弟子屈町川湯温泉から硫黄山まで、朝の散歩会に参加。気温11.1 度と表示。
疎林の中を歩いて硫黄山が見えるところまで来ました。
散歩道の脇にはススキが生えています。
つつじヶ原の名のように背の高い木はなくなり、一面ツツジだらけです。
白樺の幹だげが残っていて不思議な景色です。
ツツジを保護するためなのでしょう、木道が整備されています。
ツツジの群生地を過ぎると松の低木が生えています。
しかし、ガスのため枯れる木が目立ちます。
硫黄の臭いを嗅ぎながら枯れた木を見ます。
異空間に入ります。
ここからは植物は生息できません。
シューシューと音を出している蒸気噴出口には硫黄が付いています。
途絶えることがなく、山全体からシューシューと音が聞こえます。
後ろを振り返ると、死の世界が広がります。
山は眠っているのか、呼吸だけしているようです。
地熱が関係しているのでしょうか、空の雲も山の形に沿って浮かんでいます。
Nikon FA