ですが、必ず高得点を狙えます。


②【物理に不安を抱えている人の学習の流れ】
ここでは、物理にあまり自信がない人に対しての学習のアドバイスをしたいと思います。

まずは、教科書・参考書でしっかり足固めをしましょう。やり方は心構えで述べた通りです。その後、問題演習にとりかかりますが、各予備校が出版しているマーク式実戦問題集は少し難しいと感じるかもしれないので、分野別になっているマーク式基礎問題集をするのがよいと思います。教科書等で理論をインプットしたのだから、基本問題を解きながらしっかりアウトプットをしてあげてください。そして、解説をしっかり読み、教科書で確認して、もう一度解きなおしましょう。ひたすら教科書と問題集を往復しましょう。あきらめずに頑張れば、物理は必ず自分のものになっていると思います。


【最後に】
わたしは、楽をして高得点を狙える術を知りません。日々の地道な努力こそが高得点を狙える最大の近道だと思います。だから、皆さん少々模試の結果が悪くてもめげずに頑張りましょう。本番でよい結果が出ればいいのですから。

また、勉強をする際には、机の横にキャラメルかチョコレートを置いておくといいでしょう。特に物理は思考の学問なので、思考が止まってしまわないよう血糖値を上げながら頑張りましょう。今回は心構え的なことについて触れましたが、機会があれば、分野別攻略法を伝えたいと思います。

  がんばれ!!受験生!

「センター突破これだけはやっとけ」 政治経済編

2007-10-05 08:51:30 | 特集「センター突破これだけはやっとけ」
 センター試験まで、あと4ヶ月をきりました。この時期、なかなか勉強がはかどらない、あるいはがんばっているけど、結果がついてこないなど、色々な悩みをかかえている人も多いのではないかと思います。

あせりは禁物。まずは自分のできることを考えていきましょう。まず、政治経済では基本となるキーワードがあります。自分の持っている参考書や用語集などを使って、センター頻出用語を確実に頭に入れていきましょう。

センターを制するためには、必要な知識が頭に入っていることが最低条件となりますが、これは、「知識を頭に詰め込め」という意味ではありません。大切なのは、自分なりの計画を立てて、しっかり実行していくことです。何もかも頭に入れようとするのではなく、項目に関する「キーワード」を調べ、それに肉付けしていくように知識を増やしていくようにしていきましょう。(僕の普段の授業でも同じことを実践しています。)

また、最近の動向として、単純な知識を問う問題だけでなく、グラフからの読み取り問題や地図問題も増えています。各地域の国の位置の確認や、日本景気の歴史的推移など、普段からグラフや地図に慣れておきましょう。


政治経済に限らず、社会科科目はとにかく暗記が大変といわれます。しかし、実は簡単に頭に入る勉強法があります!それは・・・

  「人に教えること」です。

人に教えるということは、つまり自分がその知識を持っていなければ教えることが出来ませんよね。

予備校で教えている僕が言うのもなんですが、知識は、教わっているだけではそれほど身につきません。授業を聞いて、復習しても、次の日には案外忘れているものです。
そこで、自分が得た知識を、憶えているその日のうちに、誰でもよいので、「人に教える」ことをやってみてください。きっと自分の知識の再確認につながるはずです。

例として・・・
 1 ロックやルソーの社会契約説の違い
 2 日本国憲法の自由権や社会権に関する裁判事例
 3 金融・財政など、市場における不況・好況時の政策
などを人に説明してみましょう。

残り時間はまだ十分にあります。自分のもてる力を信じることが最後の成功につながります。がんばりましょう。


「センター突破これだけはやっとけ」 現代社会編

2007-10-04 08:57:24 | 特集「センター突破これだけはやっとけ」
この段階にやっておきたい、センター試験本番に向けての対策についてご紹介します。

① 基本スタンス

現代社会に生きる人間が、現代社会のことを知っているというのはまやかしです。きちんとした学習・研究を通して現代社会のからくりを読み解くことによって、はじめて知ることができるのです。我々は想像以上にものを知りません。その謙虚な姿勢が現代社会の学習に必要となります。

現代社会は一般常識で解けるものではありません。それは、誰にとっての一般常識かが、明確でないからであります。就職10年目の社会人レベル、大学卒業者レベル、受験生レベルなど対象が異なればその一般常識の基準は異なります。少なくとも今現在の受験生レベルの一般常識に全てを依存し、センターに臨むことが果たして正解なのでしょうか。参考書を一読したら、自分の一般常識では解答できないことが理解できるでしょう。

この世の中のからくりを解明していくことは、大変楽しい作業です。楽しみながら知識を定着させていって下さい。

地歴公民を軽視した受験生は、必ずと言っていい程しっぺ返しを食いますので、真剣に取り組んでください。

この夏季に英数国を固めた方は、現代社会の学習時間を増やして知識を定着させて下さい。英数国が固めきれなかった方は、学習時間量自体を増やしてください。

用語集をチェックする癖を付けて下さい。あやふやな知識は大失敗のもとです。常に明確に定義付ける癖を付けて下さい。

現代社会は大人への階段です。知識を習得することによって、一歩づつ大人に近づいていると思って下さい。


②参考書・過去問など

ベースは教科書ですが、お勧めの参考書を紹介しておきます。

・『センター試験 現代社会の点数が面白いほどとれる本』蔭山克秀著 中経出版
・『センター試験 現代社会の集中講義』昼神洋史著 旺文社

過去問は最低でも過去5年分はやって下さい。山川出版社『センター試験への道』や代々木ライブラリーの問題集などもいいでしょう。


③苦手克服への手引き

センター現代社会の範囲は、大きく分けて政治分野・経済分野・国際社会分野・現代社会分野の4つに分けられます。ご存知の通り、範囲は広いです。ですから、浅く広く学習するのが大切になります。しかし、いくら浅くといっても、基本的な理解がなければ、様々な問題に応用できません。ですから、理解することを忘れずに知識を定着していって下さい。なぜこの法律が必要なのか、この法律を施行してどうなったのか、その理由はなぜかなど、流れをつかんで下さい。具体例を想定すると分かりやすくなります。

また、現代社会の用語が頭に入らない方は、内容から入って下さい。自分なりの言い換えができれば(内容自体はそのまま)知識の定着が促進されます。例えは、「需要」は「お客さんが欲しいと思うこと」、「供給」とは「お店が売りたいと思うこと」、などです。


④時事問題対策

毎日ニュースをチェックするの対策の一つとして有効ですが、加えて、系統立った学習にも力を入れてください。目安としては、今年の5月くらいまでの案件でよろしいでしょう。上述の参考書等を利用して学習して頂きたい。とりあえず、以下の案件は頭に入れておいて下さい。

北朝鮮情勢・小泉内閣の構造改革・年金制度改革・少子化対策・労働基準法改正・イラク戦争・北方領土問題・有事法制・住民基本台帳ネットワーク・個人保護法・主要政党の政権公約など基本的な構造を理解しておいて下さい。


⑤過去問の取り組み方法

まず、解答する際の禁止事項として、いいかげんな解答・根拠のない解答は厳に謹んで頂きたい。過去問の役割の一つが、今現在の自分のレベルを調査吟味することにあります。正確に自分の弱点を見定めて下さい。そして、解説、問題の出され方、必要な知識・用語の吟味に力を注いで下さい。通常の学習と並立して、過去問を通史して知識を強化してくのが王道でしょう。


⑥過去問へ取り組む

秋は本格的に過去問を行う季節です。現代社会の学習量を増やして下さい。


⑦現代社会に興味関心が生じる映画・ドラマ・バラエティー番組(各一つずつ)

・映画 「金融腐食列島 呪縛」 
・ドラマ NHK「ハゲタカ」
・バラエティー番組 読売系「たかじんのそこまで言って委員会」

私大入試説明会のごあんない

2007-10-02 14:46:07 | 大学入試
「センター突破これだけはやっとけ」ブログも快調に進んでいますが、ここで一つお知らせを( ゜ー゜)

私大入試説明会開催!

そろそろ焦り始めたキミ、まだなんとなく受験に対して実感がわかないアナタ、
まずは大学に関する情報収集をしてみてはいかが?

夏の私大入試説明会に引き続き、各大学の入試担当者があすなろ予備校に来校します。
各大学の特色からここでしか聞けないマル秘受験データまで、お得度満点!

さらに、参加者にはもれなく

受験要項&願書等配布!

いたします(願書が出来次第ご連絡差し上げます)

さて、気になる参加大学と日程は

同志社大学 10月 9日(火) 16:40~18:10
 中央大学 10月12日(金) 16:40~18:10
 法政大学 10月15日(月) 16:40~18:10
 立教大学 10月19日(金) 16:40~18:10
早稲田大学 10月20日(土) 13:30~15:00

 各回ともあすなろ予備校駅前校舎にて実施!

多数の大学が一同に行う大学ガイダンスなどとはちがい、比較的少人数でお話が聞けるのが大きなポイントです。
また、1時間程度の全体説明のあと、個別相談会の時間も設定していますので、学部・学科・入試など、日頃の疑問点を解消するチャンス!


参加希望の方は、あすなろ予備校 0857-22-6896 までご連絡ください。

皆さんの多数のご参加、心よりお待ちしております(^∀^)



「センター突破これだけはやっとけ」 倫理編

2007-10-02 14:16:34 | 特集「センター突破これだけはやっとけ」
センター倫理の本番まで約4ヶ月となりましたが、実際の試験までにやっておきたい、効率的な学習方法をご紹介いたします。


① 【学習の要点】
まず、山川出版社の用語集と参考書及び教科書をメインの教材として活用し、基本的な知識の定着及び理解をして頂きたい。基本概念や用語のうわべたけを知っているだけでは、倫理を学習したことにはなりません。思想家やその主著やその思想を示す用語をただ暗記しさえすれば事足りると勘違いしてはいけません。そのような勉強をされているのであれば、考えなおして頂きたい。面倒ではありますが、教科書や用語集・参考書を用いて、その基本概念や用語を丁寧に確認しながら学習して下さい。

では理解を手助けとなる視点・観点についてご紹介したいと思います。それは共通点と相違点でございます。どの思想家も単独で突然現れたわけではありません。先人の思想を継承しつつ独自の思想を展開しております。そこには必ずと言っていいほど共通点と相違点が生じます。センターではこの点がよく問われます。思想家同士の共通点と相違点を明確にし、理解を深めていって頂きたく存じます。例えば孔子・孟子・荀子の三者を「共通点と相違点」の観点から学習した場合、明確に理解できませんか。


② 【実践力1】
問題文の論旨を問う設問に対しては、理解力や読解力が必要となりますが、重く考えることはありません。上述の学習で身に付けた基本概念や用語の理解があれば、答えを導くことは難しくありません。センター倫理で問われるのは有史以来変わらぬ、普遍的なる問題関心でございます。

この問題関心(例えば、正義・自由・平和・愛・秩序など)に対して各思想家は、様々な考えを展開しておりますが、この問題関心自体は現代においても問われ続けておりますし、現在進行形で様々な思想が展開されております。

また、思想を生み出す背景として、「時代」の存在を忘れてはなりません。必ずと言っていいほど、その時代特有の条件が思想家に影響を与えます。例えば、政治制度・不況・飢饉・戦争・大衆社会・国家的危機などであります。故に、時代背景という観点を持って、思想に取り組んで頂きたく存じます。理解しやすくなります。
過去問に取り組む際には上述の観点を持って、過去問自体を分析するような心持で学習して下さい。


③ 【実践力2】
倫理は用語戦です。重要なのは、その用語がセンター倫理試験において、どのような解釈をされているのかを知っておかねばなりません。当然のことながら、思想・哲学に答えはなく、過去の思想家・哲学家に対する解釈も無数に存在します。その中で、センター倫理(一般教養としての倫理)においては、一定の共通理解に落ち着くことが必要となりますので、申し訳ないのですが、自分勝手な解釈は謹んでいただきたく存じます。

では、そのベースとなる知識(理解を伴う)だけでセンターに臨んでいいのかと言えば、そうではありません。その知識がどのように加工されて、問題として登場するのかを身をもって経験せねばなりません。どのような選択肢に加工されるのか、実際にセンター倫理ではどのような解釈を正解としているのか、センター過去問や実践問題集(一問一答形式も含む)を通して習得して頂きたく存じます。

確かに、納得できかねる解釈があるかと思いますが、大学に入られてからおもいきり反論すればよろしいので、センターでは「なるほどね、こういう解釈できましたか。」の如き余裕を持って頂ければ、これ幸いと存じます。


④ 【「現代の諸問題」分野】
時代地域を越えて、様々な思想を比較し、共通点と相違点の明確化する学習で身に付けた鋭い観察眼で、この分野を学習して頂きたい。加えて、「現代の問題に対して、今まで登場してきた思想家・哲学家たちはどのように考えるだろうか」という観点を持って学習して頂きたい。例えば、現代の地域紛争や、生命倫理の問題に、孔子ならどのような異見を表明するのか、などでございます。


⑤【結語】
有史以来、数多くの思想家・哲学家が、先哲の思想をどのように解釈し、何を評価し、何を批判し、どのような思想を展開したのか。また後世の思想家達に、また我々にどのような問題を提起したのか。関心事は尽きることはありません。今こそ、人類の叡智を学び、新たな文明を築いて頂きたく存じます。

なお、私は文章や言葉における意思伝達の限界をよく理解しておりますし、このような形式で皆様に講義することの不可能性もよく分かっております。繰り返しになりますが、解釈を扱う学問なので、取り扱いには注意を要します。あくまで、センター倫理の枠をはみ出すことのないよう、お願いします。

書きたいことは山ほどありますが、本企画の趣旨からずれますので、ここで終わりにいたしたく存じます。