センター突破 これだけはやっとけ 鳥取の受験生のための塾・予備校 あすなろブログ

鳥取の受験生のための塾・予備校  あすなろ予備校の講師が、高校・大学受験に向けてメッセージを送るブログです。

センター突破これだけはやっておけ 数学ⅠA

2008-11-13 21:29:33 | 特集「センター突破これだけはやっとけ」
急に寒くなりましたねえ。お元気にしていますか?
そろそろ風邪ひきさんを見かける時期になってきましたが、受験生の諸君、今年はしっかりとインフルエンザの予防接種をしておきましょう!これまでの努力が十分に発揮されなかったなんて、泣くに泣けませんからね!


さて、今回のセンター突破シリーズは数学にシフトチェンジ!
数学ⅠAについてです。

2009センター数学ⅠA対策

◎最初に、次のチェックをしよう!
 ・不得意な分野は残っていないか
 ・60分の時間内に解く練習をしているか

 「数学I・数学A」の試験では、60分の試験時間の中で配点が20点から30点の問題を4題解かねばならない。不得意な分野を残さずに、どの分野であっても易しい設問から確実に得点しようという姿勢が望ましい。そのためにも各分野の典型的な問題は繰り返し練習しておこう。
 また、1題の分量がそれほど多くないといっても、60分で解答するには、手際のよい計算力と判断力が必要となる。そういった能力を身につけるには、単に典型問題を解くだけではなく、より実戦的な練習が必要となる。過去のセンター試験の本試と追試は格好の練習材料である。また、2008年度の全統マーク模試の問題に再度チャレンジするのもよい。これからの直前期には、実際のセンター試験の問題を60分で解くことを繰り返して、実戦力により一層の磨きをかけよう。


1→ 小問集合は手際よく

 方程式・不等式、集合・論理は、配点は少ないが小問2題の出題になるのでなかなか忙しい。方程式・不等式では、無理数の計算や整数にも気をつけよう。集合・論理では命題の真偽や必要条件・十分条件が重要である。


2→ 典型問題の多い2次関数

 放物線の頂点と軸、x軸との交点、最大・最小、平行移動などを扱うことが多く、ある程度似た問題になってしまう分野である。

3→ 総合的な図形と計量・平面図形

 三角比の問題から始まって、途中から幾何の性質や定理などを扱う融合問題となっている。


4→ 数え上げと規則性をつかむことが大切な確率

 2008年度の問題では数え上げでほぼ答えられる。他の問題でも初めの方は数え上げで解けることが多く、その中から規則性を見つけると、もっと一般的な場合も解けることになる。難しくなってきたら発想を少し変えるとよい。
【以上、河合塾メールマガジンより】

文系受験生にとっては数学ⅠAは生命線です。ここで点数をしっかり稼いでください!ちなみに、執筆者は数学が大の苦手のバリバリ文系族でしたので、ⅠAは類題をたくさん解いて手に覚えさせました。


苦手な科目の克服はしんどいですが、ここでやっておけば春はきっとくる!

頑張れ、受験生!!

センター突破これだけはやっておけ 英語リスニング

2008-11-07 15:26:39 | 特集「センター突破これだけはやっとけ」
センター突破これだけはやっておけシリーズの第3弾、センターリスニング対策についてお届けします!


第1問→ 対話文イラスト選択問題

 対話を聴き、イラストや数字を選択する問題では得点差はあまりつかないが、「数の聴き取り」「計算」「買い物」などをテーマにした設問になると、聞こえた「数」や「情報」をそのまま解答にする傾向が強く、差がつきやすい。聴き取った数字や情報をメモしておき、後で考えたり、計算したり、などの工夫が必要。
 また、but などの「談話標識(discourse marker)」を聴き取る力をつけ、対話の流れを的確につかむ練習をすることが大切。



第2問→ 対話文応答完成問題

 比較的点差のつく設問。自然な対話を考え、状況をしっかりつかむ必要がある。文法・構文的なつながりより、内容的なつながりに重点を置くため、柔軟な応答力が求められる。とくに、最後に聞こえてくる発話内容に注意して聴き取る。事前に選択肢を読み取る速さと、柔軟な応答力を養うことが大切。



第3問A→ 対話文質問選択問題

 事前に質問・選択肢に目を通し、聴き取りのポイントを絞り込んでおく。場面状況を正確に把握し、最後まで集中して丁寧に聴き取る練習を普段から心がける必要がある。



第3問B→ 会話文図表完成問題

 時間の推移と対話の展開をとらえる問題や、位置関係をとらえる問題が扱われる傾向にある。時間の推移と対話の展開では、場面が時系列に展開していない場合もあるので注意すること。位置関係では、前置詞などの聴き取りに注意すること。



第4問A→ 短文内容把握問題

 日常生活に関連したテーマが多いので、状況は比較的理解しやすい。事前に質問と選択肢に目を通し、場面の状況を推測しておく。細部の聴き取りにとらわれすぎて、全体が理解できないことにならないように注意する。



第4問B→ 長文内容把握問題

 事前に質問と選択肢に目を通し、内容を推測し、的を絞った聴き取りをする。普段の聴き取り練習では、読み上げられる英文を倍速で聴いたり、聞こえてくる発話を書き取ったりする練習(ディクテーション)、聞こえてくる発話をほぼ同時に口頭で再生したりする練習(シャドーイング)が効果的である。


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■リスニングの攻略ポイント
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(1) 事前に問題文、選択肢、図表などに目を通し、内容を推測する力をつけること。
(2) 聞こえた音で安易に選択肢を選ぶのではなく、談話標識(discourse marker)や新情報に注意しながら、理解を伴った聴き取りをすること。
(3) 選択肢の比較的長い英文を速く読み、正確に理解できる力をつけること。
(4) 数の聴き取りと計算の練習をすること。
(5) 代名詞の指示対象を把握する練習をすること。
(6) 聴き取った情報の取捨選択をする力をつけること。

 「全部、完璧に聴き取らなければならない」と思う必要はありません。英語の「音」を怖がらず、繰り返し英語を聞き、日頃から声に出して発音練習をすることが大切です。
【河合塾メールマガジンより】


談話標識(discourse marker)はかなり重要な考え方です。授業中にも常々言っていますが、

「逆接のあとは重要!主張あり!!」

をリスニングの場面でも役立てて、

but ; however ; still ; (and) yet ; nevertheless

のあとを気をつけてください。

また、リスニングが苦手な人は「すべてを聞きとらなければ問題を解くことができない」という強迫観念を持っている人が多いように思います。日本語の会話を思い起こしても、相手の言葉を一字一句もらさず聞き取ることはあまりしていないと思いませんか?それは、会話の流れを「なんとなく」つかんでいるから会話が理解できるのです。

英語でも同じこと。

なんとなくつかむ=談話標識(discourse marker)に留意する

聞き方で、大事なところはピンと聞き耳が立つようなイメージを持って臨んで下さい。すべてを聞き取ろうとしなくていいですよ!


「英語耳」は毎日英語に触れないと形成されません。逆に英語に触れない期間が続くとあっという間にヒアリング能力は落ちていきます。海外ドラマでも映画DVDでも洋楽でもなんでもいいです、とにかく毎日英語に触れるクセをつけてください!


がんばれ、受験生!!


センター突破これだけはやっておけ 英語筆記②

2008-11-02 10:09:17 | 特集「センター突破これだけはやっとけ」
受験生のみなさん、お待たせしました!!
前回に引き続き、センター英語の対策その2を紹介します。


2009センター英語対策②


第4問 → 図表問題

[1]普段から論説文の内容の正確な読み取りの練習を心がけよう。段落ごとに
  内容をチェックする、あるいはキー・ワードやキー・センテンスは何かを
  考えながら、内容をつかむ練習をする。

[2]センター試験の過去問や論説文を扱った問題集などで、第4問Aの問題形
  式に慣れておく。

[3]問題Bの広告文問題への対策としては、普段から英文の広告やパンフレッ
  ト類を見たり読んだりするように心がけることが大切。



第5問 → ヴィジュアル読解問題

[1]新傾向の問題なので過去問がなく、2008年度の模試および2008年度に新た
  に出された問題集を使って対策を行うしかない。

[2]2008年度と同じ出題形式が続くなら、絵と突き合わせて説明文を素直に読
  み、矛盾点の見つかった説明文や絵を消去していけば自然に正解が残るの
  で、受験生にとって第5問は取り組みやすい問題といえよう。



第6問 → 長文内容把握問題

[1]第6問は、解答時間をどれだけ確保できるかが大きなポイント。第6問を
  解くには少なくとも20分くらい必要なので、大問ごとの時間配分を検討し
  ておこう。

[2]解く際には、先に設問に目を通して「どの段落を参照すべきか」がわかる
  設問をチェックし、その後で本文を読む作業を行うとよい。そして、その
  段落を読み終えたらすぐに、該当する設問を解くとよい。
  本文をすべて読んでから設問を解くのではなく、1段落読み終わるごとに、
  その読み終えた段落に関する設問があればすぐに解くのがコツである。

[3]第6問で必要なのは短い時間で正確に長文を読む力、つまり速読力である。
  まだ長い英文を読み慣れていない人は、やや短めの英文を長めに時間をと
  って解く練習をし、徐々に長めの英文に取り組んでいけばよい。問題を解
  いた後の検討も忘れずに行うことが大切。
  ある程度力のある人は、速読を意識して長文を読む練習をするとよい。速
  読するためには、意味の単位となる語句のかたまりを前から順番に読み進
  み、文・段落・文章全体の意味を理解することができなければならない。
  ただし、練習方法はこれら以外にもたくさんあるので、最終的には自分に
  あった方法を見つけていく必要がある。
【以上、河合塾メールマガジンより】



センター英語の後半の問題は配点も高いので、この後半部分を時間内に解ききることができるかどうかが、高得点奪取のカギとなります。特に第6問目は、全体の配点の4分の1を占める問題です。「時間が足りない」という受験生はこの問題から解き始めるのがいいかもしれません。次回受験する模試や、自分で過去問演習をする際に試してみてください。

模試、ということで少し別のお話しも加えますが、11月は各大学別のオープン・プレ模試が数多く開催されます。模試受験後に解答・解説に目を通すのはもちろん重要ですが、なによりも重要なのは、模試が返却されたときにもう1度見直すことです。国公立二次試験をはじめとする記述型の問題では(特に英語・国語)、自分の解答のどの部分が良くてどの部分が悪いのか、ということはなかなか判断しづらいものです。採点がなされた自分の答案を見て、自分の弱点を見つけるようにしてください。


次回はセンター英語リスニング対策をお送りします。
頑張れ、受験生!






決戦の11月!

2008-11-01 16:22:50 | 大学入試
11月になってめっきり冷え込んできました。
風邪なんか引いていませんか?勉強は順調ですか?


この時期は受験生にとって、精神的にも肉体的にも一番つらい季節です。ですが、辛いのは自分だけではありません。他の受験生たちも、同じような辛さの中を頑張っているのです。センター試験までの70日余りをどう過ごすか、もう一度考えてみてください。ここでの踏ん張りがセンター当日の得点を大きく左右するので、まさしく決戦の11月になりますよ!


勉強の戦略としては、記述対策の勉強からセンター対策の勉強にウェイトを置き直してください。特に現役生諸君は、理科・社会にそろそろ本腰を入れないと間に合いません。


合格すれば目の前がパーッと明るくなります。新しい生活には様々な出会いがあなたを待っています。そんな自分の近い将来を夢想して、今を乗り切ってください。


頑張れ受験生!