行ってきます・とただいま・の間。

2013,1に長男から貰った、SONY NEX-F3で撮っています。
その日の事柄と撮りたて写真で残してます。

好きになること。

2016年05月16日 10時08分12秒 | 日記

人を好きになるのに時間はいらない。。

顔形・感性・行動・思考・・・・・・その時の匂い。

結婚しても積み重ねてきた時間長さで、掏り替わったそれら。
また結婚してお互いが乗り越えてきた事柄で尊敬していく、感謝していく。
逆に、見限る・諦める・突き放す・壊れる・・・・

それらの始まりにも『好き』という幸せに満ちた感情がある。
好きになったら放したくない・離れたくない・・・嫌われたくない。

2人きりの時間は誰にも入られたくない空間がある。
甘えて・近づいて・重ねる言葉は2人のものになる。

普通は。

 

 

なのに、どんなに寄り添っても、先に位置する人があったら叶わないこと。
それを押しのけても手にいれたい感情は、エゴなんだろう。

一人では沸かない感情。
お互いが手にしたい幸せに努力しよう。そう確認しあった。

『破綻している』 その言葉も信じよう。
慰めよう・力になろう、2人のためだから。

好きなんだから・・・・
嫌われたくないんだから・・・・・

誰も傷つけるわけじゃない。
心で通いあって、いつかその時がくるまで水面下で支えあうんだから。

しかし・・・・

悪魔は必ず邪魔をする。
憎しみの心と嫉妬の感情は幸せという命を見逃さない。

自分のもつ愛が薄れていけばいくほど幸せという言葉に嫉妬していく。
自分への愛が無くなったと感じた瞬間に憎しみに変化する。

誰を責めようか・・・

 

 

 

手を差し伸べても・・
ぬくもりある指は遠い。

救いのまなざしを向けても・・
相手に映るのは般若の面。

 

罪業を知った時、この恋に未来がないことを確信した。
未練の波にのまれて、耳に残るメロディが襲ってくる。

『好きだった・・・・』

吐き出す言葉は清清しくはなく、未来への扉を開けるための魔法の言葉。

相手の環境がやっと変わったとき・・・無くなったと言った『好き』・・・・

もう少しもう少し時間がずれていてくれたら・・・
笑顔を重ねることができたのだろうか。

今はもう涙で滲むだけ。

 

 

その涙がいつか飾りじゃなくなるように。