脱力日記

スポーツ、本、映画ときどき仕事。自分の身の回りにある、ふとしたことを書き留めたいと思います。気軽にコメント下さい。

過密

2013-12-28 23:14:27 | 日記
23日チェルシー
26日ウェストハム
29日ニューカッスル
1日カーディフ
4日トットナム(FA杯)

これ年末年始のアーセナルの日程です。中2日で怒涛の5試合。さすがのベンゲル監督も嘆いた。過密すぎる。他のクラブでは中1日の日程もチラホラ。

酷いぞ、プレミアリーグ。

でも、だけど、これ、ファンの立場に立って見れば凄くありがたい話。大好きなサッカーを、与えられた休みに思う遠慮なく堪能できるのだから。

何でもイングランドにはボクシングデーという祝日が12月26日にある。BOXを開く日という意味で、クリスマスも働いていた労働者がプレゼントを開けるための休みだそうだ。

今は、少しリッチになってきたけど、フットボールはそもそも労働者のためのスポーツ。そこで、サポーターの皆さまに、試合をたくさんプレゼントする。そんな発想なんです。

そこで、ふと思った。

何でJリーグはやんないんだろうなぁ。お金、稼ぎたいんでしょ。

私は名古屋に住んでいますが、せっかく休みがあっても娯楽が余りに少ない。天皇杯も高校選手権も関東ばっかり。

もし近くでサッカーやってたら、喜んで行くんだけどなぁ。それは名古屋だけでなく、広島、福岡、大阪も同じでしょう。

2ステージ制にしたって、野球や他の娯楽と、かち合っている春夏の日程なら、足は運べない。

みんなが休んでいる時こそ、チャンス。ファンが連休な時こそチャンス。

スペインもイタリアもドイツもサッカーはお休みの年末年始。

世界中の視線を集め、独り勝ちのイングランド。チャリン、チャリンと金が聞こえる。

選手や監督は嘆いても、クラブ首脳やリーグ関係者はホクホク。

労働者>サッカー選手=大儲け

やっぱり、凄いぞ、プレミアリーグ。

2013-12-17 01:05:11 | 日記
今週末も、欧州サッカー、色々ありました。

期待のデウロフェウがハムストリングを負傷したり…

トットナムのビラスボラスが解任されたり…

なかでも、アーセナル3-6シティは強烈でした。

攻めの最終形に限界を見せたアーセナルと、凄まじい破壊力を見せたシティ。余りに対象的でありました。

そんな試合で、面白いエピソードがひとつ。

大敗にご機嫌斜めのエジル君が、味方サポーターへの挨拶もせずに、そそくさとピッチを去ろうとしたところ…

同じドイツ人のメルテザッカー先輩が一喝!。

ロンドンからマンチェスターまで来てくれてるんだぜ!

喝だ喝。

いいです。熱くなります。
やっぱり、天才MFであろうとなかろうと、ダメな物はダメ。
誰かが怒ってあげなきゃならんのです。

あっぱれ、でございます。。

さて、アーセナル。欧州CLのトーナメント初戦でバイエルンと激突することとなりました。

水曜日に、ナポリに敗れ首位から転落しCL2位突破。そして週末のシティ戦の惨敗。週が明けても、このくじ運の無さ…負の連鎖に泣けて来ます。

でも、今の調子は、そんな大一番には関係ありません。

勝負は2月、3月の状態です。

ダメ男エジル君も、さぞかし燃えているでしょう。なんてったって相手が母国のバイエルンですもの。

メルテザッカーが落としたカミナリ。

アーセナルが、エジルが進化する大きなポイントになるかもしれません。

不真面目

2013-12-09 03:20:16 | 日記
前回のブログで紹介した宮里優作が努力の人なら、この男は真逆であります。不真面目です。

ジェラール・デウロフェウ

アーセナル1-1エバートン。

プレミアリーグの好調対決で、とんでもない同点弾を決めた19歳です。私は、あまりこの言葉が好きではないけれど、天才はやはり天才です。

バルセロナの下部組織で育ったスペインUー19代表の長所は、素晴らしいスピードと言われますが、私が異次元だと思うのは、その人を喰ったようなメンタリティであります。

アーセナル戦もそうでした。
自分が交代出場してすぐ失点。
普通は、へこみます。

でも、彼はどこ吹く風だった。
ゴール前でボールを受けて、落ちつき払ってワンフェイント、ツーフェィント、その後、ピストルのようなゴールをアーセナルゴールに突き刺しました。そして、サポーターに写真のようなマシンガンパフォーマンス。なんて高校出だ。

凄い。

今年4月、現地でバルセロナBの試合を見た彼もそうでした。

まず守備は、ほとんどしない。
ひたすら、右サイドに陣取り、ドリブルを仕掛ける。また、仕掛けまくる。
そして抜く。抜きまくる。まるで、彼は練習をしているようでした。それぐらい肝が座っていた。

俺を見ろよ。いくらで買ってくれるんだ。そんな風に言っているようでした。

さすがに、チームプレーを最重要視するバルセロナに彼の居場所はないでしょう。今後もないかも知れません。あくが強すぎます。

でも、この名前は覚えておいた方がいい。

ジェラール・デウロフェウ

この男、もしかするとブラジルW杯にいてもおかしくない才能、メンタルの持ち主です。

来年あたり宮市を追い出してアーセナルでプレーしているかもしれない。


不真面目だからこそ、切り開かれる道、人生もあるのです。

真面目

2013-12-09 03:18:56 | 日記
今週末のスポーツ報道はサッカーW杯抽選一色でした。

しかし、その影に、魂が震える、涙腺が緩みまくる勝利がありました。

宮里優作ツアー初優勝。

そう、藍ちゃんのお兄ちゃん。宮里家の次男であります。

アマ時代は今をときめく松山並の大物評価だった男が、苦節11年目、ついに悲願をなしとげたのです。

その締めくくりも劇的でした。

最終18番パー3。ミスを重ねたラフからの三打目。ダブルボギーを覚悟して放った一打が、カップに吸い込まれたのです。チップインウイニングパー。

優作は、ガッツポーズをした後、グリーン横で四つん這いになって泣きました。こんなの見たことない。

「あれが、“腰が抜ける”ってやつなんですね」

その後も、沖縄の指笛が鳴り響くなか、千鳥足でグリーン周りをフラッ、フラッ。

動画は必見です。泣けます。

スポーツ報知によると、彼の真面目過ぎた性格が、なかなか勝てなかった理由だった、とあります。

試合後には、こんなコメントも

「昨晩は今日の展開を予想したり、前日のプレーを振り返ったりして、まったく寝られませんでした」

徹夜です。真面目です。繊細です。天才ではない。

だから、そんな勝利に私の心は震えます。

真面目に、競技に向き合って11年。

そして勝って腰を抜かす。

嬉しくて、腰を抜かしたこと、皆さんありますか。私は、まだ、ない。

いつか、そんな経験、人生で一度してみたいなぁ。

ブラジルの悪夢

2013-12-07 03:25:51 | 日記
さて、決まりましたねW杯。

リーグ戦のことはおいておいて、先を見ましょう。もし日本が仮に予選リーグを突破した場合1回戦の相手はグループDになります。
だから、相手はウルグアイか、イタリアか、はたまたイングランド。

さすがに、本田の夢はここまでか。

とんでもないことになったのは、何を隠そう開催国のブラジルです。この抽選は、八百長ではない。それを裏付けるドローです。

グループA
vsクロアチア
vsメキシコ
vsカメルーン

ただでさえ、厳しいドローなのに、問題は次です。Cの日本がDとやるのだから、Aのブラジルは初戦がBになります。

Bはスペイン、オランダ、チリ、オーストラリア。

ぞっとするでしょう。
ね、ぞっとしますよね。

ベスト16の相手はスペインかオランダなのです。

もしかすると、絶対的だったはずの開催国が、ここで消えてしまう可能性がでてきた。

しかし、逆もまたしかりです。
リーグ初戦で当たるスペイン対オランダ。普通なら、様子見してドローでもいい戦い。しかし、決勝トーナメントを考えれば、とてもそんな余裕はない。ブラジルを避ける戦いになるのだから。ここガチになります。

このドローをもとにブラジルが優勝するためには、

vsクロアチア
vsメキシコ
vsカメルーン

そして
vsオランダ
準々決勝vsイタリア
準決勝vsドイツ

そして決勝は
スペインもしくは、アルゼンチン。

とんでもない道のりになりました。これ、本当にお釣りなし。

逆に、ほくそ笑んでいるのはメッシ。アルゼンチン。

ブラジルとは逆山に入ったので順調にリーグ戦を突破すれば、
1回戦はスイス。
準々決勝はポルトガルかベルギー。準決勝でやっとスペイン。
余力を持った戦いはライバル・ブラジルとは大違いです。

何となく見えて来ました。

2014年ワールドカップは、彼が伝説を塗り替える千載一遇の時。

メッシがマラドーナになる日。

ブラジルで、とうとう、やって来そうです。

優勝はアルゼンチン。予想、あくまで予想です。