脱力日記

スポーツ、本、映画ときどき仕事。自分の身の回りにある、ふとしたことを書き留めたいと思います。気軽にコメント下さい。

最適2

2013-09-04 04:06:37 | 日記
さて、前回のコラムを受けての私の感想。

うーん。猛烈にそう思う。グッと来た。

先週の週末、私の所属するチームの試合を、久々にじっくり見た。それは、それは、圧勝だったけど、気になったことが一つ。みんなには一応伝えましたが…

動きがない。

誰かがドリブルすれば、それを見ているだけ。

クロスのタイミングになると、3人そろって、ゴールに向かって走るだけ。

見ているのは、相手とゴールとボールだけ。本当は、もっと見なきゃいけないものがある。

そう、味方です。あなたのチームメート。

分かりますよね。必要なのは、味方を活かすための動き。相手守備陣を引っ張る動き。

そう、無駄走り。

私が見る限り、全くなかった。これは大問題です。

先週のバルサ対バレンシア。
メッシの3点目に、答えは凝縮されています。

センターサークル前方のメッシから、ペナ手前のセスクへ、そこから左サイドに展開し、そこにはネイマール。ドリブルで仕掛けて、シュートせずに並行にいたメッシへパス。それをダイレクトであっさりゴール。

見た目には、それだけのこと。気持ちのいいファインゴール。

ただ、そこには無駄だけど、それはそれは効果的なフリーランがありました。

ネイマールにパスが渡った瞬間、その横を斜めにセスクが全速力でダッシュしていた。しかもチラッとメッシの位置も確認していたからエラい。

DFが、その動きにつられた瞬間。ポッカリ、パスコースが出来ていた。

そういうことです。
サッカーって、そういうスポーツなんです。

誰かのために、走ったり、誰かのために、努力するのって日本人の得意な所だった気がするのだけれど。

サッカーになると、なぜか出来ない。

それって、まだサッカーを理解出来てないんじゃないかなぁ。

選手は11人。団体でやる。そんなスポーツであります。
そこを、お忘れなく!


最適1

2013-09-04 00:05:22 | 日記
今週のサッカーマガジンに、これは、という記事があったので、転載させてもらいます。

テーマは、日本で行なわれた「Uー12」の親善試合。そうバルセロナの久保君が話題をさらった
大会です。以下本文。

バルセロナが試合で使う技術といえば、サイドキックがほとんど。ボールを最適の位置に止め、最適のタイミングで放す。最適の動きだし、最適のポジショニング。次から次に浮かぶ最適の2文字。

今回バルサを率いたナバーロ監督の言葉で私が驚いたのは「いかに味方を輝かせるか」に彼らのプレーの軸はある、ということだった。日本代表における「個の力」に象徴されるように今の日本のサッカーは上から下まで「いかに自分が輝くか」という自分探しが大はやり。僕らが自分を探している間にバルサは人の幸せを探している。勝てないよ、それは。

さて、あなたはどう感じましたか?

逆に~

2013-09-04 00:02:09 | 日記
逆だよ、逆に振れ。
何で、ゴミゴミしている所ばっか行くんだよ。

Jリーグなどを現地観戦していると、この手のヤジを結構、耳にしませんか?

サイドチェンジ。

これ凄くサッカーでは、大事なことですが、完全に理解している人って少ない。

まず、なぜサイドチェンジは必要なのでしょうか。

極端に言えば攻撃が偏ったってゴールができればいい訳です。

だから、やらなくったって、いいものなのです。必要じゃなきゃ。

じゃあ何で。
ここからは兵法です。

片方のサイドに人数をたくさん割いて相手を引きつける。これはマズいと相手DFが数多く食いついて来た時こそ、いざ好機。サイドチェンジして薄くなった敵陣を一気に攻略するのじゃあ。

相手を引き寄せる。そこがポイント。でも、弱いチームって、そこが抜け落ちている。

相手DFの前で、気持ちよく右へ左へサイドチェンジ。何だか攻めている気になっているけど。
あれっ、相手のバランス、何にも変わっていませんよ…。

完全な無駄であります。

そう、だから一度は密集を作らなきゃいけないんです。これ絶対条件。絶対です。

さらに密集を作ると、実は守備にもいい効果をもたらす。人がたくさんいるんだから、すぐ取り返せるでしょ。

ザック日本でも過度なサイドチェンジは禁止されていたらしい。
でも、解禁した途端、そう守備崩壊が起こる。

そりゃそうだ。味方も手薄なサイドから攻めたら、奪われた瞬間、一気にピンチになって…ゴールへ一直線。

そう、サイドチェンジって両刀の剣。

そんなことを踏まえてサッカーを見るとゴミゴミ感は、得点を予感させるワクワク感に思えてくる。

逆に、ね。