93年発表のHeavenlyの5曲入りEPです。
「パンク・ガール」ではなくて、「ピー・ユー・エヌ・ケー・ガール」です。
P is for the painful way she makes me feel some day
U is for Utopia, the other times with her
N is for the new wave dreams she had back in her teens
K is for the kid in her, my P.U.N.K. girl
パンキッシュだったTalulah Gosh時代とは打って変わり、Heavenlyの最初の2枚のア
ルバムはネオアコ路線でしたが、その後に出されたのがこの「P.U.N.K. Girl」です。
とても元気な曲ながら、マイナー調のギターが少しメランコリックな「P.U.N.K Girl」、
Cathyのキーボードが印象的なポップな曲「Hearts and Crosses」、
イントロのギターからスリリングでAmeliaのヴォーカルが冴える「Atta Girl」、
ギターの弾き語りでAmeliaとCathyのデュエット「Dig Your Own Grave」、
そして、アカペラの「So?」
と、タイプの違う曲が5曲並んでいます。
この後に出たアルバム2枚がかなりポップになったことからも、転機となった作品といってよいと思います。おまけに後のMarine Research、現在のバンドTender Trapのサウンドはこの流れを汲んでいます。
Heavenlyが残した4枚のアルバムはそれぞれ魅力的ですが、1枚だけ選ぶとすればこのEPです。
5曲試聴できます ↓
http://www.emusic.com/album/Heavenly-P-U-N-K-Girl-MP3-Download/10844261.html
先日、CDラックの整理をしていたら、大昔に買ったSarahのコンピ「There And Back Again Lane」を発掘しました。
そこに収録されていたのが「Atta Girl」。
切なくもドライヴ感溢れる名曲ですよね。
Sarahのコンピにも収録されていたのですか。
「Atta Girl」はどこかメランコリックながらも
元気の出る曲で
いかにもHeavenlyらしいですね。
私も大好きです。