箴言集 「病の時に読む言葉」 大川隆法 著
「病の時に読む言葉」㉓ この世に異性が存在したことに感謝しよう。
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人間には寿命があります。だから種族の保存として男女があり性欲がセットとなっています。カタツムリみたいに雌雄同体ならば種族の保存ができます。
人間に異性がなければカタツムリのように、異性の事を考えなくて済み、子供は気が向けばいつでも埋める体になっているはずですね。
異性が存在することにより、異性へのあこがれや、好きになる感情が発生する喜びがあります。性欲により結婚があり家族を作って維持する喜びがあります。
しかし、多くの場合、異性へ思いが届かない場合や、嫌われる場合がありますね。思春期になると喜びどころか苦しみがを経験するのが常です。この相手の考えが分からないがゆえに、自分の悪い所を探す考えが芽生えます。なぜ?と考える事が増えるのです。自分の思い通りにならないことを経験するのです。
大切なことは、思い通りにならないからこそ、そこに智慧がうまれるのです。人間きらいになる原因にもなりますが、何とかうまくいかないかと考える所に希望があり、工夫をする努力が芽生えるのです。この努力こそが、人間の魂を磨くことになるのです。
つまり、魂を磨く一番の存在が異性になる訳なのです。
カタツムリは、時期がくれば子孫を排せつするだけです。深く考える機能は不要ですね。本当は、カタツムリにも魂があり、敵に見つからずに餌を探すことだけでも、この世に生まれた魂の磨きになるのです。魂の発展のための一つのステップとして存在しているのですね。
異性が存在するというのは、一段と高い魂の磨きをせよとの、神様の慈悲になるんです。感謝をすれば、磨きが成功となるのですね。