脱力日記

スポーツ、本、映画ときどき仕事。自分の身の回りにある、ふとしたことを書き留めたいと思います。気軽にコメント下さい。

パラレル

2011-07-30 02:36:55 | 日記
今日は会社の後輩の送別会をして来ました。
マンツーマンで、もつ鍋。
色んな話をしました。

正直、年齢が一回りほど離れているので、彼にとっては面倒くさい先輩だったのかもしれません。
ただ、自分にとっては世代の離れた人間と話すのは、凄く発見があって刺激もありました。

そんな中で出てきたのがドラマ仁の話でした。
余り真剣に見ていませんでしたが、これはいいなという考え方がありました。

例えば、恋愛。
あの人と結婚していたら、人生はどうなっていただろう。

例えば、仕事。
あの時、我慢していたら、理想の持ち場につけていたかも。

そう人生には、色んな場面で選択しなければいけない時があります。
でもそんな分岐点がそれぞれ、パラレルのように分かれていって別の自分が、そこで生きているとしたら…。
今、自分が見ているのはその中の一部分だけ。違うパラレルでもう一人、いや何万人の自分が頑張っている。

何だか気が楽になりませんか。

人間は後悔する生き物です。
あの時ああすればよかった。
いや、こっちにしとけば良かった。
そして今の自分を嫌いになったり。
でも、その時、選べなかった向こう側には、別の自分が人生を生きているのです。

出会いと別れ。それも奇跡に等しいわけです。
少し現実離れしているけど、あながち、ない話しじゃ…。

総合すれば、余り肩ひじ張らずに気楽に選択して生きようぜ、っていう自分への戒め。
だって全部が正解そんな人間、見たことないもんなー。

祭りの後

2011-07-26 02:06:54 | 日記
「女子サッカーを成長させるのは、自分達次第」

沢を始め、宮間そのほかの選手も口を揃えてそう語ります。
バブルに湧いたなでしこ世界一。その後の選手の振る舞いは、尊敬に値するものでしょう。

どんなメディア露出にも、嫌な顔をせず対応する沢。
自分達の仕事はピッチだと、サッカーに集中している宮間。

それぞれ、行動は違っても決意がみてとれます。
何より凄いのは、あまり浮ついていないこと。

おごってはならない。

きっと過去の苦難がそうさせるのでしょう。
そんな姿勢は私達にも多いに参考になるものです。

例えば大きな仕事の後、人生の大きな転機の後、人は燃え尽きることが多くあります。
でも、本当はその後が大事。
きっとそんな想像力さえ持ち合わせていたからこそ、彼女達は快挙を成し遂げることができたのでしょう。

「この歳になって、みんなとハグしたり、喜びあったりできることは本当に素晴らしい」

沢の言葉です。好きなことのために、戦う、戦える彼女達は凄くまぶしい。
私達、会社人間には少しうらやましくもあります。

さぁ次はロンドン五輪予選。

心の底からエールを


神懸かり

2011-07-19 03:12:44 | 日記
なでしこです。

日本がサッカーのW杯で優勝しました。
夢じゃないでしょうか?興奮は止まりません。

神懸かり。

そんな言葉がピッタリのファイナルでした。

宮間の前にこぼれて来たボール。

沢の劇的なバックヒール。

人間技ではありません。何かに導かれたような…。
アメリカの選手が話していた言葉が印象的でした。


今日の日本を、特別な何かが後押ししていた。

気持ちはわかります。それでも…。

勝負に不思議な勝ちなし。私はそう信じたいと思います。

あそこに、走る体力を持ち合わせていたから、宮間は決められた。
沢は、宮間のパスから何度も、ああいうシュートを決めていたのでしょう。
きっと。

積み上げたからこそ現在がある。
信じ続けたからこそ現在がある。

日本人が日本に向けたメッセージ。
踏まれても踏まれても笑顔で立ち上がれ。


花は必ず咲く。






兵法

2011-07-10 02:51:27 | 日記
孫武と兵法。今、私のはまっているドラマです。
知性を武器に戦乱の世に大きな影響を残した人物。

そして、そんなはるか昔の戦いにも負けない大一番が迫ってきました。
なでしこJAPANです。

自国開催の強豪国ドイツに、W杯の準々決勝でぶつかります。
男子を含めたって、こんな状況あまりお目にかかれません。
日本サッカーにとっての試金石。
何万というサポーターの後押しを受け我がニッポンに襲いかかってくる。
受けてたとうじゃないですか。

ドキドキした気持ちを抑えながら考えて見ます。
どうしたら勝てるのか。

キーワードは焦りとみました。ドイツの。
前半0-0。後半0-0。延長前半0-0。

時間が経つにつれ、彼らは勝たなければならないプレッシャーに襲われる。
だから、守りから入るべきだと思います。隠した爪を研ぎながら。
耐えるそしてじらすのです。パスをつなぎながら。

そして勝負どころで岩渕を送り込む。
ドイツにさらなる恐怖を与え、そして討つ。

なでしこの花言葉は純愛、大胆、勇敢、野心、器用、才能燃える愛。

日本人の計画を遂行する力は世界でも有数だと勝手に思っています。
歴史が塗り変わる予感がします。
野心を持って勇敢に大胆に。そして我慢を携えて。