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黄色い自転車の空気が抜けていた。
空気入れで空気を入れるのだが、ある一定のところから急に抵抗がなくなり空気がシューシューと漏れる。
バルブが腐ったかと、虫ゴムを取り替えてみるが効果がない。
耳を澄ますと、どうも口金の付近からのようだ。
この音から推測すると、口金とチューブの接合部あたりが大きく剥がれているようだとあたりを付ける。
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自転車のパンク修理なんて、もう50年もしていない。
ゴムのりやヤスリ、そんな工具もない。
もしチューブが破れているのなら、ガムテープを貼れば短時間なら良いと、自転車店の店長が言っていたのを思い出す。
まあ、破れを見つけてからパンク修理道具を買いに行っても良い、と考えてホイールを外す。
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ところがどうだ、あぶく一つも出ないではないか。
虫ゴムやチューブには問題がなかったのだ。
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問題は、空気入れにあった。
バイクと自転車、両方に使えるように部品が付いた空気入れの自転車用の金具のところが密閉されていないのだった。
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普段は出番のない一般自転車用の空気入れを使って一件落着!
兼用工具はそこそこ、ということを体験した一日だった。
弘法筆を選ばずというから、ま、使い方なんだろうが・・・