ウエスティに猫な日々

日々の料理と外食、趣味の熱帯魚と読んだ本の感想と我が家の犬と猫の話。
ほか、日々のちよっとした独り言。

「 双面の天使 」   小池 真理子

2018-06-19 17:47:58 | 
   「 双面の天使 」  小池 真理子

        

大好きな小池さんの本。サイコ・スリラー4編。

最近は、壁に背中と頭を着け、頭が下がらないようにしてゲームや本を読んでいます。
そして適当な時間に首を回して休憩。
~~~~~~
絵のように美しい兄妹・潤と茜。幼い二人の胸底に芽ばえた新しいママ和歌子への小さな嫌悪が恐ろしい惨劇を招く表題作。

小池さんお得意の、可愛い顔して従順で、その実は悪魔のような子供達。
ころりと騙され、とても並の大人では太刀打ちできない。 恐ろしい!

牝の三毛猫に、亡き妻の名前・瑠璃子からルリコと名付け可愛がる耕平。
カウンターバーを経営していて、そこで知り合った女性と一緒に暮らすが、飽きたころ彼女らは事故死する。
謎の連続完全殺人を描く 「 共犯関係 」

「 眼 」「 薔薇の木の下 」 自業自得だけれど、物事はどんどん悪い方に傾いていき、逃れられない結末に。

解説で、緊張感のある巧みな物語展開と日常に潜む恐怖に寒気を覚える鮮やかな結末で読者を酔わせる作品と書いています。

いつも、読み終わって『 あ~あっ 』とため息が出ます。 でも、また読みたい作家さんです。



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