脱力日記

スポーツ、本、映画ときどき仕事。自分の身の回りにある、ふとしたことを書き留めたいと思います。気軽にコメント下さい。

夢想

2013-04-30 00:57:32 | 日記
サイクルの終わり。

散々、バルサのことを書いておいて、この話題に触れないわけにはいかないでしょう。

避けてきましたが仕方ない…。

正直、バイエルンに0-4を突きつけられては、終わりと言われても否定はできません。

だけど、メッシのビルバオ戦のスーパーゴールを見れば、まだまだ進化の途中という気もする。

だから、やっぱり逃げます。

ナンバーにこんな記事がありました。

サッカーと恋愛は、頭の中であれこれ想像している時が一番楽しいのである。

そう、だからフットボールの長い長いサイクルに、思いを馳せるのではなく、ごくごく近くのことを考えます。

来季、バルサが誰を補強すべきか。ね、ワクワクするでしょ。

まずは、誰が見てもセンターバック。パリのチアゴシウバを取れれば最高だけど、無理でしょうな。
だから、フンメルス当たりでファンのご機嫌を伺いましょう。

バルデスが退団を表明しているキーパーは難しい。アトレティコのクルトワ、売ってくれないかなぁ。

さぁ、妄想を一気にエスカレートさせましょう。

メッシ依存症を打ち破るラストピース。

頼む。トットナムのベイルを獲ってくれ。

ウイング、サイドバック、時にはメッシの代役。CKでの高さ、FKの破壊力。

バルサ向きでないように見えて、実はフィットする人材であるのです。

最近のバルサの弱点は、サイドバックの守備力と、メッシへの配給役に成り下がっているウイングにあると見ています。特にウイングに、ドリブルでブチ抜く怖さがない。

バルサの両翼とあろうものが、一対一で勝てなくてどうするの。

ストイチコフ、フィーゴ、そしてアンリ。素敵だったなぁ。

うん。やっぱりドリブルが欲しい。

トットナムは現在プレミアでCL出場が微妙な5位。

なくはない話だと思うんだけど、どうでしょう?

ということで、最後は円広志の夢想花をお届けして、お別れとします。

♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫

忘れてしまいたいことが
今の私には多すぎる

私の記憶の中には
笑い顔は 遠い昔

いつの日にか あなたがくれた
野の花が ノートにありました

そして私は蝶になり
夢の中へとんでゆくわ

とんで とんで とんで
とんで とんで とんで
とんで とんで とんで
まわって まわって
まわって まわる

経験

2013-04-26 00:55:42 | 日記
私、久々にハラワタが煮えくりかえってます。

使えない上司にではありません。0-4で敗れたバルサにでもありません。

日本陸連、にです。

今夏にモスクワで行われるマラソンの世界選手権選考。女子は5枠を使い切らず3選手だけの派遣にとどまりました。

理由は入賞レベルにないから。

本当バッカじゃないの?

誰が、そんなことまで分かるのでしょうか。やってみなけりゃ分からない。

那須川という自前の選手が落選した小出氏は「こんな選考じゃ選手は頑張れない」と憤慨しました。当然です。

モスクワで世界一を目指して走る経験を、みすみすゴミ箱に捨てた。

もし惨敗したって、それが血となり肉となり、次の五輪で花開く。そうでなくても、育成の現場に活かせるじゃないですか。

もう少し、人間の可能性を信じることのできる普通の人が上に立つことはできないのでしょうか?

流れをぶった切ってしまった。

話は大きくそれてヤフーの話。1年間の休暇制度を採用するようです。日本では初めての試みだそう。

世界に飛び出して、色んなことを学んで来い。

そんなメッセージが読み取れます。

相反する二つのニュース。

正しいのはどっちでしょう。

やっぱり、怒りがおさまらないや。

オスピタレット

2013-04-25 01:01:35 | 日記
バルセロナサッカー裏観戦記第一弾。

相当物好きの人でなければ足を運ばないでしょうが、まずはバルセロナ近郊のオスピタレットをご紹介。

現在スペインのセグンダB グループ3で首位のプロチーム。

私は4月21日、こちらもバルセロナにあるサントアンドレウとのローカルダービー?を観戦しました。

カンプノウからタクシーで2000円強。メトロの駅からも十分徒歩でいける感じ。

空港に向う高速から見えるUFOのような物体をたたえる高いビルの近くです。

さて試合の方というと…

まずは観戦料。
手荷物検査はあれど、入場券はなし。(ここはソシオの年間パスなどでまかなわれているのかも。要確認です)。でもお得です。

ゆとりのある(ガラガラ)、スタンドで食べるビールと豚肉を挟んだパンも絶品でした。

そして試合レベルも高かった。
きっちりと自陣から組み立てるサッカーは、さすがバルセロナ。J1でも勝つのに苦労するのではないでしょうか。

ちなみにシリオというリーグ得点王の選手のスピードは素晴らしかった。なぜ、このカテゴリーにいるのでしょう?試合はオスピタレットの2-0快勝でした。

ともかく、行って損はないです。

日程は、スペインサッカー協会のHPから。時間と曜日も5日前に確認できます。

ガウディより、サッカーが好きな方。バモス!

一応、金の卵がいたかもしれないので、スタッツも添えておきます。

CE L'HOSPITALET: Craviotto, Hammouch, Valentín, Viale, Moyano, Pol (Barranco, 68'), Corominas, Aday (Ángel Sánchez, 28'), Osado (Manel, 60'), Pedraza i Cirio.
 
UE SANT ANDREU: Morales, Xapi Arnau, Canelada (John, 74'), Cárdenas, Dídac, Aitor, Sergi Gómez, Boniquet, Serramitja (Josu, 68'), Araujo i Marc Mas.
 

 

法螺

2013-04-17 03:57:20 | 日記
ホラ。
魚では、ありません。スペイン語の挨拶でもありません。

ほらばなし。そちらの法螺です。

フィシュストーリーという映画を見ました。愚かな話。魚の話ではありません。

法螺と夢をイコールに考えた物語。

誰かの夢が誰かに移り、また誰かに移り、最後はとんでもなく大きな出来事を起こす。

いい話です。

こんなことを思い出しました。
高校受験。私は、身の丈に合わない進学校を目指していました。

なぜか。

通っていた塾にいた先生。つまり大学生に囃し立てられていたのです。

中学校の担任には、こう言われました。

100%無理だ。

隣にいた母の呆然とする顔はいまでも覚えています。なぜか、笑えた。

なのに、受かってしまった。

そして進学した高校で、かけがえのない友人を得て、夢はまた大きくなっていった。

ホラが現実になったのです。
その辺の大学生の熱意で。

2日後、私、バルセロナに行きます。まぁただの旅行です。

でも、仕事もしていて、子供が2人いて、普通ならあり得ない話です。

でも現実なのです。何とかなったので、飛びます。

だから、こう思っています。

今までにない経験を、ひとつでもやってやる。

それが次の法螺に、きっと繋がる。そんな気がするんです。

素材

2013-04-17 03:36:31 | 日記
例えば、

新鮮な魚があったら、刺身で食べた方がおいしい。

とか

素敵な写真や絵画があったら、それを眺めているだけでいい。
そこでは言葉による説明は邪魔であったりします。

余計なスパイスは、時にいい素材を殺してしまう。

小野伸二、中村俊輔。

自らを輝かせる舞台を得た天才たちの活躍は、そんなことを思い出させてくれます。

小野が素敵すぎるループを決めた後のシーン。

写真が語っています。
みんな、シンジのプレーが好きなんだ。お前最高だぜ。
そう言っています。

彼らが一時期、輝けなくなったのは、確実に世界のサッカーの潮流にあります。

勝利を求めるあまり、ファンタジスタが邪魔な世界になってしまった。

バルセロナ、レアル、世界の先頭に立つクラブも例外ではありません。スピード、組織は最高ですが、ファンタジーはどうか。

メッシ、ロナウド。
彼らはストライカーでありますが芸術家ではない。

ファンタジーは、もしかするとジダンで終わってしまったのかもしれません。

トップ下からストライカーに変貌を遂げた、かつてのイタリアのエース、デルピエロも小野と同じオーストラリアにいます。

もしかして、今もっとも、いい香りがするサッカーは南半球にあるのかな。

そんなことを思いながら、欧州サッカーを見る今日この頃です。