ウエスティに猫な日々

日々の料理と外食、趣味の熱帯魚と読んだ本の感想と我が家の犬と猫の話。
ほか、日々のちよっとした独り言。

「 サンクスギビング・ママ 」 佐々木 譲 ・ 「味いちもんめ」 「蒼太の包丁」

2015-05-12 23:16:03 | 
   「サンクスギビング・ママ」  佐々木 譲

        

佐々木さんの作品は、第142回・直木賞受賞の「廃墟に乞う」初め、何冊かの警察小説を読みましたが、
この作品は、著者自身がアメリカ西海岸・中西部を実際にドライブ旅行しながら創作した短編集です。

まず、「サンクスギビング」の意味を調べました。
感謝祭のことで、普段離れている家族も集まり、ターキーを食べ、神々に収穫の感謝をする日と書いていました。
意味が分かったところで、読み始めました。
14のストーリーがあり、日本での話も数話書かれています。

一話は短いけれど、どの作品もアメリカの映画を観ているように、情景が浮かびます。
心がポッと温かくなる話や、少し悲しい話、広いアメリカを車で何時間も目的地まで走ったり、数日、どこかの町に留まったり、
その時々の話を、全て興味深く読みました。

   「新・味いちもんめ」  倉田 よしみ 〔シナリオ〕福田幸江 〔原案〕あべ善太

居酒屋ママさんに新作を借りてきました。 
主人公の伊橋悟は、熊野の親父さんに頼まれ、割烹「藤村」から、料亭「桜花楼」へ応援に行くことになります。
店が変われば、客筋も変わり、料理も変わります。 いろいろ勉強になり、 やっぱり、面白い本です。

              「吹き寄せ」 「地酒」 「治部煮」

           「幕の内」 「山菜」

   「蒼太の包丁」 画・本庄敬 作・末田雄一郎

          旭川編
 
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