居酒屋ママの妹さんに借りた女性コミックです。
「 くらしき物語 」 文月 今日子
8編の短編が収録されています。10代の女の子の純粋な恋心を描いています。 私は、もうすっかりこんな気持ちは忘れてしまいましたが。
「 星くず 上下 」 大谷 博子
高校生の杉浦由布子は肺炎で入院した時に、白血病で闘病中の1歳年上の都築宏司と出会う。彼の前向きな生き方に感動するが彼は亡くなってしまう。
彼の死後、看護師になるため学んでいたが、ある少年を交通事故から救ったため自分が怪我をして障害が残り断念する。
宏司を忘れられないながらも、それすら受け入れてずっと思いを寄せてくれていた香坂しげるの愛にこたえ彼と結婚して新たな生活を始める。
子供を宿すが、周りや医師からも彼女の心臓は弱っていて耐えられないと反対されるが、授かった命を自分の命に代えてもと押し切って出産する。
夫婦で由布子の実家に戻り、両親と娘・由似と一緒に暮らすが、身体の弱った由布子は由似が4歳の時に亡くなってしまう。
1975年から1978年まで、別冊マーガレットに連載されていたものです。
由布子の半生と彼女を取り巻く人たちが描かれていて、それぞれ善良な人たちばかりで少女漫画っぽいですが、読み応えがありました。
ただ、自分の命に代えても子供を産むという話は現実でもよくあり、それが母性なんでしょうが、残された夫や子供のことを考えると複雑なものがあります。
「 由似へ 上中下 」 大谷 博子
「 星くず 」の続編で、母を亡くした由似が祖父・祖母・父と周りの人たちの援助や愛情を受け、5才から16歳まで、子供から大人に成長していく感動の物語です。完結編。
母を亡くした由似の寂しさ辛さは痛いほど分かりますが、立派で裕福な祖父母と父がいて、周りには温かく見守ってくれているお兄さんやおばさんたち、気のおけない友人とボーイフレンドがいて、
母からは毎年誕生日に手紙が届き、私には羨ましいほど恵まれているように思いました。
絵も可愛くて若かりし頃に戻り一気に読みました。
「 虹のナターシャ 上」 大和 和紀
大和和紀さんの本は何冊か読んでいます。「 はいからさんが通る 」や、「 あさきゆめみし 」など。
知らなかったですが宝塚歌劇団でも舞台化され好評を博したそうです。 女心を書かせればうまい林真理子さん原作だもの、うなずけます。
梅子さんは、ナターシャにひどい仕打ちをしましたが、昭和の初期に2年も婚約したまま、三条薫から式の直前に破談を言い渡された梅子さんが哀れです。
下も読みたいのですが、妹さんも持っていなくて、古本屋さんにもないので何とか手に入れて最後まで読んでみようと思います。
ぽちっと、ひと押しお願いします。
にほんブログ村
ありがとうございます。
「 くらしき物語 」 文月 今日子
8編の短編が収録されています。10代の女の子の純粋な恋心を描いています。 私は、もうすっかりこんな気持ちは忘れてしまいましたが。
「 星くず 上下 」 大谷 博子
高校生の杉浦由布子は肺炎で入院した時に、白血病で闘病中の1歳年上の都築宏司と出会う。彼の前向きな生き方に感動するが彼は亡くなってしまう。
彼の死後、看護師になるため学んでいたが、ある少年を交通事故から救ったため自分が怪我をして障害が残り断念する。
宏司を忘れられないながらも、それすら受け入れてずっと思いを寄せてくれていた香坂しげるの愛にこたえ彼と結婚して新たな生活を始める。
子供を宿すが、周りや医師からも彼女の心臓は弱っていて耐えられないと反対されるが、授かった命を自分の命に代えてもと押し切って出産する。
夫婦で由布子の実家に戻り、両親と娘・由似と一緒に暮らすが、身体の弱った由布子は由似が4歳の時に亡くなってしまう。
1975年から1978年まで、別冊マーガレットに連載されていたものです。
由布子の半生と彼女を取り巻く人たちが描かれていて、それぞれ善良な人たちばかりで少女漫画っぽいですが、読み応えがありました。
ただ、自分の命に代えても子供を産むという話は現実でもよくあり、それが母性なんでしょうが、残された夫や子供のことを考えると複雑なものがあります。
「 由似へ 上中下 」 大谷 博子
「 星くず 」の続編で、母を亡くした由似が祖父・祖母・父と周りの人たちの援助や愛情を受け、5才から16歳まで、子供から大人に成長していく感動の物語です。完結編。
母を亡くした由似の寂しさ辛さは痛いほど分かりますが、立派で裕福な祖父母と父がいて、周りには温かく見守ってくれているお兄さんやおばさんたち、気のおけない友人とボーイフレンドがいて、
母からは毎年誕生日に手紙が届き、私には羨ましいほど恵まれているように思いました。
絵も可愛くて若かりし頃に戻り一気に読みました。
「 虹のナターシャ 上」 大和 和紀
大和和紀さんの本は何冊か読んでいます。「 はいからさんが通る 」や、「 あさきゆめみし 」など。
知らなかったですが宝塚歌劇団でも舞台化され好評を博したそうです。 女心を書かせればうまい林真理子さん原作だもの、うなずけます。
梅子さんは、ナターシャにひどい仕打ちをしましたが、昭和の初期に2年も婚約したまま、三条薫から式の直前に破談を言い渡された梅子さんが哀れです。
下も読みたいのですが、妹さんも持っていなくて、古本屋さんにもないので何とか手に入れて最後まで読んでみようと思います。
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ありがとうございます。