三分の一くらい下って来ると背の低い草が生えていて、風に揺れています。
枯れて倒れてしまうことなく、このままの姿で雪に埋もれ冬を越します。
もうここは日陰で雪は蒼く見えます。
上空はまだ雲が流れて灰色です。
足元から下の白樺林まで視界を遮る物は何もありません。
肉眼では暗く落ちた白樺林が見えるのですが、画像では無理かなー
陽は更に落ちて西の空に色づきが増します。
この風情は草木染めのあいまいで微妙な色合いで
私の遺伝子のどこかに染み込んでいるようで
時間を惜しんで眺め入ります。
山の端を望遠側でいただきました。