あずまクラブ(越前の守)です。正しい心の探究をします。

”人間は夢とロマンを持つから動物とは決定的に違う”から始めます。正しい心の探究です。

天安門事件を忘れない 再オープンの香港「六四記念館」が盛況 2019.06.07

2019-06-08 00:30:39 | 日記

理想国家日本の条件 さんより転載です。

天安門事件を忘れない 再オープンの香港「六四記念館」が盛況

中国の民主化を求める学生たちが、中国共産党によって武力弾圧された1989年の天安門事件から、30年が経った。

中国では、情報統制が敷かれているため、天安門事件について触れられることはない。

しかし、香港では4月末、天安門事件に関する資料を集めた「六四記念館」が3年ぶりに再オープン。多くの人が訪れている。

連日多くの人々が訪れる「六四記念館」

本誌編集者は1日、香港の繁華街・旺角(モンコック)の雑居ビルの10階にある記念館を訪れた。

だが、ビルの入り口には、何も案内がないため、一度、通り過ぎてしまった。2つ隣の店の前でチラシを配っていた店員も、その存在を知らなかった。再オープンして早々、襲撃事件があったため、ビルのオーナーから看板設置を禁じられているのだろうか。

中に入ると、それほど広くないスペースに、天安門事件の犠牲者の遺品やジャーナリストたちの証言映像、時系列でまとめた写真、当時のさまざまな報道資料などが陳列されている。

常時20~30人が熱心に見学。海外からの訪問者も少なくなさそうで、欧米人や日本の報道関係者の姿も見られた。連日、約200人が訪れているという。

香港の「六四記念館」では、多くの人が熱心に展示物に見入っていた。

「香港にとっても、中国の民主化は理想だった」

リー・シェク・ワン氏

プロフィール

香港市民支援愛国民主運動連合会の事務局長

編集者が記念館を立ち去ろうとした時、記念館の責任者の一人で、天安門事件の追悼集会を主催する香港市民支援愛国民主運動連合会(アライアンス)の事務局長リー・シェク・ワン氏が、偶然、記念館を訪れた。

リー氏は5月、香港の民主派から「民主主義の父」と呼ばれる元政治家のマリン・リー氏と共に訪米し、ポンペオ米国務長官に、逃亡犯条例改正阻止への支援を陳情した人物だ。

リー氏に声をかけたところ、取材に答えてくれた。

「私たちは今、香港の未来と人権と自由を守れるか否かの重要な分岐点に立っていると思います。私の世代は30年前、中国共産党の弾圧政策に気づき、学生たちの民主化運動を支援していました。みんなが『中国は変わる』と信じていました。香港にとっても、中国の民主化は理想だったのです。

しかし、この運動は残酷にも潰されました。天安門広場に戦車が突入し、そこに集まっていた人々を虐殺したのです。いまだに死者の数すら分かりません。この事件は香港の人々にとって、忘れがたいものとなりました。『一国二制度』の相手国は、自国民を平気で虐殺する国であるということです。

私たちは30年間、天安門事件の犠牲者を追悼し、共産党政権の存在に異議を唱えてきました。追悼式を通して、『六四事件はその日限りのことではない。共産党は今も毎日、独裁的弾圧を行っているのだ』と世界に訴えようとしています。そして、ただ追悼するのではなく、香港の自由や中国の人権のために戦う"大義名分"に昇華していくことが、重要だと思います。

私たちの運動は、過去に戦って命をなくした勇者たちを弔い、今生きている人々の自由と人権のために戦う運動です。六四記念館は、天安門事件の記憶を抹殺しようと企む共産党の動きを阻止することを目的に、創設しました。私たちはその記憶を大切に保存したいのです。そして、中国から香港を訪れる方々にご来館いただき、1989年に本当は何が起きたのか、知っていただきたいのです。私たちは真実を守り、真の正義を要求し続けるつもりです」

追悼集会で自由や民主主義を守ることを誓う

4日、リー氏らが主催する数万人規模の追悼集会が、香港のビクトリア公園で開かれた。参加者はろうそくを片手に、天安門事件で命をなくした勇者たちに思いを馳せつつ、香港の自由や民主主義を守ることを心に誓った。

4日に香港で開催された、天安門事件30周年追悼集会の様子。

本誌7月号では、「天安門事件から30年 中国の若者が再び立ち上がる」という特集の中で、天安門事件を研究してきた専門家や中国出身の人権派弁護士、元共産党エリートなどにインタビューしている。彼らは一様に、中国民主化の希望を抱き続けていた。

日本は世界のリーダー国として、自由と民主主義の価値観を大切にする国々を団結させ、中国の民主化を支援していくことが求められるのではないだろうか。

【関連書籍】

幸福の科学出版 『愛は憎しみを超えて』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=2167

【関連記事】

2019年7月号 天安門事件から30年 中国の若者が再び立ち上がる

https://the-liberty.com/article.php?item_id=15789

2019年6月2日付本欄 天安門事件から30周年 東京都内の記念集会で活動家らが日本の対中宥和路線を牽制

https://the-liberty.com/article.php?item_id=15837

 

「自由の創設」のために報道を行っていきたいと考えています。1口1万円からご支援いただければ幸いです。

「ザ・リバティWeb」協賛金のご案内

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『新独立自尊 第13回 評価され始めた日本のインド太平洋政策』あえば直道氏

2019-06-08 00:21:44 | 日記

理想国家日本の条件 さんより転載です。

★月刊JCU(2019年6月):J-CPAC2019チケットセールスがスタート! 『新独立自尊 第13回 評価され始めた日本のインド太平洋政策』______________________________________
【今月の目次】
1.イベント報告(2019年5月)
・J-CPAC2019のチケットセールスがいよいよスタート!
・あえば議長が韓国保守派と会談!KCUとの更なる連帯強化へ
2.イベント情報(2019年6月・7月)
・『正論』7月号にJ-CPAC2019広告掲載!
・夕刊フジに全面広告掲載!
・JCU SPECIAL CONFERENCE開催決定!
3.先月の論説
・人気記事:「新独立自尊」第13回 評価され始めた日本のインド太平洋政策
・その他の記事一覧

*English below.                                                       
________________________________________
1.イベント報告(2019年5月)
【J-CPAC2019のチケットセールスがいよいよスタート!】
第3回目となる保守派最大の政治コンファレンスJ-CPAC2019が開催決定致しました!昨年はホワイトハウスからミック・マルバニー大統領首席補佐官代行やThe American Conservative Unionのマット・シュラップ議長が来日するなど米国からの要人も多く参加し、約1400名の方にご来場いただきました。本年は「乱世を拓け」をテーマに昨年を超える規模での開催を予定しております。東アジアの最新情勢やアメリカ政治の裏側まで、ここでしか聞けないオフレコな情報が満載のイベントとなっております。この夏、最高の感動を体感してみませんか?!

詳しくはこちらの特設ページをご覧ください!
http://www.jcpac.org/landing/index.html

※ご不明な点等ございましたらお気軽に事務局までご連絡ください。
一般社団法人JCU事務局:080-7949-2233 / info@conservative.or.jp

【あえば議長が韓国保守派と会談!KCUとの更なる連帯強化へ】

5月20日(月)より3日間の日程で、JCUあえば議長とThe American Conservative Union(ACU)ダン・シュナイダー事務局長が韓国を訪問し、韓国保守派と会談を行いました。自由韓国党及び大韓愛国党の党首とも会談を行い、アジアにおける保守の連帯を強めていくこと、昨年立ち上げたKorean Conservative Union(KCU)を中心に韓国で強固な保守地盤を作っていくことで合意しました。今後も、ACU、JCU、KCUの連携を更に強固なものにしていくことで、自由と民主主義の拡大に邁進して参ります。

詳細はホームページをご覧ください。
https://conservative.or.jp/news/kcu_2019may/

「朝鮮半島の未来を拓くために」

2.イベント情報(2019年6月・7月)
【『正論』7月号にJ-CPAC2019広告掲載!】

6月1日発売の『正論』(産経新聞社)にJ-CPAC2019の広告が掲載されております!本年も日本に上陸する日本最大のポリティカルカンファレンスの熱狂が全国の皆様へ。昨年を超える規模とゲストにご期待ください!

【夕刊フジに全面広告掲載!】
6月発売の夕刊フジにJ-CPAC2019の全面広告が掲載されます!お手に取ってぜひご覧ください。皆様の参加を実行委員会一同、心よりお待ち申し上げております。

【JCU SPECIAL CONFERENCE開催決定!】
7月7日、28日の日程で「令和時代の未来予想図~政治・経済・外交・IT~」と題して、スペシャルセミナーを開催致します。当日は、あえば議長より国際政治の潮流から日本の進むべき道、未来を構想するための視座を学びます。また、クリプト・キャッシュの創始者、中村宇利氏(マサッチューセッツ工科大学客員研究員)より今後のネット社会において脅威となる量子コンピューターとはどのようなものなのか、それに対抗するためのイノベーションとはどのようなものなのか学びます。

今回のセミナーでは、中村宇利氏の最新書籍『暗号通貨が世界を変える!』の出版記念講演も兼ねております。登壇者との交流の時間も予定しておりますので、奮ってご参加ください!

・名古屋セミナー:7月7日(日)13:30受付/14:00開演 ウインクあいち1101号室
・大阪セミナー:7月28日(日)13:30受付/14:00開演 グランフロント大阪カンファレンスルーム タワーC01-02(予定)

両日とも講演の内容は下記の通りです。

(1)「令和時代の未来予想図~乱世の到来に備えよ~」

講師:あえば直道(一般社団法人JCU議長、APCU議長、元共和党全米委員会アジア担当顧問、政治評論家)

(2)「暗号貨幣が世界を変える~先端暗号技術が創る未来~」
講師:中村宇利(クリプト・キャッシュ創始者、マサッチューセッツ工科大学客員研究員、株式会社エヌティーアイ代表取締役)

ご不明な点はJCU事務局までお問い合わせください。

3.先月の論説
【人気記事】
「新独立自尊」第13回 評価され始めた日本のインド太平洋政策
https://conservative.or.jp/news/jay_nisc13/

安倍首相は就任当初から、中国の「一帯一路」などによって力による現状変更がなされないよう、インド太平洋地域全体における、法の支配や航行の自由といった基本的価値の普及と、地域の経済的発展をめざした外交を展開してきた。これを代表するのが、2016年8月にケニアのナイロビで提唱された「自由で開かれたインド太平洋戦略」(Free and Open Indo-Pacific Strategy)、略称FOIPである。

FOIPSは、「航行の自由等の基本的価値の普及・定着」、「経済的繁栄の追求」、「海上法執行能力構築支援等の平和と安定のための取組」を三本柱としており、これらに基づく政策に協力して取り組んでいこうというものである。この構想は、トランプ大統領やオーストラリア首相の支持を得たものの、およそ3年にわたって肝心の東南アジア諸国には警戒されたままであった。

どのように警戒されてきたのかは、防衛研究所の庄司智孝氏の論説に詳しいが*1、要するに、東南アジア諸国連合(ASEAN)の役割低下や、中国との関係悪化への恐れから、「どちらかといえば不安の方が大きい」状態が続いていた。しかし、ここに来て、こうした流れに変化が見え始めている

たとえば、タイの代表的新聞であるバンコク・ポストは「日本のインド太平洋構想を理解する」(Understanding Japan’s Indo-Pacific initiative)という記事を発表し、「環境、ガバナンス、社会問題について良好な記録を残してきた」日本政府が主導する同構想は「アジア全域の政策の母」であると評価している。*2

これはもちろん、1950年代後半から東南アジア諸国との良好な関係を構築し続けてきた日本政府の姿勢が、改めて評価されたということでもあろう。
同時に、中国の「やりすぎ」がようやく白日の下にさらされたという要因もある。

バンコク・ポストは記事のなかで、中国との名指しこそ避けているが、地域での行動規範を大国が守ることの重要性が指摘している。日本政府は「より多くの友好国と信頼獲得することの重要性を長く熟知してきた」と評価されている一方、「行動規範を守らない大国」の存在が示唆されている。これが、海洋進出と債券外交を進める中国を示しているのは、明らかだろう。

マレーシアでは94歳になるマハティール首相が、中国からの汚職漬けになっていたナジブ前首相を昨年倒し、中国の影響力を低める動きを見せている。これも、中国の債券外交の危うさに、民衆が気付いたからである。このことについては、次回詳しく説明しよう。

ともあれ、日本のインド太平洋構想がようやく評価を勝ち取り始めた。外交には忍耐がつきものであり、我々は早急な「成果」ばかり望まず、こうした実直な戦略を支援しながら成功へと導くことも重要だ。JCUならびにAPCUが、こうした関係構築の一助になればよいと、私自身も願っている。

*1 庄司智孝, 「「自由で開かれたインド太平洋戦略」とASEAN――不安と期待」, https://www.spf.org/iina/articles/shoji-southeastasia-foips.html

*2 Bangkok Post, Understanding Japan’s Indo-Pacific initiative, https://www.bangkokpost.com/opinion/opinion/1663156/understanding-japans-indo-pacific-initiative

【その他の記事紹介】

地方選挙の「なり手不足」と独立自尊
https://conservative.or.jp/news/local_election/

(以下の記事及び『新 独立自尊』連載第3回以降は、JCUネットワークパートナー限定公開です)

『新 独立自尊』 連載第12回 その国のリズム(JCU議長・あえば直道)
https://conservative.or.jp/news/jay_nisc11/

プーチン政権に「小物」扱いされた北朝鮮のどん詰まり
https://conservative.or.jp/news/northkorea_russia/

バイデン副大統領の「対中音痴」
https://conservative.or.jp/news/biden_china/

『新 独立自尊』 連載第14回 マハティールの老獪な対中交渉(JCU議長・あえば直道)
https://conservative.or.jp/news/jay_nisc14/

「イランの最期」に言及したトランプの真意
https://conservative.or.jp/news/iran_trump/

『新 独立自尊』 連載第15回 令和時代の日米同盟(JCU議長・あえば直道)
https://conservative.or.jp/news/jay_nisc15/

拡大するファーウェイ包囲網
https://conservative.or.jp/news/huawei_encircled/

ネットワークパートナー登録はこちら↓
https://conservative.or.jp/network/
ニュースは随時更新しています!!!
JCUニュースページ
https://conservative.or.jp/news/

____________________________________________
↓ご感想・ご質問などはこちら↓
info@consevative.or.jp
一般社団法人JCU
The Japanese Conservative Union
※尚、こちらのメールはJCUあえば議長ほか弊団体スタッフと名刺交換させていただいた方、及びこれまでお力添えいただいた方にお送りさせていただいております。
____________________________________________

https://blog.goo.ne.jp/sakurasakuya7/e/ceba2e3da2c6232e31459b485fd267b1

あえば直道氏とトランプ大統領

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2393954920656721&set=a.653257418059822&type=3&theater

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【消費増税】選挙前に必見!いくら増税しても″国の借金″が増え続ける理由【ザ・ファクト×釈量子】

2019-06-08 00:19:31 | 日記

理想国家日本の条件 さんより転載です。

【消費増税】選挙前に必見!いくら増税しても″国の借金″が増え続ける理由【ザ・ファクト×釈量子】

2019年10月に予定されている消費税10%への増税。 幼保無償化の財源とされているが、
増税してまでしなければならない政策なのか?
政府は選挙のたびに補助金や給付金などをバラ撒いてきた。
その結果が、政府の借金1,100兆円である。
 
人気取りのポピュリズム政治。 票目当てのバラマキ民主主義。 衆愚制・・・。
 
日本の民主主義は間違っていないか!?
 
 
【出演】 釈量子(幸福実現党党首) 喜島克明(幸福の科学広報局)
【関連動画】 一億総「買収」社会!?合法的買収のカラクリ https://youtu.be/9dWG5llU36E
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新刊!「「日露平和条約」を決断せよ」メドベージェフ首相&プーチン大統領 守護霊メッセージ  いまが、ラストチャンス。 安倍総理よ、腹をくくれ。

2019-06-08 00:00:10 | 日記

危機に立つ日本さんより転載です。

やはり日本の外交は、後手後手で情けないですね。

未来につながる外交をおもいきっておこなうべきです!!!

 「日露平和条約」を決断せよ

メドベージェフ首相&プーチン大統領 守護霊メッセージ

著者   大川隆法

発刊元   幸福の科学出版

発刊日    2019-06-15

いまが、ラストチャンス。 安倍総理よ、腹をくくれ。
ロシアと組めば、北朝鮮・中国の 核兵器を無力化できる!
○八方ふさがりの「北方領土問題」、起死回生の一手

 ○成功を装う安倍外交、その実態、本質は

○G20でも注目すべき、国際政治を動かす主役と力学

 


 ■■ しゅ・ご・れい【守護霊】 ■■ 人間の潜在意識のことで、あの世から地上にいる人を守る過去世の魂。タテマエではない本音を語る性質がある。


■■ ドミートリー・メドベージェフの人物紹介 ■■ 1956年~。ロシアの政治家。1990年、レニングラード大学大学院で法学博士号を取得。早くからプーチンの側近として国政に関与し、2000年にプーチンが大統領に立候補すると、選挙対策本部責任者として当選に貢献。その後、大統領府長官、第一副首相を歴任する。2008年の大統領選においてプーチンの後継指名を受け圧勝。プーチンを首相に指名し、二頭体制が発足した。2012年、プーチンの大統領再任に伴い首相となる。


■■ ウラジーミル・プーチンの人物紹介 ■■ 1952年~。ロシアの政治家。レニングラード大学法学部を卒業後、旧ソ連のソ連国家保安委員会(KGB)等を経験。エリツィン政権の末期に首相となった後、「強いロシア」を掲げて大統領を二期(2000~2008年)務める。いったん首相に戻ったが、2012年3月、2018年3月の大統領選に共に勝利し、通算四期目の大統領に就任。親日派であり、柔道家としても知られる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

議員歳費の自主返納案が参議院で可決 与党は増税しても、身を切らない 2019.06.06

2019-06-08 00:00:10 | 日記

国民の税金を食いつぶしている自覚のない政治屋ばかりです。

理想国家日本の条件 さんより転載です。

2019年06月07日 10時58分30秒 | リバティ 学園 幸福実現党 関連  

https://the-liberty.com/article.php?item_id=15849 The Liberty Webより

議員歳費の自主返納案が参議院で可決 与党は増税しても、身を切らない

《本記事のポイント》

  • 与党は、消費増税を進める一方で、身を切る改革を行わず
  • 自民の公約には「公務員総人件費2兆円削減」とあったが、公務員の給与は増加
  • 党派やイデオロギーを超えて、消費増税に反対すべき

与党は10月に消費増税を行う予定だ。国民に負担をお願いする形だが、自らの身を切る気はないようだ。

参議院の定数増に伴い、参議院議員の歳費を削減する与党提出の国会議員歳費法改正案が5日、参院本会議で可決された。

同法案は、参院議員が1人あたり月額7万7000円を目安に、3年間に限って自主的に国庫に返納できるというもの。1票の格差を是正する目的で、昨年成立した改正公職選挙法により、議員定数は6人増え、費用は約31億円増大した。今回の法案は経費増大への対応策となる。

しかし、改正案に対しては「国民をないがしろにしている」という批判が巻き起こっている。議員は、歳費の返納が義務づけられているわけではない。仮に全議員が行っても、年間約2億円の削減にしかならず、しかも3年間という期限付きだ。

もし、赤字会社のコスト削減案として、31億円の経費が増えるのに、2億円の経費を3年間だけ減らすというアイデアが採用されれば、誰もが経営感覚を疑うだろう。しかし、それがなぜか、法案を提出した与党の考えでは許されているのだ。

自民の公約だった公務員人件費の削減はどこへ?

このような誤魔化しは、まだ可愛い方かもしれない。もともと自民党は、旧・民主党から政権を奪還した2012年の公約として、公務員総人件費2兆円の削減を掲げていた。マニュフェストにはこうある。

「わが国の厳しい財政状況に鑑み、5年間の『集中財政再建期間』において、将来の国家像を見据え、計画性を持ちつつ、国・地方を含め幅広に公務員等の給与を削減すること等により、公務員総人件費を国・地方合わせて年間2兆円削減します」

安倍政権は長期政権となり、国会では3分の2以上の議席を有しているのに、一向に実行に移さない。むしろ、公務員の給与は5年連続で増え、堂々と公約を破っている。そうした中で、議員定数を増やして増税を強いるやり方は、国民軽視と批判されても仕方がないだろう。

本誌・本欄では、消費増税ではなく、「消費減税」によって景気を回復させ、税収を増やし、財政再建を進めることを求めている。だが、その考えに賛同しない増税派でも、今回の法案には賛成するのだろうか。増税するにしても、行政コストを減らすという条件をつけて行うのが筋ではないか。

参院選が近づく今だからこそ、党派やイデオロギーを超えて、政府が進める増税路線に反対を唱える必要がある。

(山本慧)

 

【関連記事】

2019年6月号 「役所仕事」を4倍早くする - America ルポ PPP先進国アメリカから学ぶ

https://the-liberty.com/article.php?item_id=15667

2019年5月号 PPP先進国アメリカから学ぶ 福祉は「減税」でこそ、充実する

https://the-liberty.com/article.php?item_id=15554

 

「自由の創設」のために報道を行っていきたいと考えています。1口1万円からご支援いただければ幸いです。

「ザ・リバティWeb」協賛金のご案内

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【幸福の科学の会員になってみた】入信一ヶ月目の方との対話【新・三帰者へのメッセージ】#与国秀行 #幸福実現党 #チェンジジャパン

2019-06-08 00:00:10 | 日記

理想国家日本の条件 さんより転載です。

【幸福の科学の会員になってみた】入信一ヶ月目の方との対話【新・三帰者へのメッセージ】#与国秀行 #幸福実現党 #チェンジジャパン

2019/06/05 に公開
 
YouTubeで活躍中の 幸福実現党外務局長・及川幸久と、 幸福実現党党員・与国秀行初コラボ!
台本なしのぶっちゃけトークで、 幸福実現党党員の本音を暴露!
世界の潮流を読み解きながら 変わらなきゃならない日本の問題を追及する 政治・宗教・陰謀アリの 情報発信チャンネルです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする