箴言集 「仕事への言葉」大川隆法著 より
「仕事への言葉」68 叱られ上手が、よく伸びる人である。
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叱られ上手とは、叱った人に感謝で答えることであろう。
学生の間や未成年の場合は叱られやすい年代である。
しかし、社会にでると、一人前だと思われるから、誰も直接は叱らなくなる。
そして、叱られる代わりに、常識のない人だと烙印が押されるのだ。
社会人になっても叱られることは、指導の意味が込められている場合が多いものだ。
だから、「指導していただいてありがとう。」の感謝の言葉が必要なのだ。
叱ったのに感謝された人は、優しい言葉で次の指導がしやすくなり、また叱られた(指導を受けた)人は明るい気持ちで指導を受け入れやすくなり、知識や技術の上達だけでなく、リーダーになれる人格が磨かれて行けるのだ。
叱り方の勉強にもなりますね。これが「生かす愛」です。
もしそこで、プライドが傷ついて反発すると、二度と叱られなくはなるが、誰からも期待されない役立たずの烙印が押されてしまうのだ。