先週見に行った名古屋対広島。
ドローでしたが、あまりにサンフレッチェの志が高かったのには驚きました。今だに勝利はないけれど、いいサッカーを貫いて欲しいです。
ということで、表紙にまんまと騙されて買ったサッカー批評から、森保監督の金言をご紹介。
(聞き手は岩本輝でした)
選手達はいつも冷静に見えます。最終ラインでも余裕でボールを回す
「危ないと指摘をすると、そういうプレーをしなくなってしまいますから。トライしなくなってしまう」
「クラブW杯では、アフリカのチームにプレッシャーをかけられて苦しみましたが、それをかいくぐればフリーが待っている。いい局面が待っている」
2005年のワールドユースでのナイジェリアのメンタリティを語る
「彼らはボールを失うことを恐れていない。とにかく、ミスを恐れていないから体の力が抜けている。ミスが起こったら、その時に取り返せばいいやと考えている」
突出した選手
「あまりに自己中心的すぎる選手は必要ないし、難しいところではありますね。チームのために走れるといったメンタルを持っている選手じゃないと、ウチではなかなか難しい」
攻撃時は4-1-4-1
守備は5-4-1
「ブロックを作って良い形で守備をしてから攻撃に移れるようにしようという基本的な部分は整理してやっています」
つなぐことができる理由
「単純に言えば距離感を良くするということです。もし選手間の距離が開いて前にいくと、相手はプレッシャーをかけやすくなると思います。距離が遠くなると浮き球が増えたり、ボールスピードを上げなければならず、ミスをする可能性が出てきます。選手同士が近くにいる方が、相手に同数で守られてもボールをコントロールしやすい」
シャドーはあまり降りてこない
「絶対ではありませんが、シャドーはできるだけ降りて来させません。相手を引き連れて来るよりも、相手が前からプレッシャーをかけてきた時に縦パスを入れられる位置にいてほしい」
普段かける言葉は
「しっかり集中すること。ハードワークするということ。あとは規律を持って、チームとして全員で攻守に働くこと。臨機応変にプレーすること。戦い続けること」
勉強になります。ごちそうさまでした。