いよいよ国公立大学前期試験!
谷川も鳥取大学地域学部地域政策学科の小論文の問題を入手したので、早速トライ!
毎年毎年、手を変え品を変えで新傾向の作問にチャレンジする地域政策学科の小論文問題。
本文を読んでそれに関する問題を2問解く、という大まかな傾向は変わりません。
今年は小田切徳美の『農村再生―「限界集落」問題を超えて』の抜粋部分を読んで
(問1) キーワードを使っての下線部理由説明(300字)
(問2) 下線部に関連して自身の考える「都市と農山村の共生を基軸とするユニークな国づくり」(700字)
という出題でした。
むむぅ、(問1)はいいとして、(問2)が結構難しいかな?
下線部と同一の段落に
「現に進んでいる草の根レベルでの都市農村交流の実践をますます促進し」
とありますので、ここから
「草の根レベルでの都市農村交流」を可能にする具体的な交流【A】を考えるか、
「草の根レベルでの都市農村交流」と同列になるような別の事例【B】を考えるか、
いずれにしても受験生自身が「共生の手助けとなるような具体的解決策」を考えなければなりません。
地域政策の小論文って、出題の傾向は毎年変わっても
「あなたならどうしますか?どう問題を解決しますか?」
という問題解決能力を受験生に求めます。
この姿勢を理解したうえで(出題者の出題意図を把握したうえで)
過去問にトライしないとだめですよ、現高校2年生の地域政策志望の諸君!
さて、都市と農山村との具体的な交流【A】を考えるならば、
都会(都市)の子どもを田舎(農山村)に招いて田舎での暮らしを体験させる「山村留学」あたりが真っ先に思い浮かぶところでしょうか?
あるいは、休耕地を都市労働者に提供して「I・J・Uターン型の農林酪農業」を促進する、というのもアリかと。
特に「I・J・Uターン型の農林酪農業」はフルタイムでのターンではなく季節限定や休日だけ、といった形もありますので、
これからもますます都市労働者にアピールできる形になるかと思います。
「山村留学」「I・J・Uターン型の農林酪農業」はいずれも
「都市→農山村」の動きになりますが、
「農山村→都市」ならば、最近はやりの「大都市圏における地方特産物のアンテナショップ」も挙げられると思います。
地方の特産品を都市に紹介して、地方のことをよりよく知ってもらう、その上で都市の人に農山村で起きている超高齢化などの問題を考えてもらう・・・こんな流れになるかな?
いずれにしても、地域政策という学科特性も考えて、「政策としてどんな問題解決のアイデアを持っているか、または考えることができるか?」
を採点官は見るでしょうから、そこの視点も忘れないようにしたいものです。
この考え方で行くと「草の根レベルでの都市農村交流」と同列になるような別の事例【B】は、
「行政が主体となって都市・農山村間でシンポジウムを開く」
「農山村の伝統行事・独自文化等を都市部に向かって大々的にPRする」
なんていうのが考えられるでしょうか?もちろん、このほかにもたくさんあると思います。
下線部「ユニークな国づくり」に引っ張られるとなかなか思いつきません。
その意味では例年並みに難しい設問だったと言えるでしょう。
変に気負ったりせずに、自分が見聞きした具体的なニュース・事例から論が展開できるようになりたいものです。
もちろん、そのためには日ごろのネタ集め=ニュース・時事ネタに積極的にふれること、疑問になったことはすぐに調べるクセを身につけておくことが大事です。
まあ、上のことは終わってしまった受験生には関係ないかな?
(でも、この姿勢は大学生になってからのほうがより重要になるからね!意識しておいて!!)
さあ、これで試験も一通りおしまいだ!
今日はゆっくり休んで、明日はお部屋のお掃除でもしてみよう!
新生活の準備、楽しみですね!!
(最近のドコモのCMの渡辺謙を見ると特にそう思う)
お疲れ様、受験生!
あ、明日もまだ続く人、
がんばれ、受験生!もうほんとにホントに最後のひと踏ん張り!!
谷川も鳥取大学地域学部地域政策学科の小論文の問題を入手したので、早速トライ!
毎年毎年、手を変え品を変えで新傾向の作問にチャレンジする地域政策学科の小論文問題。
本文を読んでそれに関する問題を2問解く、という大まかな傾向は変わりません。
今年は小田切徳美の『農村再生―「限界集落」問題を超えて』の抜粋部分を読んで
(問1) キーワードを使っての下線部理由説明(300字)
(問2) 下線部に関連して自身の考える「都市と農山村の共生を基軸とするユニークな国づくり」(700字)
という出題でした。
むむぅ、(問1)はいいとして、(問2)が結構難しいかな?
下線部と同一の段落に
「現に進んでいる草の根レベルでの都市農村交流の実践をますます促進し」
とありますので、ここから
「草の根レベルでの都市農村交流」を可能にする具体的な交流【A】を考えるか、
「草の根レベルでの都市農村交流」と同列になるような別の事例【B】を考えるか、
いずれにしても受験生自身が「共生の手助けとなるような具体的解決策」を考えなければなりません。
地域政策の小論文って、出題の傾向は毎年変わっても
「あなたならどうしますか?どう問題を解決しますか?」
という問題解決能力を受験生に求めます。
この姿勢を理解したうえで(出題者の出題意図を把握したうえで)
過去問にトライしないとだめですよ、現高校2年生の地域政策志望の諸君!
さて、都市と農山村との具体的な交流【A】を考えるならば、
都会(都市)の子どもを田舎(農山村)に招いて田舎での暮らしを体験させる「山村留学」あたりが真っ先に思い浮かぶところでしょうか?
あるいは、休耕地を都市労働者に提供して「I・J・Uターン型の農林酪農業」を促進する、というのもアリかと。
特に「I・J・Uターン型の農林酪農業」はフルタイムでのターンではなく季節限定や休日だけ、といった形もありますので、
これからもますます都市労働者にアピールできる形になるかと思います。
「山村留学」「I・J・Uターン型の農林酪農業」はいずれも
「都市→農山村」の動きになりますが、
「農山村→都市」ならば、最近はやりの「大都市圏における地方特産物のアンテナショップ」も挙げられると思います。
地方の特産品を都市に紹介して、地方のことをよりよく知ってもらう、その上で都市の人に農山村で起きている超高齢化などの問題を考えてもらう・・・こんな流れになるかな?
いずれにしても、地域政策という学科特性も考えて、「政策としてどんな問題解決のアイデアを持っているか、または考えることができるか?」
を採点官は見るでしょうから、そこの視点も忘れないようにしたいものです。
この考え方で行くと「草の根レベルでの都市農村交流」と同列になるような別の事例【B】は、
「行政が主体となって都市・農山村間でシンポジウムを開く」
「農山村の伝統行事・独自文化等を都市部に向かって大々的にPRする」
なんていうのが考えられるでしょうか?もちろん、このほかにもたくさんあると思います。
下線部「ユニークな国づくり」に引っ張られるとなかなか思いつきません。
その意味では例年並みに難しい設問だったと言えるでしょう。
変に気負ったりせずに、自分が見聞きした具体的なニュース・事例から論が展開できるようになりたいものです。
もちろん、そのためには日ごろのネタ集め=ニュース・時事ネタに積極的にふれること、疑問になったことはすぐに調べるクセを身につけておくことが大事です。
まあ、上のことは終わってしまった受験生には関係ないかな?
(でも、この姿勢は大学生になってからのほうがより重要になるからね!意識しておいて!!)
さあ、これで試験も一通りおしまいだ!
今日はゆっくり休んで、明日はお部屋のお掃除でもしてみよう!
新生活の準備、楽しみですね!!
(最近のドコモのCMの渡辺謙を見ると特にそう思う)
お疲れ様、受験生!
あ、明日もまだ続く人、
がんばれ、受験生!もうほんとにホントに最後のひと踏ん張り!!