7月から大阪市立美術館で始まっていた「 フェルメールと17世紀オランダ絵画展 」に、やっと、行ってきました。
暑かったのと、コロナが日々増えていたので様子を見ていました。家事を終え、お昼ごろ出かけました。
平日なのですぐ入場できるだろうと高を括っていました。 なんのなんの、ずらりと並んだ人・人・人。
前売り券を買っている人たちも並んで待っていましたので、当日券の私たちは、なおさら待ちました。
鑑賞して出てきた後も、まだ列が。
いよいよ入館です。
第1章は、レイデンの画家。
鶏が描かれた絵が数枚あり、説明を読むと、鶏は売春の象徴で、それを差し出している老人や老女は売春の仲介人。若い女は売春婦で、男は客だそうです。 『 へえーっ、そうなんだ 』
よく似た犬種の犬も沢山描かれていましたが、犬は良くて、猫は不名誉で家にはあまり入れなかったそうです。『 時代によるんだな。家には3匹いますけど 』
バックが黒に塗りつぶされている作品が多く暗めでした。
第2章 レンブラントとオランダの肖像画
ワルラン・ヴァイヤンの「 自画像 」は、1645年の作品なのに、年代を感じさせず、見つめられているように眼が合いました。『 気のせい?だよ 』
バルトロメウス・ファン・デル・ヘルストの「 緑のカーテンから顔を出す女 」は、ふくよかな女性が描かれていますが、すべて、手の血管までがリアルでした。
第3章 オランダの風景画 ヤーコブ・ファン・ライスダールの「 牝鹿狩り 」 狩りの場面で命がけで逃げる鹿の比喩で、右の枯れた大木は世の儚さや死を暗示しているそうです。『 なるほど 』
第4章 聖書の登場人物と市井の人々 ヘンドリク・アーフェルカンプの「 水上の遊び 」で、ゴルフの前身のコルフをしている人々が描かれていました。1620年に、もう、そんな遊びがあったんですね。
第5章 オランダの静物画
第6章 複製版画
第7章 《 窓辺で手紙を読む女 》の調査と修復
いよいよ、本日のメインです。ビデオを見ました。 私は無知にも画家本人が塗りつぶしたものを剥がしていいものだろうかと疑問に思っていました。
この作品は、1742年当初、レンブラントの作品として収蔵された作品だそうです。レンブラントは、ほとんど作中画を描かなかったので、どうやら塗りつぶされたらしい。
1862年にフェルメールの作品と認められ、2017年から4年かけて修復されたそうです。『 そうだったのか 』
今回は撮影禁止だったので、一枚も絵がありません。 残念ながら、いつものように、ビビッと来る作品はありませんでしたが、いろいろ勉強になりました。
外に出ると、まだまだ暑くて汗びっしょり。朝、ミルクを飲んだだけで来たので、のどが渇いてお腹もすいています。
美術館の横で、こんなのやっていました。ビールとフードのお店が5軒並んでいます。これは1杯飲まなくちゃ。
息子は、ツヴィッケル 500ml ¥1500 私は、ペールエール 300ml ¥1100 ソーセージ6ケ ¥1100
座るところがないぐらい満席。喉が渇いていたので美味しかったけど、私は日本のビールでいいわ。 高いし。
近鉄百貨店の9階催会場で、 どさんこ・しまんちゅ フェスティバル が開催されていたので行ってみました。
海鮮丼もステーキ弁当もお高いので、パス。 松の実。お茶と飴も頂きました。 ホタテの紐のチャンジャ。 もずくの天ぷらを買いました。
そろそろお腹が空いたので、どこかで何か食べようと回りましたが決めかねて、久しぶりに「 吾作どん 」に行きました。何年ぶりかしら。
ビールとお通し。お刺身盛り合わせ。 アボガドとエビのサラダ。
息子のアジフライ。帆立。焼き鳥。
私の天ぷらと握り( 鰻、サーモン、しめ鯖 )
久し振りで美味しかったです。このお店は、タイガースが試合に勝つとビールがお安くなります。今日は、試合がないので残念! ごちそう様。
左足の調子が良くないので、折り畳みの杖を持って行って正解でした。
駅の階段の昇降。駅から、歩道橋を渡って美術館への往復と、デパートの中をうろうろ。 またまた吾作どんに歩道橋を上り下り。
駅から自転車をこいで、めちゃめちゃ疲れました。 明日は2ヵ月ぶりの整形外科検診です。湿布して寝ます。