ウエスティに猫な日々

日々の料理と外食、趣味の熱帯魚と読んだ本の感想と我が家の犬と猫の話。
ほか、日々のちよっとした独り言。

「 鬼平犯科帳 」 「 藤枝梅安 」 「 蒼太の包丁 」 「 あかつき夜十郎 」  

2020-08-14 21:19:38 | 
マスターに借りた本読みました。
「 鬼平犯科帳 」 さいとう・たかを 池波正太郎 
〔 男色一本饂飩 〕 〔 送り梅雨 〕 〔 向夏の候 〕
傑作選なので何作かは読んだのが入っていますが、何回読んでも楽しめます。
 
                                
「 消えた男 」鬼平の前の火盗改め長官・堀帯刀は悪を取り締まれない無能者だった。その時佐嶋と一緒に働いていた高松繁太郎は、事件の手掛かりをつかもうと奔走していた。
しかし、取り合ってもらえず、手紙を残して失踪する。7年後、佐嶋の前に現れた高松に、佐嶋は、鬼平なら働き甲斐があるだろうと共に下で働けるよう取り計らってくれた。
生きててよかったと希望に燃えて帰る道で、盗賊の残党に殺されてしまう。 鬼平は手厚く葬ってくれたが、なんとも残念な結果に。

「 男色一本饂飩 」は、忠吾が市中見回りの途中に寄ったうどん屋で男色の盗賊に見初められ、かどわかされる。 仲間の必死の捜索で危ういところを助け出され難を逃れる。
忠吾は相変わらずで、仕事中にうどん屋に寄って酒なんか飲んでるから。

「 泣き味噌屋 」勘定掛同心( 今でいう経理 )・川村弥助は仕事は締まり屋だが、怖がりで泣き虫。 昨年めとった奥さんのおさとさんが、出先で襲われ殺される。
死に物狂いで犯人に向かって行って敵を討ち、立派に立ち直るが、これもまた悲しい結末。 

「 仕掛け人 藤枝梅安 」〔 梅安鬼灯市 〕 さいとう・たかを 池波正太郎   「 さいとう・たかを×池波正太郎 」〔 準之巻 〕

                

「 蒼太の包丁 」~銀座の夏、「 富み久 」の夏編~   本庄敬 末田雄一郎

         

「 同心・あかつき夜十郎 」  木村周司 

        

初めての作品です。ストーリーは面白い。 ただ、登場人物の顔が悪い。 唇がみんなへのじになっていて特に悪人の顔が異様にみにくい。
いい男の善人も悪人もいるだろうに。 殺人の描写がリアルで血なまぐさい。 刀で切られて血が飛散り、首が切り落とされドサッと落ちる。ヒイイッ!
夜十郎は大酒飲みだが、正義感が強く人情がある。なかなかの剣豪。 次作があれば読みたい。


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コメント
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