ブロブロガー@くつログ

Proと呼ばれたい...そして日々悪戦苦闘する
Brofessional な職業人の安息の日誌

◇黒田バズーカG20の理解を得る~麻生銃はワシントンで命中!

2013-04-21 | 経済


> 黒田日銀新総裁がデビュー戦を果たしたG20が無事閉幕した様ですね!
> 黒田総裁の「異次元金融緩和」は、「第一の矢では無くバズーカ砲」と呼ばれ
> て世界中を驚かせましたから、G20での国際批判が心配されていましたが、
> 前回のG20でのアベノミクス批判と同様に、首尾よく国際理解を得る事が
> できた様子です。


▼G20閉幕 黒田日銀総裁の「デビュー戦」の成果を解説します。(13/04/20)

http://www.youtube.com/watch?v=ilwUuzG099c

▼金融緩和、G20で理解得られた…黒田総裁
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20130421-OYT1T00020.htm?from=main1

為替市場にも強烈なインパクトを与えた黒田総裁の「異次元金融緩和」でした
から、多少の国際批判は覚悟していましたが、G20での「お墨付き」を得た
ならば、これで一件落着ですね!

> 一方で、日本の財政再建問題については、かなり厳しい注文を付き付けられ
> た様です。


まぁ、そちらについては麻生財務相の管轄ですから、特に心配はしていません。
景気回復と財政再建の優先順位と手順については、麻生財務相が的確に判断
される事でしょうから。


▼◇今必要なのは財政再建ではない!~麻生元総理,財政政策を語る
http://blog.goo.ne.jp/ayakikki/e/90883d6c13f23f77f710ead73be03da0

> そう云えば、G20閉幕後のワシントンで麻生財務相がアベノミクスの目的
> と狙いについてスピーチしたそうです。


▼麻生財務相、米・ワシントンで「アベノミクス」についてスピーチ(13/04/20)

http://www.youtube.com/watch?v=PCcBc-yBRII

▼「私も戻ってきました」麻生氏、米でアピール
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130420-OYT1T00884.htm?from=main7

これを見る限り、麻生さんの軽妙なジョークも絶好調の様子ですね!
今年度予算案も既に衆議院を通過して、来月15日の成立が確実になりました
から、余裕を感じますね。


> 甘利TPP担当相の方も、TPP交渉参加への関係11カ国の承認を得て、ほっと
> 一安心した様子です。


▼TPP交渉参加カナダが歓迎の声明発表、日本は7月にも参加へ(13/04/20)

http://www.youtube.com/watch?v=VNcHHwviqwQ

安倍首相自身も、「アベノミクス第三の矢=成長戦略」について、少しずつ方針
を公表
し始めたみたいです。


▼安倍首相「日本国民の能力信じる」成長戦略のキーワード挙げる(13/04/19)

http://www.youtube.com/watch?v=1vI8KzExvXE

> 今回の記者会見の発表では、「女性の人材活用」について、強く前面に打ち出
> したみたいですね…。


経済成長戦略と云うのは、財政・金融政策とは異なり、中長期に渡る経済政策
の舵取りと基盤整備の事
ですからね。
その大前提として、日本の人口問題に目を向ける事は、至極当然の事柄です。
つまり、超高齢化と生産年齢人口の減少、さらには総人口の減少問題ですね。


> そう言えば、日銀の白川前総裁は、デフレが常態化している日本の現状を
> 人口問題に根本原因が在ると主張していましたね?


そもそも人口問題と経済発展との関連性については、マルサスが18世紀末に
有名な『人口論』を著して展開した議論
です。
この時マルサスは、食料の増産が人口増加に追いつかないと云う、当時の食糧
生産技術の限界を歴史統計的データで実証して自身の主張を展開していました。


> 産業用ロボットが登場して、無人の工場でも全自動で製品の製造が可能にな
> った現代とは、そもそも議論の前提が異なる訳ですよね…。
> マルサスは過去のデータを利用していたので、技術革新による生産性の向上
> などについては考慮していません。

同様に、現代においても、生産年齢人口の減少によって、将来の日本はもはや
経済成長が不可能であるかの様な暴論を主張する人々
が居るのですが、昔から
この様な未来予想屋の主張が的中した例は数少ないです。


> あはは…人類の英知は、必ず困難な問題を克服して来た歴史ですからね!

そもそも、70年代のオイルショックの時代の予想では、もう既に21世紀の
現在では、石油資源は枯渇してしまっている事になっていました
から…。

> 以前、このブログでも取上げた『成長の限界』ですね。
> でも、この書物の影響で、「持続可能経済」に対する我々の認識は、随分洗練
> されましたよね…。


▼◇「成長の限界」から「不都合な真実」まで。。。
http://blog.goo.ne.jp/ayakikki/e/51b58da2d8447f7fea411cfeddf920c0

そうですね…私は『成長の限界』を読んでから、同時に「自由市場経済の限界」
を感じていました
から、イデオロギーとしての共産主義や社会主義以前の問題
として、「持続可能経済」へのアプローチ方法としての「計画経済」の必要性
積極的に認めるように変化しました。


> 自由市場だけの力では、人類社会は持続不可能ですか!
> それが、「混合経済体制」を支持する由縁ですね。


話をアベノミクスの成長戦略に戻しますが、結局、将来予想されている労働者
不足への対応策の一つ
として、「女性の人材活用」とそれを支援する環境整備
が示された訳です。

> でも、潜在失業者で溢れている日本の現状では、何かピンときませんね…。
> 今は労働力は過剰に在って、仕事の方が少なくて困っているのです。


長いデフレ不況に苦しんできた日本経済ですから、労働者不足などの状況は
想像すらできない
事なのかもしれません。
でも、いよいよデフレ脱却後の日本経済の姿を構想する段階に来ている訳です
から、労働者不足は無視して良い問題ではありませんよね。

> なるほど…我々も、そろそろデフレ・マインドから脱却しておかない事には、
> インフレ状況下での経済計画など、とても覚束無いですね…!


だからこそ、インフレ経済の感覚を伝道する意味でも、「バブル親父の回顧録」
シリーズ
をそろそろ始めようかと模索しているのです…。


> おっ…それは有意義かもしれない!
> 「恥を晒す」覚悟は、もうできた訳ですね?


当時の関係者の迷惑にならない程度にはね…話題は適切に限定します…。


> う~ん…何か外交機密文書を公開するみたいに慎重な話ですね…。
> たかが、巷間に溢れる某バブル親父の始末記、だけなのに…。


それこそは、かつての私の一生を貫く最重要課題で在った…訳ですからね。



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