Chef's Note

『シェフの落書きノート』

葡萄の食べ方

2005-10-28 | 美味しいお話
今が旬
葡萄の食べ方って、面白いですよね。

何故って?
皮をきれいにむいて食べる人。
そのまま口に放り込む人。

デラウェア(粒の小さい葡萄)は、皮を綺麗にむいて食べる人は少ないかな…。

巨峰やマスカットは、皮をむいて食べる人って結構多いですよね。

でも、ぶどうって房からとって口に放り込むのが1番 美味しいと思うのです。

特に、巨峰やマスカット!

皮をプリッと噛んで…
中からジューシーな果肉が出てくるのですが…
そのまま皮を噛むのです。

すると皮と果肉の間の1番 美味しいエキスがでてきます。

オイラは、種だけ口から出して…
皮はそのまま、食べてしまいますけど…。

もし、マスカットのジェラートを作るなら…
葡萄を包丁で半分に切って…種を竹串でとり、皮ごとミキサーにかけて作ります。

ワインやブランデーを作る時…
ぶどうを皮がついたまま潰して発酵させるでしょ?
だから美味しいワインが出来るのです。

よくフランス料理の前菜やデザートなんかに添えてあるマスカットや巨峰は、綺麗に皮をむいてありますよね…。

「1番 美味しい所を…むいたらもったいないなぁー…」
なーんて思ってみています。

最初、皮は慣れないと違和感があるかもしれませんが…
そうやってみて下さい。

きっと葡萄の美味しさを再発見できるかもしれません…。


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