何か大それたタイトルですが。
動画サイトでもタイトルを入れると確認できました。
昨年の大津波で、釜石市の小中学生が、全員が避難した事実。
これに携わってきた群馬大学の片田教授の防災教育の成果だそうです。
「とにかく逃げる子になる」
「お母さんは、君が逃げられる子だと信じたら、お母さんも逃げることが出来る」
そう、教授は教えました。
大切なわが子を、万難を排しても迎えに来るのが母親でしょう。
しかし、それは、共倒れにもなりかねない。
避難訓練のたびに、僕はここに逃げるよ、と家に帰ったらお母さんに説明をしてごらん。
そして、絶対僕は逃げるから、お母さんも、その時は、逃げてね。
それから、避難所へ迎えに来てくれる。
これが教授の防災教育でした。
3,11
彼らは、家にいて逃げようとしないお爺ちゃんを説得して逃げました。
お爺ちゃんは、すごい防波堤がある、ギネスブックにも載っている。
だから大丈夫だといって、逃げようとしない。
でも、孫は、自然の起こすことは、どんなことになるか分らない、だから、大丈夫だなんて無い。
と、教授が教えたとおりに逃げることを泣きじゃくりながら言う。
孫に言われたお爺ちゃんともども、津波から逃げることができた。
今。地震は、昨年の地盤変化により、1年でおきる地震の数が一ヶ月で起きている。
人生において、交通事故にあって亡くなるのは、0.2%
火災にあって、亡くなるのは、2%
しかし、地震で被災するのは、今や、60%から80%と言われている。
必ず生きているうちに、あると、地震専門家は断言している。
その時するのは、自分を一番に守ること。
自分を自分で逃がすことができたら、全員が逃げられる。
避難先では、なかなか家族が行き会うことが困難な人口の多い都市部に住んでいらっしゃる方は、避難先での、待ち合わせを決めておく。
体育館の横、グラウンドの鉄棒の前・・・etc それと、時間を。
家族間での決め事をしておく。
我が家は、自分の家の瓦を気をつければ、外からの災害は無いと、安心している自分ですが・・・
3日間の食料や、必需品などを真剣に用意しなければならないですね・・。
もはや、どの地域は安心だ・などと言っていられるときではないのですから。
という心構えでいよう。
その中で、毎日、すべきことをすべき時に、こなして生きていく。
笑いながら、泣きながら、怒りながら、心配しながら。
自然の中で、精一杯生きて、自然の中で命を全うすることは、決して悲しいことじゃない。