記憶に残したいこと

     忘れない為に....

「死にゆく者の祈り」

2022-07-07 08:52:10 | book

中山七理さんの本はABちゃんも好きだから、どっちが先に買っても教えることになってる。

今回はABちゃんが購入して回してくれた。

読みたかった本やから、読んでる本を後回しにして先に読んだ。

「死にゆく者の祈り」⇒(中山七理作)

主人公は、浄土真宗の僧侶・高輪顕真。

顕真は東京拘置所で、教誨師として囚人たちに宗教的要望に応じている。

教誨師の役割は、死刑執行の立ち合いであったり、集合教誨を行ったりする。

顕真は集合教誨で、死刑囚として拘置所に収容されている関根と25年ぶりに再開。

関根は大学時代の友人であり、顕真の命の恩人でもある。

大学時代の関根を知る顕真は、彼が殺人をした事がどうしても信じられない。

25年間に何があったのか? 何が彼を変えてしまったのか?

関根は本当に殺人犯なのか?

顕真は自分の疑問を晴らす為に事件を洗いなおすんだが.....。

 

ミステリー小説。

 

 

感想:途中で結末は予想できたけどね。

   捜査者やから刑事も出て来るし、看守や弁護士、検事や被害者家族なども出て来る。

   職種や立場によって考え方などが違うのも面白かった。 

   また、主人公が僧侶という、捜査に対してはずぶの素人やから面白いのかも。

   ほぼ一気読みやったわ。

 

コメント
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