記憶に残したいこと

     忘れない為に....

「盤上のアルファ」

2020-07-19 07:25:59 | book

Se先輩からまた貸しの本を2冊渡された。

2冊とも塩田武士さんの本だったけど、1冊(「罪の声」)は既に読んでいたんで返却し、残りの1冊を読んだ。

「盤上のアルファ」⇒(塩田武士作)

主人公は神戸新報の記者・秋葉隼介。

隼介は県警担当記者をしていたが、上司に嫌われ将棋担当を命じられる。

左遷されてくさるやけ酒の店で、客の真田信繁と大喧嘩。

真田は仕事を失い、借家を追い出され、たった一度しか会ってない秋葉の部屋に転がり込む。

真田は年齢から三段リーグの編入試験を受けることになる。

秋葉は真田を知ることで、興味のなかった将棋に興味がわいてくる。

真田の試験は...? 将棋記者としての秋葉は....?

 

狼の群れのボスは、雄も雌も「アルファ」と呼ばれる。

 

小説現代長編新人賞受賞作。

 

<おまけ>

この本を読んでる時に、

第91期棋聖戦5番勝負で、藤井聡太7段が棋聖位を奪取。

初タイトルは、最年少タイトル(17歳11ヶ月)記録を塗り替えた。

 

 

感想:将棋の事はよく知らなかったけど、藤井7段の試合には興味があった。

   丁度時期が重なったのでよけいに面白く読めた。

   一気読み。

 

コメント
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