脱力日記

スポーツ、本、映画ときどき仕事。自分の身の回りにある、ふとしたことを書き留めたいと思います。気軽にコメント下さい。

サラバ

2015-07-23 23:49:18 | 日記


最近、天気予報結構外れません?
それを、信じきって私は濡れている。予報はあくまで予報です。
そりゃそうだ。
傘を持とう。

絶対勝てると思ったサッカーの試合で、まさかの大敗…。
予想はあくまで予想です。
そりゃそうだ。

未来を自分の手にするのは、操作するのは簡単ではない。というか、ほとんど無理で、あります。

これ、西加奈子さんのサラバを読んでの読後感。

あの又吉大先生が、この本を読んで小説を書くことを決めたそうです。

と、そんなことを書きながら深夜の地下鉄に乗っていると

酔っ払った女子大生が、酔っ払った男子学生に手を握られて、その気になってその手を握り返したのに

一人で、降ろしてしまう。
なんでやねん。

未来はその手にあったのに。
あの顔見て、行かねぇのかよ。

フェイスブックが、ザンクトパウリの宮市が靭帯断裂したニュースをいち早く、教えてくれる。

知りたくないこともある。
あんまりだ。明日の朝で良かった。
嘘でもいい。

なんてことを書いていると、隣の親父が、酔っ払って肩に寄りかかってくる。

気持ち悪い。
お前はクズだ。

サラバを読むと、読後、数日、こんなことを書きたくなったりします。

ぜひご一読下さい。

他人任せ国

2015-07-15 01:26:59 | 日記
昨日、地下鉄の駅を歩いていた時です。

向かいから、ヘッドホンをして、スマホを凝視しながら歩いてくる女子とすれ違いました。

耳も目もふさぐ。
ぶつかることは、全く想定しない、何とも大胆な行動。

いつも、みんなが、勝手に避けてくれるんですね。だから、そんな人になっちゃった。

前を見て自分で歩かなくても、良い国。

私の会社の後輩が、フェイスブック上で自殺願望を書き込みました。自分の希望通りにならないから。

ご面倒だろうに、心配するコメントが、続々と更新されます。
付き合わされるのも本当に大変だ。

その中に、これは、と思うコメントを書いた方がおりました。

こんなところで愚痴ってないで、次へ進めよ。

薄っぺらいSNS、薄っぺらいデジタルの世界に、ずっしりと重い現実的な意見。

いい友達が、いるじゃないか。

でも、後輩には、きっと響かない。

いつまでたっても、自分ではなく、誰かのせい。

理想の道を歩けないのは、駄目な上司のせい。

自分では歩かないのに、山を登れるハズがない。

ま、フェイスブック上の友達からも解除されたので、今後、話すこともないのですが。

1本の細い綱の上を、冷や汗を垂らしながら、一歩一歩、進む。

そんな刺激を自ら与えないと、駄目になってしまう。そんな危機感を抱く今日この頃であります。