センター突破 これだけはやっとけ 鳥取の受験生のための塾・予備校 あすなろブログ

鳥取の受験生のための塾・予備校  あすなろ予備校の講師が、高校・大学受験に向けてメッセージを送るブログです。

センター突破これだけはやっておけ 英語筆記①

2008-10-27 21:09:59 | 特集「センター突破これだけはやっとけ」
本科生のみなさんは昨日の第3回全統マーク模試お疲れ様でした!

現役生も受ける必須の模試ですが、受験者人数の多さや過去データの蓄積量など、模試の中でも信頼性が高いのがこの全統マークです。
センター予想問題の意味合いもあるこの時期の模試は(今回と次回のプレ模試ですね)、しっかりと見直しをしてください。



さて、いよいよセンターも近づいてきましたので、
「センター突破これだけはやっとけ」
の連載を始めましょう!

今回は河合塾メールマガジンより転載いたします。
まずは第1回、英語(筆記)の第1問~第3問までの対策です!


2009センター英語対策①


第1問 → 発音/アクセント/強調の意図

◎発音・アクセント
[1]綴りの長い単語で、アクセント問題に頻出するものに目を通しておく。
  immigrant / appetite / accurate / luxurious / category / political
  / survival / economy / territory / competitive / concentrate /
  acquaintance など。

[2]「カタカナ語」化した英単語は、アクセントの位置を間違えやすいので、
  とくに注意する。
  manager / average / vitamin / orchestra / musician / penalty /
  supermarket / dramatic / pioneer / heroine / alcohol / technique
  など。

[3]普段の学習の際に、単語の「発音」「アクセント」に注意を払うようにし
  よう。

◎強調の意図問題
[1]特定の単語を強調して発音するのは、ほかの何かとの対比・対照を表した
  い場合か、その単語自身が発話の中心的情報となっている場合のいずれか
  と考えてよい。ほかの選択肢は、太字・下線部の単語以外の単語を強調し
  たときの意図を表しているものが多い。

[2]2007年度からの新傾向問題なので過去問が比較的少ないので、2007年度と
  2008年度のマーク模試の問題で演習するのが最も効果的。2008年度は名詞
  か代名詞が強調される問題ばかりであったが、2007年度は疑問詞や副詞が
  強調される問題も出されているので、問題演習を通じて、さまざまな品詞
  が強調されるパターンに慣れておこう。

[3]強調の意図問題は、従来の文強勢問題とねらいが似ているので、過去のセ
  ンター試験やマーク模試の文強勢問題をきちんと解くことも重要。


第2問 → 文法・語法/対話文空所補充/語句整序

◎文法・語法
[1]文法の基本的な内容を理解しておきたい。難しい問題集ではなく、標準的
  な問題集を選んで、間違えたところや理解不足の分野をつかみ、自分の不
  得意な分野の内容を中心に学習していくとよい。自分の不得意な分野につ
  いては、そこだけに絞って文法書の解説を読むのもよいだろう。

[2]文法の基本的な内容としては、to-不定詞/分詞/動名詞/仮定法/助動
  詞/時制/関係詞/接続詞/代用/倒置/強調などがある。そのほか、動
  詞の語法/形容詞の語法/名詞の語法などにも注意したい。

[3]動詞のイディオムやその他の熟語表現もよく出題されているので、普段か
  ら熟語集や問題集で学習しておくことが大切。

◎対話文空所補充
[1]会話でどのようなことが話題になっているかをつかむ。

[2]会話の流れをつかみ、とくに空所の後ろの発言にうまくつながる表現を選
  べるようにする。

[3]会話でよく使われる定型表現や決まり文句を覚える。

◎語句整序
[1]ポイントになる重要構文や熟語表現がないかを考える。また、整序部分だ
  けに注目するのではなく、空所の前後につながる語句がないかどうかも検
  討する。

[2]主語になりうるものや述語になりうるものを考えながら文を作り上げ、で
  きた英文の意味も正しく成立しているかどうかを確認する。

[3]ポイントになる文法・語法上の知識と構文上の知識を蓄積しておく。



第3問  文意把握読解問題

◎意味類推問題
[1]やや難レベルの「会話表現」や「難単語」の内容を説明している部分を正
  確に読み取る読解力を身につけるように心がける。「会話表現」や「難単
  語」はそれ自体は難しくても、わかりやすく説明してくれているので意外
  と理解しやすい。

[2]「会話表現」では、
  You're asking for it! / I've been under the weather!
  Cat got your tongue? / I have to cram as much as I can.
  Let's not beat the dead horse. / I won't beat around the bush.
  Can you give me a rain check? / Beats me!
  などに注意しておく。

[3]「難単語」では、altruism / serendipity / dementia / antebellum /
  apiary / prosody / acrophobia / chauvinism / atheism / feudalism /
  anthropology / apathy などに注意しておく。


◎意見の集約問題
[1]日本文の問題文に提示されているテーマに注意しながら、本文に目を通す。

[2]発言者がテーマに対して、賛成か、反対か、中立なのかを吟味しながら読
  み進む。

[3]2007年度と2008年度では若干の形式変更があったが、問題のねらいは共通
  なので、形式の差を気にしすぎないこと。2009年度も若干の変更がされる
  可能性があると思われる。

◎文補充問題
[1]論説文を読む際に、段落ごとの内容をまとめていくという読み方を普段か
  ら練習しておく。

[2]3問Cの問題形式のセンター試験の過去問をやってみよう。過去2年の問
  題は解きやすくなっているが、以前の形式はやや難しいので、解けば実力
  がつく。

[3] however や yet などの逆接を表すもの、moreover や in addition など
  の追加を表すもの、therefore や thus など帰結や結果を導くもの、
  for example などの例をあげるためのもの、to begin with や finally
  などの列挙を表すもの、こうした語句にいつも注意して、長文を読む練習
  をしておこう。

[4]不定冠詞 a(n) つきの単数名詞(または冠詞なしの複数名詞)から定冠詞
  the のついた名詞への変化、it や they などの代名詞あるいは this や
  these などの指示語が指しているものについて、長文を読んでいる時にい
  つも確認しておこう。


後半の第4問~第6問対策はまた次回に!
頑張れ、受験生!

2009年度大学入試センター試験出願状況

2008-10-17 16:38:12 | 大学入試
しばらく更新期間が空いてしまいましたが、勉強は捗っていますか?

経済的には金融不安がくすぶっていますが、前回の金融破たんの教訓を持つ日本は、今回の金融危機からいちばん先に脱出するはずです。みなさんが大学に入学して、4年後の卒業のころには景気も回復していくと思いますよ。先のことは心配せずに、まずは目前の試験に集中してくださいね!



さて、大学入試センターより来年のセンター試験の受験者人数が確定したとのプレスリリースがありましたので、ご紹介しましょう。

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2009年度センター試験の出願が10月14日に締め切られ、14日午後
5時現在の出願総数が大学入試センターによって発表された。2009年度の
出願総数は52万4,478人で、前年度の51万8,565人と比べて、
6千人近く増加している。

高等学校等卒業見込者(=現役生)の出願数は42万6,931人で、前年
度の41万8,423人と比べ、約8千5百人増加している。一方、高等学校
卒業者等(=浪人生等)の出願数は9万7,547人で、前年度の
10万142人と比べ、約2千6百人減少している。これより、現役生の割合
が増えていることがわかる。

(Z会 メールマガジンより)
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受験者総数・現役受験人口の増、浪人受験人口の減は従来の予想通りの形となりました。センター試験まであと3か月!今まで英・数・国を中心に勉強してきた受験生(特に現役生)も、そろそろ理社対策に取り掛かってください!!もうそろそろ始めないと間に合わない可能性があります。

併せて模試の確認もしっかり行っていくこと!ほぼ毎週のように模擬試験が実施されて大変でしょうが、これからのセンター型マーク模試は、各予備校のセンター試験の予想問題という意味合いも強くなります。先ほど言った理社では特に、模試の内容がそのままセンター試験に出たということはザラにありますから、しっかり見直しをしてください。


時間がなくて焦りを感じている受験生もいるでしょうが、条件はみんな一緒です。できることをしっかりやり遂げるしかないから、頑張って!