脱力日記

スポーツ、本、映画ときどき仕事。自分の身の回りにある、ふとしたことを書き留めたいと思います。気軽にコメント下さい。

イニエスタ

2014-10-27 00:42:18 | 日記


最近、WOWOWでイニエスタのインタビューを見ました。

彼らレベルでも、試合に負けた日は悶々として眠れないという。徹夜で次の日を迎えるそうであります。一流プロのメンタルであっても、悔しいものは悔しいのです。

レアル3-1バルセロナ

最悪のクラシコを終えたイニエスタは当然、一睡もできなかったでありましょう。

心配です。イニエスタ。

30歳を迎え、腕にはキャプテンマーク。責任感が、重圧に変わってしまっているのか。

何より、人を喰ったようなプレーがない。相手の逆を突くようなプレーがない。

これは、バルサ全体にもいえる現象です。

相手が絶好調のレアルだから仕方ない?それは理由になりません。
レアルだからこそ、バルサはそういうプレーに拘って勝ってきた。レアルが相手だからこそ、バカにするようなプレーをするのです。

ゴールにばかり焦るネイマールとスアレス。それを抑えようとメッシ、シャビ、イニエスタの古株がショートパスで時間を作ろうといてみるものの、それが周りには、ただのスローダウンに見える。コンビネーションが分断されてしまっている。

深刻であります。

ボールロストで3点目の原因になったイニエスタは、筋肉系のケガで途中交代となりました。

心配だ。

カウンター=速攻で、バイエルンとレアルに蹂躙されたビッグマッチでの残酷な記憶が彼らから楽しむプレーを奪っている気がします。

奪われたら失点してしまうというトラウマ。残念ながら、さらに今回のクラシコで深くなってしまった。

カンプノウでの再戦。
そしてCLでの勝負所。

ルイスエンリケは、あくまで今までのバルサを貫いて戦うのか。それともスアレス、ネイマールを前面に出したゴリゴリ系の戦いにシフトするのか。

こだわれば、過去数年と同じ失敗の繰り返し。

変わったならば、クラブ理念への裏切りと言われるでしょう。

でも、トラウマは勝つことで、忘れ去るしかない。

さあ、どうする?

カンプノウでの折り返しは、バルサにとって決死の戦いになる。

その時に、笑って、楽しそうに、イニエスタはプレーしているでしょうか?




普通なアギーレ

2014-10-15 03:19:46 | 日記


アギーレジャパンについて。

何だか変な感じになっちゃってないですか。

ブラジルに0-4。
惨敗。ひどい。最悪。戦えてない。何で本田も長友も使わねぇんだよ~。

でも、私はこう思います。

アギーレは大した監督だと。

なぜなら当たり前のことを普通にやっているだけだから。

本田と香川と長友がいたのに、W杯では一度も勝てなかった。

だから新しい人を探すんですよ。
じゃなきゃ、4年後だって勝てないもんね。

テスト、テスト。ブラジル相手にだってテスト。ここで、もし王国に勝ったって、誰かなんかくれますか?ビッグクラブの監督にしてくれますか?

そう。今は実験するべき季節。スペインだって、オランダだって、世界一のドイツだって負けている。いわば、種蒔きの時期。収獲の季節は、まだまだ、ずっとず~っと先。そこを間違えちゃダメよ、ダメダメ、でございます。

もっともっと、もっともっと、やって欲しい。

もしも、新戦力が当たれば大儲け。
柴崎、小林悠、田口、森岡。
誰かが、当たれば大儲け。

アギーレのサッカーとは?
そんなの見えなくて当たり前。

彼がやりたいことを、実践できる選手を探してる最中なんです。

アジアカップが楽しみになってきた。

本当の目的が果たせるならば、そこもテストになっていい大会。

ちなみにザックさんは、優勝してましたよね。確か。

目先の喜びか、本当の喜びか。

日本サッカーの目的は、W杯優勝でしたよね。確か。

ならば、待ちましょうよ。我慢強く。

生きてる間に見られたら奇跡。

安易な、感情的な批判は、その奇跡を、どんどん遠ざけているだけで、あります。






アレックス・ファーガソン

2014-10-15 01:19:39 | 日記


「世の中には休暇を与えられても、グラスゴーから40キロ離れた、海岸沿いのソルトコートという小さな街に行くだけで満足する人々がいる。そこにさえ行きたくないという人々もいる。家にいるか、公園の池で鳥やアヒルが泳ぐのを眺めているだけで十分なのだ。だが、中には月に生きたいと思う人間もいる

およそ人生を左右するのは、どれだけ野心があるかということなのだ」

アレックス・ファーガソンの自伝で一番印象に残った言葉であります。

彼のようには、攻め続けることはできないけれど、

たまには、どっかで、勝負をかけたいもの。

肝心の本の中身としましては、ロイキーンとの大ゲンカの章が、笑いの止まらないクライマックスとなっております。

暇を持て余した時にどうぞ。