センター突破 これだけはやっとけ 鳥取の受験生のための塾・予備校 あすなろブログ

鳥取の受験生のための塾・予備校  あすなろ予備校の講師が、高校・大学受験に向けてメッセージを送るブログです。

2009大学入試に何が起きたか?その1

2009-06-08 20:03:07 | 大学入試
週が改まって月曜日!
執筆者は週末を使って久々に読書に耽りました!
話題の”1Q84”を読んでいたのですが、いやあ、久々の村上春樹長編で嬉しいです^^
BOOK1を読み終えたところなので、後半分しか残っていないと思うと少しさびしい気がするくらいですね!


さてさて、先週お伝えしましたとおり、今日は代々木ゼミナールの大学入試研究会を簡単にレポートしたいと思います。
今日は【概況】と【国公立大入試】について、
明日は【私大入試】とついてまとめていきますね!



【概況】
2009入試は
①センター難化
②景気の悪化
の2点が様々な所に影響を及ぼした入試だったと言えます。

①のセンター入試難化については主に国公立大学の2次試験出願に影響を及ぼしました。

といっても、出願自体が減るのではなくて、

出願校のランクを落とす
      ∥
大都市圏の準難関大で出願ダウン
      ∥
地方国大・公立大で出願アップ


という結果に落ち着きました。

前年(2008入試)と今年(2009年)の前期・後期の志願倍率を比べると、

前期試験 : 対前年比 98.9%
前期試験 : 対前年比 95.9%
前期+後期: 対前年比 97.4%

という結果ですから、前期で微減・後期は減少・全体で見てもやや減少程度の結果でした。

後期試験に関しては難関大を中心に後期試験廃止の動きが広まっていますから、その結果をうけての妥当な減少だと言えます。
センター難化をうけても出願自体を取りやめる生徒が思ったより多くなかったので、国公立大人気は根強いものがあるといえるでしょう。


【国公立大入試】
さて、あまり出願減にならなかった国公立大入試ですが、詳しく見てみると様々な変化があります。

旧帝大を中心とする難関大では志願者は前年と比べて横バイの状況です。
唯一名古屋大だけが対前年106%(前期試験)と志願者数を増やしていますが、少なからず景気の影響があるかもしれません。
トヨタに代表される中部地方の景気の急激な悪化をうけて、それまで他のブロックを狙っていた生徒が名古屋にとどまった可能性があります。
(このことはおそらく私大入試にも言えることで、中部地方の受験生の他ブロックへの流出は少なかったようです。)

そのほかの難関大では微減か前年並み、といった状況でした。

一方、地方中堅国公立大では志願者が増加した大学が多かったようです。
その増加分は大都市圏の準難関大の減少で吸収される形となりました。
(横浜国立大・横浜市立大・大阪市立大・千葉大など)

ですから、前述した
出願校のランクを落とす
     ∥
大都市圏の準難関大で出願ダウン
     ∥
地方国大・公立大で出願アップ


の図式が成り立つわけです。
このことはセンター試験が前年に比べて難化した時に必ず起きる現象ですね。
2010センターがどうなるかはわかりませんが、上のことは頭にとどめておいてください。


さて、2009入試レポートはひとまずこれくらいにしておきましょう。
明日は私立大学編をお知らせするので、お楽しみに!


がんばれ、受験生!


6月を迎えた高1・2現役生へ

2009-06-02 23:23:40 | あすなろ予備校
いやあ、今日も暑かった!
夕方~夜にかけて少しぐったりしていた執筆者ですが、皆さんは大丈夫?暑いからと言って、冷たいものを飲みすぎないようにね!(といいつつ、自戒の念もこもってますw)


さてさて、今日は代々木ゼミナールが主催の大学入試研究会に参加してきました。

①センター難化を受けて2009年入試はどのような結果に終わったのか?
②2010年入試がどのようになるのか?
③現高1生の高3受験時から変わる2012年度センター試験はどうなるのか?

などなど、いろいろ面白い話が聴けました。

個人的な感想としては、

「少子化の影響 → 国公立・私立の関わりない、各大学の生き残り競争の激化」

を感じました。
また後日このブログでレポートしますので、乞うご期待ね!



さてさて、昨日は高3生に向けてのメッセージだったので、今日は高1・2年のみなさんにも一言。

高1生のみなさん、初めて受けた定期テストや実力テストの結果を見てビックリしませんでした?
「平均点高い!」
「中学の時に比べてクラス内順位がガクッと落ちた!」などなど。

高校入試を受けて、ある程度以上のレベルの生徒が同じ高校に集まっているわけですから、学力水準が上がってるのは当然のことです。
勉強面についても6月から各教科の進度はまたさらに加速しますから、この時期にしっかりとした勉強習慣を確立すること!

高校生活にも慣れてきたところだよね?
高校合格した喜び・興奮からも少し落ち着いてきたころだよね?

だったらそろそろ「高校生としての勉強」をスタートさせてください。
この時期に授業が分からなくなると、高3時までずっと分からないという状況も生まれる可能性があるから気をつけてね。
分からなくなる前にしっかり手を打とう!
「勉強どうしようかな」と迷っている方はぜひこちらを!


さて、高2生のみなさんは・・・
学校生活にもすっかり慣れて、毎日忙しく学校生活を送ってることだと思います。
ですが、進学校では高2の段階で主要科目の受験範囲を終わらせるところがほとんどです。
新しいことを覚えるのは高2の時が一番多いという事実をしっかり自覚すること!
受験につながるかなり大事な時期だから、今学校で習っている内容をしっかり自分のものにするように努力してください。
毎回毎回の授業で言っていますが、学ぶということの大前提は
「理解 → 記憶」
のサイクルです。定期テスト対策で一夜漬けの丸暗記は必ず頭からこぼれおちます。内容を理解できるまで先生に食らいついて質問してくこと!
それができれば、高3時には演習をこなすことによってかなり力を伸ばすことができますよ^^
勉強に関してはこちらも参考にしてください。


高1生も高2生も、夏に向けてまずはしっかりとした勉強計画を立てること!
学校に行きながらの平日にどれくらい勉強時間をとるか、休日にはどんなふうに過ごすのか、この2点を考えているか考えていないかでかなり差が出ます。
もちろん、計画の立て方が分からない方はいつでも相談に乗りますので、いつでもあすなろに立ち寄ってください^^



頑張れ、高1・高2生!!

6月を迎えた高3現役生へ

2009-06-01 17:07:17 | あすなろ予備校
6月、衣替えの季節ですが、いやあ、勉強するのが嫌になるくらいのいい天気でした!


総体が終わった高3現役生のみなさん、お疲れ様でした^^
部活の区切りが一つついたところだと思います。これから本格的な受験勉強ですね。
今から始めてもセンター入試までに間に合わせることは可能です!
ただし、それぞれの教科で自分に何が足りていないのか、足りていないものを補充するにはどうすればいいのか、自己分析が必要です。

自己分析してみて足りないところがわかったら、即実施!
自分ではなかなか見極められない人は、迷わずあすなろへ!
学習相談的なカウンセリング・ライブ授業やサテラインの体験で、しっかりと「勉強する環境」を提案します。「なにをどうすればいいのかわからない」というところからしっかりと答えていきますよ!
ホームページのこちらも見てください^^

自分を客観的に見れる人もそうでない人も、思い立ったら吉日ですから、躊躇せずに即実行してください。


次に、中国大会まで出場が決まった高3諸君!

まずは、おめでとう!

頑張ったから次に、さらに次にと繋がっていくものです。部活と勉強の両立で大変だろうけど、しっかりね!!
困ったことがあったらいつでも相談してください。
だいじょうぶ、部活でそれくらい頑張れるんだから、いざ勉強に取り掛かってもきっと頑張れるよ!



泣いても笑っても高校生活最後の年だから、まずはめいっぱい毎日を楽しんでください。

なおかつ

めいっぱい勉強もしてください!

今年の合言葉は

「二兎追うものは二兎ともGET!」で、

頑張れ、高3受験生!