脱力日記

スポーツ、本、映画ときどき仕事。自分の身の回りにある、ふとしたことを書き留めたいと思います。気軽にコメント下さい。

簡単

2014-06-28 23:12:53 | 日記
昨日は、ポッカリとした休み。
家族も出かけ、久々の一人を満喫しました。

映画「風立ちぬ」を見て、沢木耕太郎の久々の文庫本「ポーカー・フェース」を読んで、aikoのニューアルバムを借りてきたりしました。

何だか色々なモノに触れたのですが、共通していたのは、とにかく表現が簡単、という点。

それは、薄っぺらいという訳ではなくて、難しい言葉を使わずに、まぁ、皆さん、色々なことをうまく表現されるなぁ、と感心した訳であります。

例えばaiko

明日の歌という作品に、こんな一節があります。

その唇は今夜もあの子に触れる。
明日が来ないなんて 思った事がなかった。

簡単な言葉だけど、なんか深いんだよなぁ。言葉紡ぎの天才です。

会社の後輩に文章を書かせたりすると、よくこんな事があります。

難しい言葉や、最近流行りの横文字を織り込んで、まぁ訳の分からないものが出来上がってくる。

なぜか、伝える、ということが抜け落ちてしまう。ただの自己満足になってしまっている訳です。

サッカーの話をふと、思い出しました。

大久保がサプライズ招集された後、親善試合で途中交代で出場し、こう叫んでいた。

簡単に!簡単にやれ!

映画と、歌と、文庫本と、サッカー。

まるで繋がらないようだけど、何だか凄く似たもののように感じます。

簡単であることが、一番難しい。
でも、シンプルであることが一番大事なんだと思います。





















遠藤外し

2014-06-27 05:15:25 | 日記
最後に見せてしまったイタリア人の素顔。

今回の日本代表の惨敗の原因は、ここにある、ザッケローニにあると思います。

具体的なことに触れましょう。

初戦の遠藤外し。
大会通じての遠藤外し。

これが、全てだったと私、思います。

ここからは、その理由です。

日本代表は何を突き詰めてきたか。

攻撃的なサッカーはもちろんのこと、押し込んでからの最終局面での崩し。そこに4年間を費やして来たハズです。

なぜか。

日本代表にはスアレスもメッシもいません。だから、組織で崩さなければならない。俊敏性を活かしたペナルティエリア付近で仕掛けは、生命線でありました。

だから、

そこには自信があった。積み重ねもあった。
しかも、実際にできていた。

欧州遠征でオランダ、ベルギーを翻弄したパス回し。

コートジボワール戦で本田が決めたゴール。

突き詰めていた部分は世界に通用していたのです。

では、なぜ、バイタルで崩す場面が極端に減ったのか。

それは単純、そこまで運べなかったからであります。

本田のゴールの後、ボールを奪っても、しっかり保持することができませんてました。

ミス、ミス、ミス。
くっきりと浮かんでいた焦り。

いつも落ち着かせてくれた人が、そこにいなかったから。

遠藤がいないから。

こう、反論する人もいるでしょう。

後半から、遠藤を使ったやないか。
そしたら、もっと酷くなったやないか。

おっしゃる通りです。

でも、サッカーというものは、そんな単純ではない。

一度狂った歯車は、簡単には戻らない。

象徴的なシーンがあります。

後半、敵陣深くの左サイド。
遠藤は、いつも通りにパスを散らしました。

なのに味方は反応しない。
長友は動き直すことを止めてしまっていた。

そしてボールを奪われてカウンター。

前半で、繋ぐことを忘れたからだは、もはや、反応してくれなかった。

日本代表は、結局、自分に戻ることすら出来ずに敗戦を喫したのです。

察するに、遠藤を外した理由は簡単です。

守備的な人間を起用したかったから。

ザックは、現実をとったのです。

こんな声があります。

4年前と違って、攻撃的に戦っての惨敗だから収穫がある。

でも、私に言わせれば、
ちゃんちゃらおかしい。

日本は4年前と、同じだった。
深層は、守備的に戦って散ったのだと思います。

動けなくたって、守備力がなくたって、日本で一番、サッカーを知っている頭のいい選手は、ピッチに必ず必要だった。

知力、体力、時の運。

日本代表が、最も大事にしなければならなかったのは、知力だった。そう確信しています。






自分達のサッカー

2014-06-19 22:24:03 | 日記


自分達のサッカーが出来ません。
スペインらしいサッカーが出来ません。

何回言うんだ、フジのアナウンサー。酷い実況と、藤田俊哉の酷い解説、そして酷いスペインが相成って今日は最悪の朝でした。

自分達のサッカー。長谷部も本田も岡崎も、宗教みたいに言います。日本代表でも、今、流行りのフレーズです。

でも、これ、気持ち悪くないですか?

私は、凄い気持ち悪い。

簡単です。

サッカーには相手がいるから。
サッカーは勝敗を競うスポーツだから。

自分達のサッカーを貫いたって、負けてしまえば意味がないでしょ。

W杯の舞台まで行って、こんな言葉をいってるようじゃ、レベルが低いと言わざるを得ません。

必要なのは、自分達のサッカーではなくて、自分達の組織であり、積み上げた経験に自信を持つべきことなのだと思います。

スペインは、それを捨ててしまったから負けたのです。

シャビを外し、ピケを外し、セスクも使わずに大会を去る。

はっきり言いましょう。

スペインはバルサスタイルだったから優勝できていたのです。

でも、デルボスケはそれを信じられなくなってしまった。

クラブレベルでの失敗を必要以上に、悪く受け止め、ジエゴコスタに全てをかけた。

私は代表レベルなら、まだまだスペインは、通用したと今も信じています。

さらに言えば、予選で、そんなオープンなサッカーを目指していましたか、と言いたい。

何十年と積み上げて来た経験を捨てたギャンブル。

それは愚行と切り捨てていいでしょう。

さて、日本代表。
こちらも嫌な感じがします。

ボランチは遠藤と長谷部。
センターバックは今野と吉田。

それでいいんです。

蛍や森重が悪い選手とは言いません。

でもヒリヒリした予選で培った4年間の経験や組織のバランスを、直前の親善試合のどうでもいい結果で壊さないで欲しい。

ギリシャに勝てるのか。

先発が全てを握っています。

原点回帰。

これがキーワードです。

ザックよ目覚めろ!

バカ息子セスク

2014-06-13 01:35:46 | 日記


セスク、チェルシー移籍。

アーセナル時代から彼をウオッチしていた私としては、ショックこの上ありません。

念願のバルサ復帰を果たしたものの、ファンの支持を得られずにまたもイングランドに戻ることに。

まぁ、ラキティッチをバルサが取った時点でこの結末は予想できました。きっと新監督のルイスエンリケは、彼を支持していなかったのでしょう。

それにしても…

あんなに愛していたと言っていたアーセナルのライバルチームに行くのだから、頭がどうかしちゃったのでしょうか。

しかも…

彼はバルサのデビュー戦で、レアルの監督だったモウリーニョに踏んづけられそうになった因縁もあります。

何も尊敬していたペップのライバルの元へ行く必要はないのに…。

ロンドンで出会った奥様の意向もあったのか。そんなことも勘繰りたくなる結末です。あぁ、見事な下げマンです。

しかし、決まったものは仕方ない。

来シーズンの楽しみの一つにしましょう。

ここまでやったんだから、もうひと花、咲かせて見やがれ!

しかし、青のユニホームの背番号4がエミレーツに立つ瞬間を考えると寒気がします。

愛に永遠はない。
そういう場所です。

ヨーロッパサッカーは、いつの間にかメジャーリーグのようになってしまった。

かなり寂しい気分です。
かなり寂しい移籍です。





私的W杯観戦術~予選編~

2014-06-05 22:56:08 | 日記


さてワールドカップです。

しかし、今回は時差12時間のブラジル。全て観戦していては、睡眠も、仕事もままなりません。

私は、日頃から夜勤で、ヨーロッパ時間で生活しているのですが、それでも、今回はキツい。相当にキツい。

だから絞る。

ピックアップマッチを私的に並べて見ました。時間は全て日本のものです。

6月13日金曜日 朝5時
ブラジルvsクロアチアの開幕戦。
これは見逃せません。
セレモニーがまた、アガるんですよね。

6月14日土曜日
いきなり山場です。私は、何故かこの日に幼稚園の父親参観があります。山場です。この日はノンアルで耐えます。

深夜1時
メキシコvsカメルーンを眺めながら

深夜4時
スペインvsオランダ
前回決勝の再現です。

少し寝て幼稚園へ…お休みなさい。

6月15日日曜日

土曜日はさっさと寝て、早起きしましょう。

この日も、かなり高い山が待っています。

早朝7時
イングランドvsイタリアです。
ルーニーです。バロテリです。

そして、私は午後に仕事が入っているので、空き時間を使って会社に移動します。

そして、
午前10時
待ってました。

コートジボワールvs日本です。
大事です。
でも、独り観戦です。


6月16日月曜日

少し休みます。
深夜1時から
スイスvsエクアドルを流しながら

早朝4時
フランスvsホンジュラス

見て寝ます。

7時からのアルゼンチンvsボスニアはビデオ。メッシ初戦とはいえ、身体が大事!

6月17日火曜日
深夜1時
ドイツvsポルトガルです。
ロナウドは出るんかいな。

この後はスルーです。
イランよ、米国よ、すまん。

6月18日水曜日

深夜1時
ベルギーvsアルジェリアは横目。

早朝4時
ブラジルvsメキシコ。
試合中に寝る予感。

6月19日木曜日
だいぶ落ち着いた生活が送れてきたのか…。

深夜1時
オーストラリアvsオランダ横目です。

メインは
朝4時の
スペインvsチリ

アレクシスが、やらかしそうです。

6月20日金曜日

私的に今大会最高の山場がやってきます。

土日、御殿場でサッカー大会があるのです。なのに、

深夜1時
コロンビアvsコートジボワール

早朝4時
ウルグアイvsイングランド

そして

朝7時
日本vsギリシャ

もはや、血管がきれそうです。
少し寝て仕事なのか。

6月21日土曜日
ほぼ、寝てません。
でもサッカーやりに御殿場です。

深夜1時
イタリアvsコスタリカ。
見るか、見ないか?
ここで仮眠でしょう。

朝7時

移動の車中で
ホンジュラスvsエクアドルか。
てか、テレビやんのか?

6月22日日曜日

御殿場大会2日目です。

ここは、メッシもドイツも無視して爆睡しましょう。死にます。

朝食後の午前7時から
ナイジェリアvsボスニア

渋いカードが続くのもW杯の醍醐味です。

6月23日月曜日

ベルギー、ロシア…スルーです。

早起きできれば
朝7時からのアメリカvsポルトガル

久々に男前クリンスマンを拝んでおきたいところです。

6月24日火曜日

ここからは、少し楽になります。
最終節なので、同グループは同時キックオフ。7時には眠れます。だから全部見ます。

逆に普通のサラリーマンは眠れませんね…笑。地獄や。

スペイン、オランダ。
開催国ブラジル。

両グループの命運が決定します。

6月25日水曜日

朝5時からの日本vsコロンビア戦。

ここまで勝ち点を積み上げておいて欲しいもの。決戦です。

でも、その前の午前1時からは死のD組が決着します。

生き残ったのは、イタリアかウルグアイかイングランドか。

ちなみに、ここの勝者が日本の相手となりますね。

6月26日

午前1時
ナイジェリアvsアルゼンチン

メッシです。1位突破ならアルゼンチンかなり、その後、楽になります。

午前5時からのフランスのE組は展開次第です。もしかすると、消化試合の可能性も。

ついに予選最終日

6月27日金曜日です。

午前1時からの
アメリカvsドイツ
ポルトガルvsガーナ

いいですね。

午前5時からは、混戦のH組
韓国vsベルギー
アルジェリアvsロシア

ここで初めてテーハミングを聞くことになりそう。

そして怒涛の15日間は終わります。
どれだけビールを飲んでいるのやら。

ふぅー、読んでくれたかたも、本当にお疲れ様でした。

でも、しかし、ここからが本当の戦いの始まりです。この辺りになると、日本は尋常ではない暑さでしょうし。大変だ。殺す気かコパムンディアル!

ということで私的W杯トーナメント編は次回更新を待て!