▼2010/11/23 第二次朝鮮戦争勃発?
> 朝鮮半島がまた大変な事になっていますね,Bro!
> 一時は本格的に戦争状態に突入するかと冷汗ものでしたよ,まったく!
未だ安心するのは早いですよ。
昨日,米海軍の空母も横須賀基地を出港して,28日から始まる黄海での米韓
合同軍事演習に参加する事を決めた様子ですから,北朝鮮の反応が心配です。
韓国側では民間人2名の死亡が確認されて,覚悟はできているみたいですから,
再度北朝鮮の攻撃を受ければ,今度こそは徹底した報復攻撃に出るでしょう!
全面戦争への突入も想定しておく必要があると思いますよ。
> 今回の砲撃では,北朝鮮の意図が,今一つ理解できないのですけど,全面
> 戦争を行う様な計画とか準備をしている様子ではないのでしょう?
> 先だって,ウラン濃縮施設の存在をちらつかせたり,思わせぶりな態度を
> とっていますが,裏を返せば米国の反応を期待している事の証拠でもある…
オバマ大統領は,交渉に応じる考えがまったく無いみたいですからね。
むしろ北朝鮮の経済事情を見透かして,心理的な持久戦を行えば,北朝鮮は
自滅するしかないと予想しているみたいです。
> では,後は中国の動き次第ですよね。
> 今回ロシアは北朝鮮に批判的ですから,北朝鮮に手を差し伸べる国は中国
> 以外にはありませんし…
例によって,今回も中国だけは北朝鮮の立場に配慮した姿勢を崩しませんです
よね…
あくまで北朝鮮の目的が米国との交渉だと仮定すれば,次に遣りそうな行動は
核搭載を想起させる形でのミサイル発射実験ですが,今回の砲撃が韓国の軍事
演習による挑発への対応と説明している以上,状況次第では再度の攻撃もあり
得るかもしれません。
韓国や沖縄の米軍基地へのミサイル攻撃力を誇示すれば,効果的だと考えてい
るかもしれませんし。。。
> 日本にとっても,決して「対岸の火事」では済まない訳ですよね!
> 菅総理も昨日対策本部を設置して,北朝鮮の行動を非難すると伴に日米韓
> の緊密な連携で対応する意思を表明しました。
総理の非難表明発表については「遅い」との批判が強いですし,岡崎国家公安
委員長に至っては,事件当日,一度も警視庁に登庁していないらしいです。
北朝鮮の工作員は日本国内にも大勢入り込んでいる事が明らかなのですから,
これは公安の責任者としての自覚不足も甚だしい...
菅政権は全てにおいて,危機対応体制が不十分だと思います。
まあ,それでも何とか日本の立場を明確に示して,不測の事態にも対応する準備
を整えている訳ですから,これには野党各党も全面協力する姿勢ですけどね。
今後事態がどの様に進展するのか,予断を許さない状況ですから,これが最優先
課題である事には異論の余地はありません。
> 今週,野党は仙石官房長官と馬淵国交相の問責決議を準備していましたが,
> これを延期するみたいですね。
そればかりか懸案の補正予算案は,明日参院を通過する見通しになりました。
今回の砲撃事件を受けて,政府は朝鮮学校無償化問題を見直す事に決めたのが,
野党側の協力を促進する事になったみたいです。
> これで菅政権は,今年最大の難局を何とか切り抜けた訳ですねぇ。。。
> 崖っ淵に立っていた政権にとっては,北朝鮮の砲撃が「神風」になった訳だ!
> それにしても,流石に左翼政権だけあって,妙な方角から追い風がやって
> 来ましたよね!
仙石官房長官と馬淵国交相の問責決議は,補正予算案通過後に延期されただけ
ですから,野党側は決してこれで諦めた訳ではありません。
まあ差し詰め,今年一番の「北風」と言った処ですか。。。
> でも不思議に思う事は,事件後の為替の動きですよね。
> 「有事のドル高」で,為替は円安に振れる事を予想していたのですが…?
そうそう,今回は「有事の円高」でしたよね!
私も円安を予想しましたが,見事に外れました。
実際の為替市場では,「より安定的な通貨」として円が買われたみたいです。
> 一方で株式市場では,昨日は流石に値を崩しましたが,今日は既に持ち直
> している様子ですね。
> このところの株式市場の上昇は,いったい何が原因なのでしょうか?
一説では,万博後の中国経済の悪化を懸念して,資金が日本の株式市場に流入
している事が理由として指摘されています。
であればもう暫らくは,この上昇トレンドが続きそうですよね。
朝鮮半島の有事も,日本経済にとってはマイナスではない気がします。
> もしこれで日本経済が回復基調に乗れば,菅政権にとっては正に「追い風」
> となる事になりますよね!
しかし,今回の北朝鮮砲撃事件によって,嫌でも日本の国防意識は高まったはず
ですから,国会は今後の憲法改正や核武装をも見据えた形での議論を一日も早く
開始して欲しいですよね。
また,これが日本経済にもプラスの刺激を与える事になると思います。
そのためにも,民主党内閣には早期に総辞職をして頂いて,来年早々にでも,
解散総選挙を行って欲しいですね,私としては。
日本では今や,「国防力強化こそが最優先課題」であるのだと感じます!