ウエスティに猫な日々

日々の料理と外食、趣味の熱帯魚と読んだ本の感想と我が家の犬と猫の話。
ほか、日々のちよっとした独り言。

「 求愛 」 柴田 よしき

2021-11-23 21:34:32 | 
          「 求愛 」 柴田 よしき
 
               

大好きな柴田よしきさんの本。連続短編小説。図書館で借りてきました。
~~~~~ネタバレあり
フリーランスの翻訳者・小林弘美は、友人由嘉里の自殺に疑問を持ち、調べていくうちに犯人を突き止める。
犯人が由香利を殺してしまった原因には恐喝事件が絡んでいた。
由嘉里の事件以来、助けられなかった自責の念で、仕事を休みクリニックにかかっている。
そこで同じく患者の袴田弓枝と知り合い友達になる。
その弓枝が無理心中をした。信じられない弘美はまた真相を調査。身体を張って犯人をおびき寄せ逮捕に協力する。
その後犯人を慕っていた女性に殺されそうになり、助けてくれたのが探偵・梶本。
その縁で梶本の探偵事務所に就職して、色々な調査をして3年間経験を積み、由嘉里を殺した犯人を追い詰めた詐欺集団を逮捕に導き復讐は終わった。
~~~~~~
最初は友人の自殺から殺人事件に発展。友人は大親友で夫が弘美の元カレで別れてからも3人でのお付き合いしている。私はできないな。
友達になった弓枝がまたまた殺され、自分も殺されかかる。 
どうなるのかと読んでいくと、今度は探偵事務所に就職。うん?
浮気調査や人探しや色々な私立探偵の裏側が分かって面白かったです。
調査はするが後の事は一切関知しない。が、それからドロドロのドラマが展開するんでしょうね。

探偵小説や探偵もののテレビドラマは大好きでよく読んだり見たりしますが、現実の探偵さんには関わったことがないので。
探偵と聞くと、真面目なところもあるけれど、人の秘密を暴くので、ゆすりたかりをするところや怖いイメージがありますね。
本やテレビの中で楽しんで、現実には、探偵さんにお願いするようなことが起こらないのが一番。 
弘美はフランス語と英語の翻訳が出来るのに少し勿体ないような気がしますが、一人前の探偵になって活躍する続編は書かれないのかな。

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コメント
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